寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3769話) 家計簿の中に

2024年12月13日 | 行動
 “結婚して家計簿をつけだしてはや40年。これまでの家計簿は全て収納棚に保管しており、気になったときに開いている。毎日の出入金をはじめ、その日の献立、ちょっとした出来事もつづってある。
 わが子2人が幼かったときのものを見ると、書かれた病院名と医療費から、風邪をひいた子どもをおんぶしたり、自転車に乗せたりして病院まで寒い日に連れて行った記憶がよみがえってくる。2人が成長するたびに私と夫それぞれの実家から祝い金をもらってきて、そんな記述を目にすれば、感謝の念が込み上げてくる。こんな家計簿はわが家の「生き証人」。これからも大切にしたい。”(11月16日付け中日新聞)


 愛知県幸田町の主婦・吉見さん(64)の投稿文です。わが妻も全く同じことをしている。結婚して以来同じ家計簿を使い続けている。毎日の余白欄は日記代わりになっている。考えて見ればボクの日記よりも長い。読み返してみれば、貴重な記録であろう。先日頼まれて来年の家計簿を買ってきた。黙っていても死ぬまで続けてくれるだろう。時にはボクにも参考になっている。続けるということは大変であるが、その分価値があることである。頼もしい相方である。



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