“地元・愛知県知立市の知立まつりで上演され、国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産となった「知立山車文楽」を初めて見たのは2019年5月。豪華絢爛な山車で太夫が三味線に合わせて語り、3人がかりで巧みに人形を動かす文楽の魅力にはまった。
子育ての大変な時期を終えた私は新たな趣味を探していた。新型コロナウイルスの影響もあって、しばらくそのままにしてきたが、昨春、太夫の試し稽古を申し込んだ。独特な口調や音がなかなかできなかった。今春に正式メンバーになれたものの、四苦八苦しつつ毎土曜の練習に参加している。先生や先輩の語りを繰り返し聞き、何とかものにしようと励む日々。11月の秋の山車文楽上演で私はついに太夫としてデビューした。私もさらに技量を高め、いずれは250年続く伝統をこの手で継承できたらと思っている。”(12月23日付け中日新聞)
愛知県知立市の会社員・橋本さん(女・47)の投稿文です。子育てが一段落したので、山車文楽の太夫を志す。こういう人があるから伝統は守られていくのである。橋本さんの生き方もポジティブである。一段落したので、自分の思うまま気ままに過ごそう、ゆっくりしよう、などが多いでしょうが、橋本さんは、社会活動に目を向けられた。何に目を向けるか、ここらが人生の大きな分かれ道である。やはり建設的、創造的でありたい。橋本さんは若い。まさにこれからである。思いがけないつながりや縁ができよう。
伝統を続けていくのが本当に難しい時代になったと思う。地域のしきたりなどほとんどが風前のともしびである。代わりにもっといい物が生まれればいいが、非常に疑問である。
子育ての大変な時期を終えた私は新たな趣味を探していた。新型コロナウイルスの影響もあって、しばらくそのままにしてきたが、昨春、太夫の試し稽古を申し込んだ。独特な口調や音がなかなかできなかった。今春に正式メンバーになれたものの、四苦八苦しつつ毎土曜の練習に参加している。先生や先輩の語りを繰り返し聞き、何とかものにしようと励む日々。11月の秋の山車文楽上演で私はついに太夫としてデビューした。私もさらに技量を高め、いずれは250年続く伝統をこの手で継承できたらと思っている。”(12月23日付け中日新聞)
愛知県知立市の会社員・橋本さん(女・47)の投稿文です。子育てが一段落したので、山車文楽の太夫を志す。こういう人があるから伝統は守られていくのである。橋本さんの生き方もポジティブである。一段落したので、自分の思うまま気ままに過ごそう、ゆっくりしよう、などが多いでしょうが、橋本さんは、社会活動に目を向けられた。何に目を向けるか、ここらが人生の大きな分かれ道である。やはり建設的、創造的でありたい。橋本さんは若い。まさにこれからである。思いがけないつながりや縁ができよう。
伝統を続けていくのが本当に難しい時代になったと思う。地域のしきたりなどほとんどが風前のともしびである。代わりにもっといい物が生まれればいいが、非常に疑問である。
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