“高さ2メートルぐらいの破れたふすまを持った若い女性とその母親らしき人がホームセンターにいた。直すための道具でも買いに来たのだろうか。私が「家から外して持って来たの?」と尋ねたら、母親らしき女性が少し恥ずかしそうにうなずいていた。世は大量消費社会となって久しいのに、古いものを大切に使おうとする2人の姿に感激した。私が生まれ育った戦後すぐは物資が乏しく、今は亡き母が障子の紙をよく張り替えていたことを思い出した。気付けば私の頬は緩んでいた。
ホームセンターの駐車場で、車にふすまを載せようとする2人を見かけた。若い女性が手を振ってきたので、私は「頑張ってね」と返した。物を大事にする姿勢を、私こそ見習わなきゃと思った。”(2月1日付け中日新聞)
愛知県豊田市の冨田さん(男・78)の投稿文です。地球上のものは今あるからと言っても有限です。粗末に扱うことが良いはずはありません。ふすまの張り替えでホームセンターと言われるが、どんな状況かよく分かりません。でも持ち込むのが大変な大きなものですので、それなりの必要性があったのでしょう。ものを大切に扱う、いくら豊かになってもしなければならないことです。でも手を掛けるのが面倒になる。お金で済めばと、つい楽な方に動いてしまう。ここは正常な判断が必要です。
ものは消費してお金を回さないと、豊かにならないとばかりに消費を進めます。政治家などへの要望も、景気対策が何十年経っても、未曾有の好景気と言われたときにも要望の一番です。人間の経済的欲望はキリが無いということです。このことを頭に入れていないと、いつまでたっても足らないだけです。それで満たされた気持ちになれるでしょうか、よく考えてみたいものです。
ホームセンターの駐車場で、車にふすまを載せようとする2人を見かけた。若い女性が手を振ってきたので、私は「頑張ってね」と返した。物を大事にする姿勢を、私こそ見習わなきゃと思った。”(2月1日付け中日新聞)
愛知県豊田市の冨田さん(男・78)の投稿文です。地球上のものは今あるからと言っても有限です。粗末に扱うことが良いはずはありません。ふすまの張り替えでホームセンターと言われるが、どんな状況かよく分かりません。でも持ち込むのが大変な大きなものですので、それなりの必要性があったのでしょう。ものを大切に扱う、いくら豊かになってもしなければならないことです。でも手を掛けるのが面倒になる。お金で済めばと、つい楽な方に動いてしまう。ここは正常な判断が必要です。
ものは消費してお金を回さないと、豊かにならないとばかりに消費を進めます。政治家などへの要望も、景気対策が何十年経っても、未曾有の好景気と言われたときにも要望の一番です。人間の経済的欲望はキリが無いということです。このことを頭に入れていないと、いつまでたっても足らないだけです。それで満たされた気持ちになれるでしょうか、よく考えてみたいものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます