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寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3832話) 子を諭す

2025年04月25日 | 意見
 “スーパーなどで店内を走り回ったり無駄に商品を触ったりする子どもを見かけることがあります。そんな時、その子の親が「店の人が怒るからやめなさい」と言うのを聞きます。私は「店の人が怒るから」ではなくて、やってはならない理由を親が自分の言葉で説明し、子どもをいさめるべきだと思っています。
 核家族化や、よその子をしかる人が少なくなっていることから、今の子どもは悪いことをしても注意される機会が減っていると思います。子どもが周囲に迷惑をかけるようなことをした時は、親がまず謝るべきではないでしょうか。そして、親の責任として子どもをしかり、諭すことが大切だと私は思います。”(3月29日付け中日新聞)


 愛知県高浜市の主婦・神谷さん(65)の投稿文です。この話もときおり聞く話です。子供を諭すのに、怒られるからではいけない。怒られない場所ならいいのか、と言うことになってしまう。悪いことはなぜ悪いのか、理由を持って諭さなければいけない。つい安易な方向に流れてしまうが、気をつけなければいけないことである。
 そして言われるように子供に注意することが減ったであろう。注意されることが減ったのではない。子供だからと許しているのか、気にしていないのか、親の手抜きである。だから他人の子に注意するなんて事は尚更できぬ。親切心で他人の子に注意でもしたらどんな反応が返ってくるか、分かったものではない。と書くが、私自身が体験したことではなく、聞いた話である。社会で子供を育てる時代、と言われるが、実際は逆方向に向かっている気がする。



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