No Football,No Life(寺尾少年サッカークラブブログ)

寺尾少年サッカークラブの日常と、保護者・スタッフの熱い思いを、ポエティックに語りますけどなにか?

蝶々結び

2018-09-08 22:04:21 | tweet


青々と育った芝の上、和田橋グラウンドでU10の4種リーグが開催されました。



アップの準備をする選手たちの足元を見ながらふと思うことがありました。

低学年の選手はマジックテープなどで締め付けられるシューズ履くことが多いです。

自分で脱ぎ履きできるタイプのシューズは、「自分のことは自分でする」をモットーとする我がチームとしてはいいことだと思います。



少し前までは、無理して靴ひものシューズをはいて、ほどけてしまうと私たちの前にグイッと足を突き出して「結んで」という選手もいましたが、マジックテープシューズのおかげか、最近は少なくなってきたように思います。



これが、3年生、4年生になるとほぼすべての選手が靴ひものシューズに切り替わり、得意げに自分で締め上げるようになります。





私たち指導者やチームメイトから急かされながら、一生懸命蝶々結びする彼らに、ほんのちょっとだけ成長を感じたりしています。







「羽は大きく 結び目は固くなるように きつく。

ほどけやしないようにと 願って力込めては。」



「結ばれたんじゃなくて 結んだんだ。

大きくも 小さくも なりすぎないように 力込めたんだ。」


 
ほんの些細な成長でも、スタッフ、保護者さまたちと共有しながら、サッカーを楽しませてあげられればいいなと思っています。

words by Aimer(蝶々結び)
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Thanks!

2018-08-18 21:59:48 | tweet


楽しかった思い出、つらかった思い出。

たくさんの思い出と、選手たちの成長のきっかけを詰め込んで、幕を閉じました。

見附遠征。

本当にありがとうございました。
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卒団に向けて 〜スライド考③〜 そして・・・

2018-02-25 21:53:01 | tweet


3度目となるスライドのテーマは、「ぼくはサッカーがきらいだ」としました。

「サッカーばかりでイヤにならないのだろうか、こんなにたくさんのこどもたちがいる中で、ひとりくらいサッカーが嫌いな子もいるんじゃないだろうか」という疑問をモチーフにしたものです。

自分のこどもがいない年代での作成なので、こんなチャレンジングなモチーフにしなくてもと思ったのですが、個性あふれる素晴らしいこの時の選手たち送り出すためには必要なチャレンジだと思いました。



スライドの舞台は、中学、高校を経て大学に入学したくらい。

卒団後も仲間たちとLINEで連絡を取り合う中で、OB戦に行くかどうかで意見を交わしています。

そこで一人の少年が、いや青年に成長している彼がこう言ったのです。

「ホントはサッカー好きじゃなかったんだ」と。



そのカミングアウトから、彼らのLINE上の会話は、戦いの軌跡、回想へとつながっていきます。



そして、その回想は最後の大会、「スポーツ少年団サッカー大会」へと辿り着きました。



彼らはこの大会のことを、このときの戦いを、「忘れちゃいけないんだと思う」と確認しあいました。



そして、「サッカーが嫌いだ」とカミングアウトした青年は、サッカーが好きだったことを思い出し、みんなにそう告げてエンディングを迎えるのでした。



さて、今回で4度目となる卒団スライドについて、ここで詳細をお話しするのは不粋でしょう。

ただ、「ノンフィクション」にこだわったことはお伝えしておきます。



お母さま方に、こどもたちへの気持ちや試合を応援している時の思い、印象に残っている試合などについてヒアリングさせていただきました。



スライドではそのお母様方の思いがテキストとなって綴られます。

そのテキストの背景には、あまりに、あまりにもドラマティックなシーンが映し出されています。

そして、そこに彩りを加えるかのようなドラマティックな音楽。

「今さら悲しいと叫ぶにはあまりにすべてが遅すぎたかな」というフレーズが、映像だけでなく、選手たちの気持ちともシンクロします。



ですが、このスライドはまだ完成ではありません。

今日開幕した「スポーツ少年団サッカー大会」で、6年間という君たちの人生の半分をしめる時間をかけて作り上げてきたものを表現してくれること。

それが「ラストピース」。
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卒団に向けて 〜スライド考②〜

