“三月に大学を卒業しました。在学中から希望して十月から働くことにし、春先から海外留学する予定でしたが感染拡大が続いた新型コロナウイルスの影響で頓挫してしまいました。当初留学できずに落ち込みましたが、「ステイホーム」だからこそ得られた知識や身に付いた習慣のことを思うと、大切なのは自分かどう行動するかだとよく分かりました。この自粛中に日記、家事、断捨離、筋トレ、そして新聞を読むことを始めました。
新聞を開くようになっていかに自分が世の中の流れを知らなかったかを痛感し、気になったニュースを三つ選んで日記に書き留めるようにしました。留学して英語を極めることも将来の仕事に役立つでしょうが、新聞を読むことも成長するための良き習慣だと思います。入社を予定する会社もコロナ禍で大打撃を受けていますが、「置かれた場所で咲く」をモットーに頑張るつもりです。”(8月8日付け中日新聞)
愛知県東海市のアルバイト・阿部さん(女・23)の投稿文です。このコロナ禍がプラスに働いた人もあろうが、ほとんどの人はマイナスになったであろう。特に新大学生や新社会人には辛いものになった気がする。阿部さんはその新社会人である。海外留学が頓挫し、10月からの勤めにも不安がつきまとう。その中で、得られた知識があるという。その第1が新聞を読むことであると言われる。新聞を開くようになって、世の中の流れを知らなかったかを痛感し、気になったニュースを三つ選んで日記に書き留めるようにした、と言われる。新聞を今まで読まれなかったことに、今の若い人はそんなものかと思うが、それでも阿部さんは、新聞のニュースを日記に書き留める、と言う行動に移されたことに感心する。さすが就職前に半期の海外留学をする意欲のある人のすることだと、納得もする。「置かれた場所で咲く」というモットーもいい。無い物ねだりをしても仕方がない。今後の活躍を期待します。
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