字を書く

こんにちは

今日は暑い日になってます。

蒸し暑い。

明日のパーティーのために家中のお掃除に明け暮れて

染めもミシンもできません。

せっかく自分のワーキングスペースを作ったのにね。

お掃除で少し疲れてしまいました。

そんな中。

昨日は自分の机の上に少しスペースができたので

久しぶりにノートを広げました。


ノートを広げて白い紙の上にひかれている罫線を見たらなんとなく字が書きたくなって来たのです。

昔から時々そんな気分になるときがありました。

急に縫い物がしたくなり、雑巾を何枚も塗ったり、

急に字が書きたくなって大好きな本を写本したり、

結構衝動的な気分で動く方です。



昨日はボールペンで字を書きました。

たまたま机の上に乗って居た本の最初のページから写本です。

私の場合、お手本は自分の好きな本。

なんだって構いません、自分の好きなものならね。

昨日はシュタイナーの本でした。

序文です。

ノートに一ページ分だけ写しました。

字を書くってなんて久しぶりでしょう。





皆さんは最近字を書くことはありますか？

あちこちのブログを見に行くことが多いけれど、皆さんブログはもちろんキーボードを使って書いてますよね。

手書き入力なんてあまり聞いたことがありませんもの。

私ももちろんキーボードで文章を書いて居ます。

キーボードを打つブラインドタッチも初期に比べたらずっと早くなりました。



でもそれと比例して文字を手で書かなくなりましたね。


本当はブラインドタッチで頭に浮かんだことをキーボードで書くよりも

考えながら手動で文字を書くことの方が

脳には絶対的に良いのです。

ボケ防止とか老化防止には

手紙や日記を手で書くのがいいとよく言われますよね。

でもキーボードの気楽さを覚えたら文字を書くって結構面倒な作業になってしまいました。



昨日はそんな自分を戒めて

たまには手を通して脳を刺激する時間を作りましょうと、

思い切って字を書きました。



机に向かって姿勢を正して、肩の力を抜いて、ペンを持つ。

ノートの罫線からはみ出さないように意識して字を書いてみると、

自分の文字の下手さに呆れるばかりでした。

私ってこんなに字が下手だった？

自分にがっかりです。

特に「書」という字が難しく、何度書いてもへんちくりん。

あと「る」も案外バランスが難しく、格好のいい「る」がなかなか書けません。

それでも字を書くって良いことです。


できれば毎日一ページ写本ができる時間を作りたいわ。

子供の頃習字教室に通って居ました。


座り机だったけど、机に向かって座り筆を手にすると、自然と背中が伸びましたね。

第一、筆に含ませた墨が変なところにたれたら嫌だから

はじめに筆を下ろす時はチョット息を止めたりして、チョット緊張するのです。

今思うと、

そんな緊張感を学んだことは良いことでした。

現在のようなだらけた日常の中でも、

文字を書こうとすると、あの時の小さな緊張感が蘇ってきて、

机の前で背筋が伸びるのです。


書いている人の感情がその筆圧に表れるような

万年筆が大好きでした。

いつもは字を書くなら万年筆でとこだわる方でしたが、

昨日久しぶりに手にしてみたらインクが空っぽ。

それでボールペンにしました。

ツールは何であれ字を書くことが目的でしたから。



昔から字を書くのが好き、万年筆が好き、だったので

モンブランの赤い万年筆が私のお宝。

でもね、あのペン先、アルファベットを書くには良いけど、ひらがな、漢字にはあまり向かない。

むしろ安いパーカーの方が書きやすいのです。


万年筆の写真でもアップしようかと、

モンブランをとりに階下へ行きました。

そうしてパーカーがあるはずのペン立てをみると。。。。。。。。

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