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寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3803話) 立候補の学び

2025年02月22日 | 行動
 “私は、学校の生徒会長に立候補しました。選挙の結果、生徒会長にはなれませんでしたが、貴重な体験をすることができました。友達の大切さが身に染みました。私が「生徒会長を目指す」と言ったら、友達はすぐ推薦人になってくれました。友達はすごく応援してくれ、その言動に触れるたび、私は力をもらいました。
 もう一つ、私が学んだことは挑戦し続けることの大事さです。生徒会長になった相手はどの学年からも人気があって、選挙戦の間、私には勝ち目がないなと思いました。でも私は諦めませんでした。どんなに困難な状況でも、私は生徒会長になって、みんなをリードしたかったのです。私は4月から中学校3年生、最高学年となります。今回の貴重な体験を踏まえて、人間として一回りも二回りも大きくなれたらと思っています。”(1月27日付け中日新聞)


 滋賀県東近江市の中学生・松吉さん(女・14)の投稿文です。今の中学校の生徒会がどうなっているか知りませんが、生徒会長に立候補されたのはいい経験になったようです。何事も機会があったらやってみることです。特に若いときはそうです。その経験はいつか生かされます。松吉さんはそのことを実感されました。
 人から押されて役を引き受ける、自分から名乗り出てその役を負う。これには大きな違いがあります。例えば前者だと協力が得やすい、後者だと自分から道を開いていかなくては行けない。ボクもこの歳になればいろいろな体験をして来ました。余り積極的では無かったので、やはり前者が多かった気がします。そして後者の例として、最近では老人会会長です。このままでは潰れると思って、自ら名乗り出ました。そしてもう5年です。十分にやり甲斐を感じています。



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