“住んでいる愛知県知多市の催しでわが結婚六十周年のダイヤモンド婚を祝ってもらいました。新型コロナウイルスの影響で一年延びた祝いでしたが、その日は妻と出席しました。結婚したのは一九六〇(昭和三十五)年十一月、派手な式は慎み簡素化を目指す「新生活運動」が叫ばれた時代です。式は地域青年団の仲間が中心になり会費制で、宗教色をなくしてやりました。旅館の大広間に勤務先の同僚や友人、親戚ら総勢百人を招き平服で「青年団歌」を楽しく合唱しました。
高度経済成長や石油危機などで景気が大きく循環し続けた中、妻の支えもあって定年まで公務員として務め上げ、娘と孫それぞれ三人、ひ孫二人に恵まれました。次の目標は九年後のプラチナ婚です。”(12月18日付け中日新聞)
愛知県知多市の赤井さん(男・84)の投稿文です。ダイヤモンド婚を祝う町もあるのだ。普通は金婚式であろうし、我が市も金婚式である。我が夫婦は去年であったが、式典はなく、祝い品だけが送られてきた。知多市では今年は実施されたのだ。ダイヤモンド婚とは、寿命も延び金婚式では対象者が多くなり過ぎたのだろうか。今はそうかも知れないが、晩婚化がますます進んでいるので、この先はそうなるとは限らない。状況はどんどん変化していく。特にこのコロナ後はいろいろ変わるだろう。
赤井さんは「新生活運動」が叫ばれた時代で、会費制で結婚式を挙げられたと言われる。ボクは理由は違うが、その10年後に会費制で結婚式を挙げた。ボクの結婚式を見て、会費制で結婚式を挙げた知人が数人ある。思い出深くこれで良かったと思っている。ボクもダイヤモンド婚を迎え、その時にひ孫はいるだろうか。この投稿を読んで、こんな期待も持った。
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