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てらまち・ねっと



 それにしても信じられないことをする隣の国。
 日本はまた、対応が遅れるのかとの懸念も同時によぎった。

 それで、今朝、インターネットで情報を見てみた。
 日本の声明はアメリカよりはるかに遅かったらしい。

 アメリカがよそで戦争を起こしていることを忘れるわけではないけど、対応は素早い。
 各国も順次、声明。

 それにしても、あってはならない事態。

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●「町じゅうが火の海」北朝鮮が韓国を砲撃
      スポニチ 2010年11月24日
北朝鮮の砲撃を受け煙が上がる韓国の延坪島
Photo By 聯合=共同
 北朝鮮の朝鮮人民軍が23日午後2時34分(日本時間同)ごろから、韓国が黄海上の軍事境界線と位置付ける北方限界線(NLL)に向け陸上から砲撃した。韓国国防省などによると、砲弾の一部はNLL付近に位置する韓国側の延坪島(ヨンピョンド)に落下。韓国軍兵士2人が死亡、住民3人が負傷した。韓国軍も応戦し、砲撃戦になった。民間人被害を伴う陸地への砲撃は1953年の朝鮮戦争休戦以来初めてで、南北関係が極度に緊張するのは不可避だ。

 韓国の聯合ニュースなどによると、北朝鮮による砲撃は午後3時40分すぎまで2回にわたって断続的に行われた。延坪島から10~14キロ離れたケモリ野砲基地とみられる沿岸部から野砲など計100発以上を発射した。

 韓国側も約80発で応戦。F16戦闘機を緊急出動させ、警戒水準を最高度に引き上げた。全公務員には非常待機命令を出すなど緊迫した。

 延坪島では住民約1800人が漁船で脱出するなど大混乱。KBSテレビは、砲弾が町のあちこちに着弾し閃光(せんこう)を発して黒煙があがる様子をとらえた映像を放送。炎上家屋は60~70軒との報道もある。共同電によると、「これは訓練ではない。実戦だ」と呼びかける放送が響き、何の前触れもなく砲弾が降り注いだという。被弾した集落の住民は「着弾すると凄い衝撃だった。みんな“戦争が起きた”と話していた」と証言。防空壕(ごう)に逃げ込んだ住民(35)は「家の中にいたが、突然大きな音がした。外に出たら、町じゅうが火の海になっていた。怖くて震えている」と話した。

 韓国軍合同参謀本部は韓国軍兵士2人が死亡、6人が重傷で10人が軽傷と発表。住民3人も負傷し、死傷者が数十人に上るとの報道もある。同本部高官は、北朝鮮にも「相当な被害が出ていると予想している」とした。

 黄海の南北境界水域は南北艦艇の銃撃戦が過去3度起きた「海の火薬庫」。今年3月には韓国哨戒艦が沈没し、韓国側は北朝鮮による魚雷攻撃が原因と主張するなど、両国がにらみあい、一触即発の緊張が続いていた。

 ただ、民間人被害を伴う陸地への砲撃は朝鮮戦争休戦以来初めて。韓国大統領府は「明白な武力挑発。民間人にまで無差別砲撃を行ったことは決して容認できない」との声明を発表した。

 韓国軍は23日に黄海で軍事訓練を行っており、延坪島から南側の海に向けて砲撃。北朝鮮側は同日午前、韓国軍が射撃を行えば黙っていないとの内容の通知文を送っていた。朝鮮人民軍最高司令部は朝鮮中央通信を通じ、砲撃は韓国軍が実施した演習に対抗した「断固とした軍事的措置」と主張。演習が続き「祖国の領海を0・001ミリでも侵犯するなら、ちゅうちょなく無慈悲な打撃を加える」と警告した。

●韓国軍、北朝鮮の砲撃開始前に訓練で砲弾を発射=軍幹部
        ロイター 2010年 11月 23日 20:57
 [ソウル 23日 ロイター] 韓国軍は23日、北朝鮮の延坪島砲撃に関し、北朝鮮からの砲撃が始まる前に、定例の軍事訓練を実施し、訓練の一環で砲弾の発射もしたが、北朝鮮を狙ったものではない、と説明した。