2018-02-23 20:42:08 | tweet


さて、先日に続きましてスライド考②です。
初めて作成した2年後にまた卒団スライドを作成させていただくこととなりました。



このときのテーマは、「to yourself in 10 years ~10年後の自分へ~ 」としました。

私自身、多くの選手たちの卒団を見守ってきた中で、「はたしてこの子たちはどう成長していくんだろう。10年後は働いている子もいれば、大学生もいるだろう。壁に突き当たったり、挫折も経験しているんだろうな。」と思ったことがこのテーマにしたきっかけです。



スライドの設定はまさに10年後、成長した彼らが、仕事も彼女との仲もうまくいかず、悩んでいるシーンからのスタートです。

オープニングの約2分とエンディングの約1分くらいのシーンは、知り合いの俳優さんに10年後の彼らを演じてもらいました。

重い足取りで出社する彼は途中で彼女にメールをします。



「今日も残業で遅くなりそう。」

こんなことを繰り返し、彼の足取りはますます重くなっていきます。

ふと視線を橋の下のグラウンドに移すと、そこには元気にサッカーに興じる少年たちが。

そして自分が寺尾少年サッカークラブで過ごしたときを回想していきます。



仲間と共有した時間を思い出し、一歩を踏み出す力になる、壁を乗り越える力になる、という構成です。



最後には、少しだけ明るい表情になった10年後の彼らが、元気に走り出してスライドはエンディングへの向かいます。



また、このスライドの中で、卒団していく選手たちが10年後の自分に向かって話しかけてくれました。



みんな照れながらも、すごくしっかりと対応してくれたことが印象に残っています。

そして、その中でひとりの少年が10年後の自分にこう言いました。

「10年後も本気で走っていて」



ぜひ、10年後に見返してもらいたいと思っています。

このスライドのエンドロールでは、監督から放たれたサッカーボールが、保護者さま、スタッフのみなさんの「華麗なリフティング」で繋がれ、最後は卒団する選手の手元に戻っていくという動画を挿入してみました。



これは、「君たちは一人で大きくなったわけじゃない」という意味と「君たちは決して一人じゃない」という両面の意味を込めたつもりです。



今回作成しているスライドにはこういったメッセージ性は今のところありませんが、今年卒団する彼らが10年後どんな成長をとげているか夢想するのはとても楽しいことです。

ぜひこのまま、まっすぐに大きく成長していってもらいたいと願わずにはいられません。
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卒団に向けて 〜スライド考①〜

2018-02-21 21:15:36 | tweet


気づけば卒団まで残りあと1か月。

たくましくも美しく成長した今年の卒団生に送る「卒団スライド」の納品期限まで同じく1か月。

予告編がわりというわけではありませんが、過去に作ったスライドについてお話しし、重責を担う自分へのプレッシャーにしようかと。

さて、初めて卒団スライドを作成したのは、もう5年ほど前になりますでしょうか。

スライド作成や動画編集など全く経験がない中、手探りで取り組んだことを思い出します。



「ママ。」「ぼくサッカーやってみたいんだ。」というこどもからの語りかけで始まるプロローグ。

ここだけで泣けたともっぱらの評判(?)でしたが、どのご家庭でも心当たりのある、サッカーを始めたきっかけから物語は展開していきます。



全編通じたテーマは、ベタですけれども「ありがとう」としました。

私が初めて担当した学年は、選手が15人と非常に多く、それに比例して試合も多く、車出しから審判まで、本当に多くの保護者さま、そしてスタッフのみなさんにお世話になりました。



なので、選手たちからの「ありがとう」の気持ちをスライドで表現したものです。

スライドは、選手を「語り部」として、彼らの、大会での戦績や活躍を紹介する形で進行し、最後の大会を優勝するところでクライマックスを迎えます。



優勝を飾った彼らは言いました。

「優勝したことはもちろんうれしいけど、もっとうれしいことがあったんだ。」

「それは、大好きな人のために、最後まで走り抜けたこと」と。



大好きな人とは、チームメイトであり、スタッフであり、そしてお父さんお母さんのことでした。

そしてスライドはエピローグへと向かいます。

彼らは、卒団の先に待ち構える「別れ」を知っています。

でも彼らは、部活やクラブチームといった「別れ」の先に、いつかまた同じチームで戦うことを夢見ていたのです。



こうしてスライドはエンディングを迎えたのですが、数年を経た今、彼らが夢見た、さまざまな進路、選択ののち、高校で同じチームになった選手も大勢います。

今年卒団していく選手たちも、いくつかの進路、そして別れがあるでしょう。

でも、君たちが、時には辛いこともあった寺尾少年サッカークラブで養い育んだ友情は、絶えることなく続いていくことと信じています。

そして、その媒介としてサッカーというスポーツが貢献してくれることを期待するのでした。

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