いい加減社長の映画日記

ウダウダのいい加減社長の映画鑑賞の感想などを載せていきます。

それでも恋するバルセロナ/Vicky Cristina Barcelona

2009-06-28 17:57:46 | 映画(サ行)
ほんとは、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を観たかったんだけど。
ネットで空席を調べてたら、レイトショーでも、ほぼ満員ww。
無理に観ることもできたけど、とりあえずこちらも観たい「それでも恋するバルセロナ」を選択。

UCとしまえん」は、エヴァ効果か、かなり多め。
それでも恋するバルセロナ」は、小さめのスクリーンで、8~9割。


【ストーリー】
ヴィッキーとクリスティーナは親友同士。
ヴィッキーは慎重派で、堅実な彼と婚約中。
一方のクリスティーナは恋愛体質な自由人。
2人はアメリカを離れ、ひと夏をバルセロナで過ごすことに。
ある日、2人はセクシーな画家、フアン・アントニオと出会う。
クリスティーナが一目で恋に落ちる一方で、ヴィッキーも少しずつ、戸惑いながらも彼に惹かれていく-。
ヴィッキーの悩みとは裏腹に、順調につき合いだしたクリスティーナとフアン・アントニオ。
そこにフアン・アントニオの元妻、激情的な天才、マリア・エレーナまで現れて・・・。

【スタッフ&キャスト】
監督:ウディ・アレン
出演:ハビエル・バルデム、ペネロペ・クルス、スカーレット・ヨハンソン、パトリシア・クラークソン、ケヴィン・ダン、レベッカ・ホール、クリス・メッシーナ


なかなか、イロっぽい俳優陣で^^

まずは、モテモテのセクシーな画家、フアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)。

ま、いい男であることは、認めざるを得ないが、それにしても、うらやましい限り。

アメリカから、バルセロナを訪れる2人組。

まずは、まともな(?)彼と婚約中で、学者肌のまじめなヴィッキー(レベッカ・ホール)。

常識的であろうとしながらも、フアンへの感情が抑えられずに悩む。

もう1人は、芸術家肌のクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)。

こちらは、自分の感情に素直に行動して、フアンと交際。

そんな中、現れたのが、フアンの元妻で、過激な情熱家のマリア・エレーナ(ペネロペ・クルス)。

クリスティーナとの三角関係(ヴィッキーもいれると、四角関係?)。

これでペネロペ・クルスは、アカデミー賞助演女優賞を受賞したようですが。

フアンとの、スペイン語のののしりあい(?)は、なかなかでした。
(なに言ってるかは、よくわからなかったけど^^;)

それにしても、ヴィッキーの婚約者ダグ(クリス・メッシーナ)の、つまらんこと。

自分はスケベなくせに、世論の常識に当てはめようとして、クリスティーナの行動を非難。

なかなか、恋愛とは何か、というものを、考えさせられる映画でした。

ラブコメと紹介されていることが多いみたいだけど、コメディなのかなぁ。

そんな感じは受けなかったけど。

まじめな(?)ラブストーリーのような気も。

結婚して、夫にときめきを覚えなくなって、そこに魅力的な男性が現れたとき。

その感情は、抑えなくちゃいけないの?

肉体的な関係は、社会のルールに従わなくちゃいけないの?

でも、肉体的に魅かれるのは、動物的感覚で、論理で解決できる問題じゃない。

こんなことを書くと、いかにもモラル的におかしい、と思われそうだけど。

そのときの感情、雰囲気で、そうなってしまうのは、素直で美しくさえ思えてしまう。

もちろん、それは快楽だけを追及するものではなく、「愛情」に裏付けられてないと、単にエロになってしまう。

「愛情」は、作られたルールに縛られるほど、弱い感情ではない。

そういったことを考えさせられた作品でした。

ただ、作品としては、最後の終わり方が、「えっ、これで終わり?」という中途半端な感じで。

なんか、もやもやしたエンディング。

時間も短いんだから、もちょっとなんかないの?という気も。

ベネロペの激情的な女性もいいし、スカヨハのイロっぽいため息も、ぞくぞくしました^^

そして、ジウリア・イ・ロス・テラリーニの主題歌「バルセローナ」の舌ったらずな歌が、なんともいい。

作品としては、ちょっと欲求不満がたまるところもあれど、そこそこ楽しめた作品でした。


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