寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
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(第3734話) 高齢者衣服に

2024年10月02日 | 知識
 “弥富市は、徘徊の可能性がある市内のお年寄りらの衣服やかばんなどに貼り付けるシールの無償配布を2日から始めた。発見者がシールに印字されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、家族に電子メールで通知される仕組みで、行方不明になった場合の早期発見につなげる狙い。
 シールは衣服やバッグ、つえなどの持ち物に貼ることを想定。洗濯可能なものと、夜間に光るものを1人計30枚配る。対象は市に住民票があり、在宅で生活している行方不明の恐れがある人。市介護高齢課で登録する人の名前や写真、身長などを登録すると、初回は無料でシールをもらえる。
 QRコードを読み込んだ第三者からは、個人情報が読み取れない仕組みとなっている。担当者は「各地で行方が分からなくなる人が増えている。元気なうちに見つかるよう、シールを見つけた人も積極的にQRコードの読み込みをしてもらえたら」と話した。(9月3日付け中日新聞)


 記事からです。徘徊する人をいかに見つけ出すか、危険から救うか、その一つの方法である。QRコードの付いたシールを付けてもらい、これはと思う人に会った人がそのQRコードを読み取るのである。高齢化社会である。認知症の人も徘徊する人も増えてくる。いくらか遅らせることはできるが、増えるのはやむを得ないことである。特に徘徊は大変である。本人の危険もさることながら、その家族は右往左往である。寝るにも寝られない。地域で、社会でこれをどう防ぐか、いろいろな方法が示されている。スマホでその人の位置を把握する方法もあるらしい。ともかくできる手法は駆使しなければならない。個人も役所もである。
 ボクの母も数回徘徊らしきことがあったが、、足が弱かったので遠くは出かけられなかった。ボクはどうなるであろう。足が丈夫なままだったら、それこそどこまで行くか分からないだろう。こんなことを考えていたら生きていけない。皆に見守ってもらうより仕方がない。



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