 韓国軍幹部は「われわれは、通常の訓練をしていた。訓練上の砲弾は西に向けて発射しており、北には向けていない」と述べた。

 これより先、北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)は、韓国軍との交戦について、韓国側が最初に砲撃したたため、応戦したと表明していた。

●韓国“新たな挑発は武力で対抗”
        NHK 11月24日 4時41分
北朝鮮が、朝鮮半島西側の韓国のヨンピョン島を砲撃したことを受けて、韓国政府は、新たな挑発には武力で対抗するとして、北朝鮮をけん制するとともに、今後、国連の安全保障理事会での対応を視野に、日本やアメリカと連携して、中国などに対する働きかけを強めることにしています。

北朝鮮軍は、23日、朝鮮半島西側の黄海に浮かぶ韓国のヨンピョン島に数十発の砲弾を撃ち込み、これに韓国軍が応戦して、双方の間で砲撃戦となりました。北朝鮮が一般の住民が生活する韓国の領土を攻撃したのは、1953年の朝鮮戦争の休戦以来初めてのことで、この砲撃によって韓国側は兵士2人が死亡、15人がけがをしたほか、住民も3人がけがをしました。

今回の事態を受け、イ・ミョンバク大統領は、23日夜、韓国国防省で「北の新たな挑発に対しては何倍もの火力で反撃しなければならない」と述べ、徹底して武力で対抗するよう指示し、北朝鮮を強くけん制しました。

また、韓国軍と韓国に駐留するアメリカ軍は、5段階から成る北朝鮮に対する監視態勢を平時のレベル3からレベル2に引き上げ、衛星や偵察機などを通じて北朝鮮の動向を厳しく追跡することを決めました。

その一方で、キム・ソンファン外交通商相は、23日夜、ソウルに駐在する日本の武藤正敏大使のほか、中国やロシアの大使を招いて、今回の砲撃の経緯を詳しく説明し、「北による意図的な休戦協定違反である」という立場を強調しました。韓国政府としては、今後、国連安保理での対応を視野に、北朝鮮の責任を追及していきたい考えで、日本やアメリカと連携して中国などに対する働きかけを強めることにしています。



●北の砲撃に「激怒」=米大統領
         時事(2010/11/24-06:23)
 【ワシントン時事】バートン米大統領副報道官は23日、オバマ大統領は北朝鮮による韓国・延坪島への砲撃に「激怒している」と述べた。

●北朝鮮の砲撃―連携し、暴走を許すな
              朝日 2010年11月24日(水)付
 常軌をあまりに逸した、北朝鮮による軍事行動である。

 きのう、朝鮮半島西側の黄海に浮かぶ韓国領の大延坪島周辺に、北朝鮮から数十発の砲撃がいきなり加えられた。韓国軍が応戦した。

 民家に着弾して炎が上がる映像が世界に流れた。韓国兵や民間人に死傷者が出た。退避命令を受けた島民は防空壕(ぼうくうごう)や韓国本土に逃げた。韓国軍は最高レベルの警戒態勢に入っている。

 北朝鮮の砲撃は明らかに朝鮮戦争の休戦協定に反する。国連安全保障理事会などで、国際社会が連携して対応を急ぐべきだ。まず大切なのは、事態をこれ以上に悪化させないことだ。

