”五年ほど前まで自分の一日の行動を手帳に書き込んでいました。作業が終わって線を引くとき、この上ない達成感を得られたものです。手帳をめくれば一週間分の動きなどがすぐに分かったものです。忙しさにかまけていつしかメモをしなくなってしまった今、自分が何をしていたかをすぐに忘れてしまうことが多く、不安に感じることがあります。「あのときにメモしておけば良かった」。そう後悔することも少なくありません。
それで一念発起して昨年のうちに新年用のメモ帳を買いました。家事でもどんな仕事でもメモをするという作業はその人の力になり、財産にもなると思うからです。新しいメモ帳には一日のやるべきことを記入し、前向きな気持ちで一日一日を大切にして過ごしていくつもりです。そうすれば日々の充実感ももっと味わえるのではないでしょうか。私はそう考えています。”(1月4日付け中日新聞)
愛知県春日井市の訪問看護士・嶋村さん(女・43)の投稿文です。日々の行動を記録する、している人もしていない人もあろう。習慣であろう。していた人がしなくなると、落ち着かないものである。嶋村さんはまさにそんな体験者であり、ボクも最近全く同じ体験をした。
ボクは在職中は毎年同じ手帳を使っていた。予定を書き込み、また行動結果を書き込む。行動結果は、行動時間も分かるように何時から何時と棒線を入れるものであった。昨年6月の退職し、今年からはそんな必要もあるまいと思って、100円ショップで適当なものを買ってきた。ところが使い始めてみると何とももの足りないのである。ここで数百円を惜しむこともあるまいと思って、ネットで探して買い直した。昨年までとは違うものではあるが、今にあうよりいいものが見つかった。習慣ではあろうが、記録することは大切なことである。これだけ物覚えが悪くなると、より大切である。予定も結果も書き込む。書き込む作業もボケ防止である。
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