目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

どこからきたの?カマドから現れたカエル

2019-03-24 | 瞑想

昨日、カマドを解体しました。




こちらが在りし日のカマドの焚き口です。

三つの口は今の三口コンロと一緒ですよね。

人間は長い間カマドに火を絶やさないように生活して居たようです。

一度戴いた火は決して絶やさないように暮らして居ました。

現代のようにマッチもライターもない時代には

今ある火を絶やしたら次に火と出会うまでしばらく待たなければならなかったのです。


火打石を使う時代になっても火を起こすためには総出で石を打ち合わせなければなりませんでした。



私のカマドの構造は耐火煉瓦を積み上げたその上に薄いモルタルを塗ってタイルで化粧したものです。

焚き口は鉄製なので錆びて居ます。

豚の鼻のように空いている二つの穴は空気穴。

本来はもう一枚の丸い鉄がついて居て、それで穴をふさいだり開けたりして

酸素の調整をします。



天井が丸く切ってあり本当は丸い座金のようなものがはめ込んであったと思われます。

その部分は残って居ませんでした。

これがないと鍋が乗せられません。



カマドは思ったりよりも簡単に崩れ落ちました。


何より驚いたのはカマドの中から埃にまみれた金色のカエルが現れたこと。



カマドは神様の宿る場所と知ったのは壊すと決めた後でした。

それだから我が家にはもう神様の宿る場所がなくなったと嘆いて居たら

カエルが出てきたのです。


もしかしてこのカエルは神の化身か?

などと大げさに喜んで居ましたの。


それで、じゃ一つ神の化身を綺麗にしましょうか、

なんて軽い気持ちでタワシでこすってあげたのです。

そしたらあなた。

何が出てきたと思います?



裏にはっきりと「二見 興玉神社」と書いてありその横に刻印まで押されているのです。

げ、やっぱりそうだったのね。




調べてみるとなんと二見興玉神社とは

あの夫婦岩でおなじみの二見ヶ浦にある神社でした。

天照大神が隠れた岩戸もある神社だそうです。


そこには無数のカエルの置物があり、

そのカエルの正体は、なんとなんと猿田彦のお使いだというではありませんか。


猿田彦といえば古代の神話に登場し、天照大神を道案内したという国頭様。

ウィキによれば天照以前に侵攻されて居た太陽神といういわれもあるそうです。




そのお使いがカマドから出てきました。


めちゃ楽しい展開です。

それにまた出てきたカエルが金色で

これまでに見たことのない姿なのです。


その大口の開け方が凄まじく、迫力を感じますの。


舌をベロリと伸ばしたところは爬虫類っぽく、

決して可愛いとは思えません。


もったいぶらずにお見せしましょう。

じゃ〜ん




も一つ横から




ちょっと珍しい大口を開けたカエルでしょ。

新しいオーブンがやってきてから

アレヨアレヨとことが進み、

今のところ私のキッチンはこんな風に変わりました。



ですが、これは仮置きで来週の日曜日追加工事で最終的に仕上げることになって居ます。


三口だったカマドが三口コンロに生まれ変わり、ほぼ新品のオーブンがついてます。

明日は最初のパンを焼きます。

さあてどんな焼き加減でしょう。

お楽しみ



















コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 金のカエル | トップ | 新しいオーブン »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

瞑想」カテゴリの最新記事