 南北双方に自制を強く求める。

 朝鮮半島は1953年の休戦以降も南北間に政治・軍事的に不安定な状態が続き、衝突も起こってきた。

 たとえば陸上では、68年に北朝鮮ゲリラが韓国大統領府(青瓦台)襲撃を図り、韓国軍と激しい交戦があった。軍事境界線を挟んで南北間の銃撃もたびたびあった。

 休戦ラインがはっきりしている陸上と違い、黄海上はさらに不安定だ。

 休戦後、米軍主体の国連軍が海上に北方限界線(NLL)を引き、事実上の境界線として機能してきた。北朝鮮は認めておらず、独自のラインを南側に食い込ませて引いている。

 この海域では、ワタリガニ漁が盛んな夏場、北朝鮮漁船がNLLを南に越えるなどし、それを機に南北艦艇が銃撃・砲撃戦をしてもきた。

 だが今回は、民間人が多く住む島への軍事攻撃である。到底、許されるものではない。

 韓国軍は現場海域で軍事演習をしていた。北朝鮮軍は「南朝鮮が軍事的挑発をし、断固とした軍事的措置を講じた」と報道し、軍事演習に対する行動だったことを主張している。

 過剰で身勝手な反応である。

 現場近くでは今春、韓国軍の哨戒艦が沈没した。米韓などの国際調査団は北朝鮮製の魚雷による攻撃だと鑑定した。また、北朝鮮は新たな核兵器開発に直結するウラン濃縮施設の存在を公表したばかりだ。

 北朝鮮では今年、健康不安にある独裁者・金正日(キム・ジョンイル)総書記の三男、正恩(ジョンウン)氏が後継者として選ばれた。もしも、今回の砲撃が後継体制の基盤固めや三男の権威付け、首脳部に対する軍部の「忠誠心競争」の結果だとすれば、あまりに独りよがりで危険である。

 韓国は人的な被害も出てつらい立場にある。だが、新たな挑発を北朝鮮に起こさせないために、現在の抑制的な姿勢を続けてほしい。日米をはじめ、世界がそれを支持するだろう。北朝鮮に最も影響力を持つ中国も、これまで以上に強い態度で、理不尽な行動を止めさせるよう動くべきだ。

●クローズアップ2010:南北砲撃戦 米露、北朝鮮を非難 韓国防衛へ米「決意」
           毎日新聞 2010年11月24日 
 ◇軍事的圧力強化か
 北朝鮮による韓国・延坪島(ヨンピョンド)への砲撃を巡り、米国やロシアは北朝鮮を厳しく非難する一方、韓国哨戒艦沈没事件などでは北朝鮮を「擁護」してきた中国も今回は事態を重視し、各国の反応を慎重に見極めようとしている。先のウラン濃縮施設の公開に続く唐突な「暴走」に、国際社会の北朝鮮包囲網が強まるのは必至だ。
 ・・・・(略)・・・・
==============
 ■ことば
 ◇北方限界線(NLL)
 朝鮮戦争の休戦協定(1953年7月)で定められた軍事境界線は陸上に限定されていたため、在韓・国連軍は同年8月、黄海上に艦艇の行動北限として独自にNLLを設定した。92年発効の「南北基本合意書」は海上区域について「(境界線が)画定されるまで、双方が管轄してきた区域とする」とし、NLLを事実上認めた。だが北朝鮮は99年9月、NLLは無効だとして南側に境界線を設定し「軍事統制水域」を主張。過去にも銃撃戦があり「海の火薬庫」と呼ばれる。

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 ◇韓国と北朝鮮のこれまでの動き◇
1948年 8月 韓国成立
      9月 北朝鮮成立

  50年 6月 朝鮮戦争始まる
  53年 7月 朝鮮戦争休戦

  68年 1月 北朝鮮ゲリラ青瓦台襲撃未遂事件
  72年 7月 平和統一をうたった南北共同声明発表
  83年10月 ラングーン・テロ事件
  87年11月 大韓航空機爆破事件
  88年 9月 ソウル五輪。北朝鮮は不参加
  90年 9月 第1回南北首相会談
  91年 9月 韓国と北朝鮮が国連同時加盟
     12月 南北基本合意書に調印
  94年 7月 北朝鮮の金日成主席が死去
  97年10月 北朝鮮の金正日氏が総書記に就任

2000年 6月 初の南北首脳会談を平壌で開催
  06年10月 北朝鮮が1回目の核実験
  07年10月 7年ぶりに南北首脳会談を開催
  09年 5月 北朝鮮が2回目の核実験
  10年 3月 韓国哨戒艦が北朝鮮のものとみられる魚雷攻撃で沈没
      9月 北朝鮮が党代表者会を開催。金正恩氏が後継者として登場
     11月 北朝鮮でウラン濃縮施設の存在が明らかに
     11月 北朝鮮が韓国の延坪島に砲撃

