“一宮市で二〇一六年十月二十六日、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」をしながら運転するトラックにはねられ亡くなった小学四年則竹敬太君=当時(九っ)=の父崇智さん(四ル)が二十三日、同市大江三の大志公民館で地域住民百人に講演した。崇智さんは、事故でつぶれた敬太君の水筒や靴を手に、事故状況を説明。家族で駆け付けた搬送先の病院で蘇生を願った当時を声を震わせながら語った。
今年の県内のながら運転取り締まり件数がほぼ毎月、前年を上回っていると指摘。ながら運転は殺人行為。みな人ごとで、自分や身近な人が痛い目に遭わないと分からないのかと思うとさびしい」と述べた。
講演後、崇皆さんは取材に「三年はあっという間。中学生を見ると、敬太は何の部活動をやっていたのかと、胸が締め付けられる」と語り、「ながら運転が世の中から無くなり、私が講演に呼ぱれなくなる日が来るといい」と話した。”(10月24日付け中日新聞)
記事からです。先日あるところを通ったら、多くの人が集まりスマホを見ていた。あれは「ポケモンGO」だったろうか。今でもはやっているのだろうか。この記事の事故のあった場所はボクの家の近くです。本当に悔しいでしょう。こうした事故は被害者も加害者もその後は大変です。ながらスマホの罰則は更に強化されるようです。
今のスマホ社会は異常だとボクには感じられる。高齢者はまだ少ないと思うが、誰もがスマホを手に持って移動している。鞄の中ではない。いつでも使えるように手に持っているのである。プラットホームや電車内を見ると、多くがスマホの画面を見つめている。何を見ているんだろう。皆それほどに忙しいんだろうか、皆それほどに勤勉なのだろうか。だが、皆がそうとは思えない。スマホを見つめていると、周りが全く見えなくなる。混んでこようが、弱者がいようが無頓着に動かない。そして歩きながらも見つめている。先日、ボクは自転車に乗りながらスマホを見つめている高校生と、ぶつかりそうになった。いつの時代にもこういうものは出てきたのだろうか。
ボクもスマホを持っている。宝の持ち腐れのようにあまり活用をしていない。外出して見るようなことは少ない。
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