“感染拡大が続いた新型コロナウイルスの影響で春先は三ヵ月も遊びに出掛けられませんでしたので、生まれて初めて畑仕事をしました。荒れ地を整備して、五月初めにスイカの苗を植えました。
インターネットで育て方を調べると「雌花が咲いたら雄花と人工授粉するとよい」「人工授粉後四十五日が収穫どき」とありました。病気にならないよう、小まめな消毒を続けたら、六月中旬にソフトボール大の実がなりました。それでも、まだ実が白いからと少し油断していたら、いつの間にか六個もカラスに次次と穴を開けられてしまいました。腹が立ちましたが、後の祭りです。
まだ無事な実が四個あったので、急いでネットを張り外敵からスイカを守る対策をしました。しかしネットの隙間から引っ張り出されたものもあり、収穫できたのは一個だけでした。来年はカラスに負けないぞ!”(8月3日付け中日新聞)
愛知県犬山市の西村さん(男・82)の投稿文です。82歳にして生まれて初めての畑仕事でスイカ作りとは、ボクから見れば冒険ですね。そして10個もなったのですから、素人とは思えません。野菜作りの素質十分です。もっと早く始められると良かったと思います。
そして、スイカ作りはカラス始め鳥との闘いです。ボクの周りではほとんどの方が、スイカ畑をすっぽり覆い、人が入れるほどのネットの家を作っています。ここまでしないと万全とは言えません。しかし、ボクはこんな手間のかかることはできません。使わなくなったレースカーテンを切り、それでスイカを包みます。いくつかは必ずカラスにつつかれ、腐ります。この悔しさと言ったらありません。少し説明が難しいので省きますが、今年はもっといい方法を見つけました。ところが残念ながら今年は天候不順で肝心のスイカがなりません。思うようにいかないのが野菜作りです。マアー職業ではないので、これも楽しみの内でしょう。西村さんも楽しんでください。
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