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てらまち・ねっと



 敬服している新聞記者がいる。澄んだ感性と直感、核心に迫る調査や組み立てでまとめられる記事。
 まさに、たたかう記者。それが、中日新聞の白井康彦さん。
 岐阜県内各地の市民運動の人たちと当時の梶原県政と対峙している頃、岐阜県庁の県政記者クラブに所属していた白井さん。いろいろとお世話になった。

 議員と一般向けで、公開講座を開いて講師をお願いしたこともある。
       公開講座  行政の多重債務者対策の充実を! /2005年12月3日(土) (主催 無党派・市民派 自治体議員と市民のネットワーク)

 今は編集委員。その白井康彦さんが、本を出版された。
 その書影と書籍情報、それと、東京で「出版記念」の催しがあるということで、案内を紹介。
 基本の本文とともに、「森永卓郎×白井康彦〔対談〕」も掲載されているらしい。

 ちょうど、私たちが今書いている本、数日前に、上野さんから、東京で11月に出版記念のイベントをしようと、具体的な提案があった。
 白井さんと、「出版」「イベント」が共通項となったのは妙なこと。

 なお、この「gooブログ」から通知されてきた昨日「9月25日のアクセス数」は、「閲覧数 9,939」「訪問者数 692」だった。
 しばらく前の、「閲覧数が通常の5割増し」が続いた頃の数より多く、あと、ちょっとで「1日1万」に届くところ。

● 9月29日(月)《白井康彦 講演会『生活保護削減のための物価偽装を糾す』》のご案内 
         
      《白井康彦 講演会》のご案内/ホームレス総合相談ネットワーク

日時:2014年9月29日(月)18時~20時、
会場:「日司連ホール」(東京・四谷)   日本司法書士会連合会 | アクセス
入場無料。
主催は「ホームレス総合相談ネットワーク」

参加者には、著書を無料進呈
 

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『生活保護削減のための物価偽装を糾す』(あけび書房)

『生活保護削減のための物価偽装を糾す』
白井康彦〔著〕  森永卓郎×白井康彦〔対談〕 
    あけび書房HP


著者・白井康彦からのメッセージ
  厚労省は物価下落を主な理由にして生活保護費を削りました。
 物価の下落度を測るための物価指数を独自開発しました。
 その物価指数がデタラメで、物価下落率が過大評価され、生活保護費が過剰に削られました。
  2012年春からの生活保護バッシングで、生活保護への国民の誤解が拡大。
 自民党がその流れを利用して、厚労省に強力に働きかけて、物価偽装が行われました。
  物価偽装のカラクリ、生活保護についての誤解、生活保護バッシングからの流れを
 中日新聞生活部の白井康彦編集委員が解説します。
 この動きは、格差拡大の大きな流れの中で起きました。
 そこで、格差拡大についての、森永卓郎氏と白井の対談も収録しました。 

プロフィール:
白井康彦(しらいやすひこ)
中日新聞名古屋本社生活部編集委員。56歳。 
 家計に関係する経済問題、環境問題、貧困問題などを長年取材。
 粘り強い調査報道が持ち味。
 


   目次
はじめに
第1章 森永卓郎氏に聞く
金持ちたちの「暗黙の共謀」
 
 
  「暗黙の共謀」が成立!!
  大手メディアも勝ち組
  国民は無知なほどいい
  自己責任にすり替え
  富裕層は目に入らない
  エリートの考え方
  都営アパートで貧しい暮らし
  グローバルスタンダード
  1人10万円のレストラン
  お金をかけない幸せ
  「知ったこっちゃねえ」
  ニーズがなくなったリベラル
  注目される物価統計
  統計アクセス能力がない
  「私ははやりじゃない」
  意図的な生活保護バッシング
  「じゃあ、やってみな」
  都合よく数字を作った
  政治家に言われてやった?
  戦況は圧倒的に不利
  今回の偽装も氷山の一角
  国の基本をなし崩しに
  必要なのは金持ち増税
  反乱を起こされたら困る
  生存権を脅かす流れに抵抗

第2章 生活保護予算は多すぎるのか
諸外国に比べて圧倒的に少ない

 
  為政者側は都合のいい指標を強調
  記者クラブ制度と現場取材の関係
  「生活保護費が急増」と行政は強調するが
  受給者が増える理由をどう考えるか
  根本原因は貧困の急速な拡大
  現場での体験① 申請同行
  現場での体験② 夜回り支援
  捕捉率が目立って低いのが日本
  海外諸国の捕捉率はどうなのか

第3章 不正受給は多いのか
生活保護全体のわずか0.5%です

 
  不正がはびこると行政は行き詰まる
  生活保護の不正受給についての統計
  高校生のアルバイト無申告も多い
  蔓延している相続税の申告漏れ
  武富士創業者の莫大な遺産をめぐる闘争
  「若い生活保護受給者が目立つ」は本当か?
  大量の「年金プア」が将来は生活保護を受給

第4章 テレビなどでイメージ操作
生保バッシングのこれだけのウソ


  バッシング報道の数々の問題点
  未熟な報道が流れを一変させた
  多重債務問題の報道との比較
  バッシング報道を巧みに利用した自民党
  「自分で自分の首を絞める」思考法
  財務省の生活保護予算抑え込み圧力

第5章 生活保護利用者の実際
ぎりぎりの生活に追い込まれての日々

 
  東北地方の女性の手記
  愛知県の病気がちの女性A子さんの場合
  愛知県の就労中の男性Bさんの場合
  さらに節約している非受給者が数百万人
  国民年金と生活保護費の逆転現象?
  最後の最後に頼る制度をたたく愚行

第6章 物価指数のイロハ
政府のウソを見抜くための基礎学習

 
  物価、消費者物価、指数ってなあに?
  どうやったら指数になるの?
  CPIってなあに? だれが計算するの?
  生活扶助相当CPIってなあに?
  物価指数ってどう計算するの?
  簡単な計算例を教えて
  計算表を作るとわかりやすいの?
  指数の基準時点のルールは?
  ウエイトの決め方はどうなの?
  基準年が違う物価指数はどう比べるの?
  個別の品目も変換できるの?
  指数の変換の公式みたいなものを教えて
  昔からの物価の動きを教えて

第7章 物価偽装を見抜こう
生活保護基準引き下げの根拠のウソ

 
  生活保護費減額案の主な内容は?
  減額の例をいくつか教えて
  厚労省は何%物価が下がったと言うの?
  4.78%の下落率ってそんなに異常?
  都合のいい年を選んだのでは?
  では、第2の論点は?
  第3の論点は何ですか?
  通常の計算の手順は?
  2010年基準にそろえると?
  厚労省の計算方式のどこが変なの?
  2010年は2008年の未来ですけど…
  厚労省の方式で下落率が大きくなる理由は?
  電気製品の指数は大変身するのですね
  指数がすごく小さくなる項目はないの?
  電気製品の影響度は?
  両方式は変換のタイミングが違いますね
  厚労省は何と説明しているの?
  電気製品は貧乏だとあまり買えません
  テレビの影響が特に大きいようですが?
  高く算出される方式なのでは?

おわりに



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