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ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ

神田 駿河台 泊まりたい 山の上ホテル

 

JR御茶ノ水駅のちゃみず橋口で降りて、明大通りを駿河台下に下ります。

右に明大アカデミーコモンを右折します。

 

坂道を登った小高い丘の上に見えてきました。

緑の木立に囲まれて静かに佇む

文化人が集う老舗の料理ホテル「山の上ホテル」


建物は、アールデコ様式のデザイン

1920年代のパリで生まれた折衷的装飾様式です。


太平洋戦争中は、帝国海軍に徴用

敗戦後は、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)に接収され

陸軍婦人部隊の宿舎となりました。


ホテルとしての開業は1954年(昭和29年)1月20日。

GHQの接収解除を機に、山の上ホテル創業者 吉田俊男が譲り受け、ホテルとして開業。

 

ドアマンに会釈して

「作家 池波正太郎さん」の絵を探してみます。

幾何学モチーフや直線、波線形が多用されているのが特色です。


クラシックでありながら、どこかモダンな雰囲気を持ち合わせています。


正面から見て左右にセットバックされた外観です。


個性ある客室は、わずか35室のみ

どれひとつとして同じレイアウトの部屋はありません

 

客室にぬくもりを与える桜の木肌を生かした家具です。

手塗りの漆喰壁とビロード地のカーテン。

坪庭つきのスイートルームには、畳の部屋にベッドが置れています。

 

ここを、定宿にしていた池波正太郎

この部屋で詰めて、挿絵などの水彩画を描いたときを再現しています。

 

ここで食べるなら「プリン ア・ラモード」

 

ホテルには、7つのレストランとバーには、7人の名人がいます。

特に有名なのが、「てんぷら山の上」

食通の「池波正太郎」も愛したお店です。

当時は、近藤さん(現在・銀座てんぷら近藤)が揚げていました。

 

以前は、宿泊者に限って10品以上のおかずを用意した朝食があったそうな

この朝食を食べるために宿泊する人がいたとのことです。

 

いかにも「文化人の山の上ホテル」らしい


わたしも朝食を食べに行きたいものである。

 

 

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