“三歳の息子が通っている保育園の掲示板に「ノーメディアチャレンジ」と題して、スマートフォンやテレビなどの電子メディアを使わない生活をしてみようと呼び掛けるポスターがありました。私はそんなにスマホを操作しませんが、簡単そうだと思って一日チャレンジしてみたら思ったより大変でした。
朝起きてテレビをつけることが私の習慣でした。知りたいことがあればすぐにスマホで検索し、空き時間にはスマホでニュースを読んでいたのです。私は子どもがテレビに集中している間に家事を進めていましたが、チャレンジの間は子どもが私のそばを離れず、なかなか家事ははかどりませんでした。でもその分、会話は増えて子どもの新たな一面が発見できました。
テレビで何となく情報を得てきた私ですが、活字媒体の新聞を隅々まで読めばきちんと把握できることが実感できました。今わが家では週に一度、ノーメディアデーを実践しています。”(12月9日付け中日新聞)
愛知県岡崎市の会社員・羽山さん(女・30の投稿文です。「メディア」という言葉をを少し調べて見ると「情報を伝達する媒体・手段・技術をいい、一般大衆を対象とするものをマスメディアという。そしてマスメディアとして従来は紙を媒体とする新聞・雑誌・書籍、電波を媒体とするテレビ・ラジオだったが、現代は通信回線を利用したインターネットやスマホがマスメディアの代表となっている」と言うことになるようだ。そして羽山さんの言われるメディアも、新聞や雑誌、ラジオを除いたテレビやインターネット、スマホを言われている、と思われる。 一度手につけたインターネットやスマホがない生活なると、これはかなり難しい。生活に組み入れられてしまうので、場合によっては支障をきたす。ボクの場合でも連絡はインターネットやスマホの電話にかなり頼っている。スマホは使い始めたばかりであるが、インターネットはもう20年近い。でも所詮道具である。使い方である。使われてはならない。スマホの電車の中の光景や歩きながらの使用を見ていると、これはもう異常である。毒されているとしか思えない。こういう人にはノーメディアデーを実践してもらいたい。何事も避けるよりやってみるのはいい、体験してみるのもいい。でも毒されてはならない。常に振り返ることが必要である。
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