“5年前から絵手紙教室へ月に1度通っています。夫はもちろん、息子一家と娘一家で誕生日を迎えたときに自作の絵手紙を手渡しています。計4人の孫にはクリスマスや年賀状の時期にも描いていて、よく見るアニメ、どんな動物が好きかの事前調査は欠かせません。
1年間に手がける絵手紙は20枚近く。あっという間に季節は巡るので1枚を描き終えてもすぐ次の絵柄や構図を考える必要があります。高山植物のヒマラヤンブルーの花が天上の妖精のように思え、これを題材として息子の妻のために描き誕生日プレゼントの日傘と一緒に渡すと「すごい!奇麗」と喜ばれました。
家族の絆を深めるべく、世界で一つしかない私の絵手紙。この先もずっと届けたいです。”(10月13日付け中日新聞)
名古屋市の主婦・平松さん(71)の投稿文です。ボクも絵手紙を書きたいな、とズッと思ってきた。川柳連れ連れ草の巻頭句を絵手紙で書きたかったのである。しかし、絵手紙教室を探してまでやる気にはなれなかった。ところが令和3年10月に地元の公民館で己書を学ぶ機会があった。1回2時間くらい学んだだけである。そしてその月から巻頭句を自分で書いた絵と文字で作った。そして、全く自由という己書にも何か独特の書き方があり、それとはあまりに似つかわしくないので英人書とした。そして先月でちょうど90作となった。
平松さんは、家族に絵手紙を送ることに生きがいと楽しみを見いだされた。1作にかなりの時間を費やされているようである。送って人に喜んでもらおうとされているので、当然であろうか。工夫されるのも楽しみの内である。家族の絆になった。良いことずくめである。
ボクは1時間もあれば書き上げてしまう。惰性になってきている。英人書と呼ぶにふさわしい書き方を見つけたいものである。
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