●米「強く非難」ロシア「許容できぬ」 北朝鮮砲撃で声明
           朝日 2010年11月24日1時13分
 北朝鮮による砲撃に対し、関係国などは相次ぎ声明を発表し危機感をあらわにした。

 米ホワイトハウスは23日、「この攻撃を強く非難し、好戦的な行動を中止、休戦協定を完全に順守するよう北朝鮮に求める」との声明をギブズ大統領報道官名で出し、「米国は、同盟国である韓国の防衛に全面的に尽力する」と、北朝鮮を強く牽制(けんせい)した。

 インタファクス通信によると、ロシアのラブロフ外相は23日、訪問先のミンスクでの会見で「非難に値する。(事件の)引き金を引いた者は重大な責任を負う」と述べ、「我々は情勢の沈静化に向けた措置を今すぐに取るよう、強く呼びかける。このような行為は将来にわたり許容できない」と、今回の事態への強い憂慮を示した。

 国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は23日、「深く懸念する。朝鮮戦争終結以来、最も重大な事件の一つだ」と、北朝鮮を非難する声明を発表した。

●EUも北の砲撃非難声明、行動の自制要求
            (2010年11月24日01時01分 読売新聞)
北朝鮮
 【ブリュッセル=工藤武人】北朝鮮による韓国への砲撃について、欧州連合(EU)のアシュトン外交安保上級代表は23日、「強く非難する」との声明を出した。


 同上級代表は、抑制的な対応を示した韓国を評価する一方、北朝鮮に対しては「行動の自制と休戦協定の完全な順守」を要求した。

 また、英国のヘイグ外相も23日の声明で、北朝鮮を非難すると同時に、韓国の「抑制」を歓迎した。フランスのアリヨマリ外相も同日、北朝鮮を「最も断固たる態度で非難する」との声明を発表した。

●国連事務総長が北朝鮮の砲撃を非難、自制求める
    ロイター 2010年 11月 24日 05:35
 [国連 23日 ロイター] 潘基文・国連事務総長は23日、北朝鮮が韓国・延坪島を砲撃したことについて、1953年の朝鮮戦争休戦以降で最も深刻な事態の一つとし、北朝鮮の砲撃を非難した。

 同事務総長は声明で「北朝鮮による韓国・延坪島に向けたこの日の砲撃によってもたらされた、朝鮮半島の緊張拡大を深く懸念する。朝鮮戦争休戦以降で最も深刻な事態の一つであり、攻撃を非難するとともに、即時の自制を求める」と述べた。

●砲撃めぐる協議、安保理でなく南北間で=北朝鮮国連次席大使
        ロイター 2010年 11月 24日 06:22
[国連 23日 ロイター] 北朝鮮の朴徳勲国連次席大使は23日、北朝鮮と韓国の国境付近で起きた砲撃について、国連安全保障理事会ではなく南北間で協議すべきとの見方を示した。

 次席大使はロイターに対し、「(協議は)国連安保理ではなく南北朝鮮間で行われるべきだ」とし、「国連安保理は国際的な平和や安全保障に対する脅威に対処するが、(今回の砲撃は)南北間の地域的な問題だ」と述べた。

●【北砲撃】日本政府は追加制裁措置も検討
         テレビ朝日 (11/24 05:56)
北朝鮮による韓国への砲撃を受けて、日本政府は「北朝鮮の行動は許しがたい」と強く非難したうえで、挑発行為を直ちにやめるよう求めました。

 仙谷官房長官:「今回の北朝鮮による砲撃は許しがたいものであり、北朝鮮を強く非難する。(日本は)韓国政府の立場を支持する。(北朝鮮は)このような行為を直ちにやめるよう求める」
 関係閣僚会議で菅総理大臣は、今後の北朝鮮の動向について情報収集を進めることや国民の安全を確保するために万全の態勢を取ることなどを指示しました。そのうえで、韓国やアメリカなどと緊密に連携していくことを確認しました。また、仙谷長官は「偶発的な事件とは言えない」としたうえで、北朝鮮に対する追加の制裁措置を検討する考えを示しました。

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