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てらまち・ねっと



 ここ山県市では、下記選管公表のとおり、4月13日から20日まで市議会議員選挙が行なわれます。
 昨年、「選挙ポスター」や「燃料費」の公費水増し請求問題を全国に広げる「きっかけ」になった4年前のここ山県市の議員選挙。

 水増しを認めた7人のうち5人が辞職、2人は依然、在職。
 何人かは、来る選挙に立候補とか。

 公職者の不正や倫理問題、もはや市民が厳しくチェックするしかない状況です。
 私たちの直接請求を受けて先の議会において、市長提案で「政治倫理条例」が成立しました。

 市民の倫理チェック、選挙での不正防止などのために、A4版8ページのパンフを作成し、今日から市内各戸に配ります。
 主な内容は、次のようです。
 関係者や市民にとっては、相当ショッキングな内容も入れました。
 法律の考え方など、他の自治体でも共通して使えるところはご自由にお使いください。 

 ●前書き
 ●「地方自治の理想に向けての取り組みに、大いに期待」
 ●発言し 議論してこそ 議員じゃないの!!
    議場で発言しない議員ランキング
 ●山県市ではドブ板議員はいらない 口利きや要望の受け止め方
 ●ポスター代等 2004年山県市議選公営費請求額
 ●議員選挙での 『市長推薦』 の 意味
 ●自治会は選挙に関われない! 自由な地域社会の実現を
   【自治会推薦と事前運動】
 ●清潔な選挙の実現を!
 ●公選法の解説 事前運動とは? 報酬はいいの? 違法なこと
    選挙を手伝った人への報酬は違法
 ●公選法の解説  陣中見舞いとは? 酒や食べ物は禁止!!
 ●あとがきに代えて

 このブログは「一つで1万文字以内」という制限があります。
 そこで、今日は、8ページのうちの前半を紹介します。

 明日は、後半の4ページを、その次は、成立した倫理条例や「号外」を紹介します。
  (追記)● 後編・4月3日ブログ
    ⇒ ◆倫理チェック その2/自治会は選挙に関われない! 自由な地域社会の実現を/公選法の解説
    ● 号外・4月4日ブログ
    ⇒ ◆ニュースの号外/予算/年金のこと/朝日新聞コラム/子ども医療費/DV/ブログ
   ●  倫理条例 4月5日ブログ 
    ⇒ ◆倫理特集/可決制定された倫理条例-保存版で全戸配布/ブログでは解説付きで紹介
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ここのところ6位、7位、8位あたり


山県市 選挙管理員会
■平成20年4月20日執行 山県市議会議員選挙
 4月30日の任期満了に伴う、山県市議会議員選挙の投票日が決定しました。この選挙から、変更後の投票所で投票となります。お間違えのないよう注意してください。
 なお、投票は、入場券がなくてもすることができます。

選挙の種類 投票日 告示日
山県市議会議員選挙 平成20年4月20日(日) 平成20年4月13日(日)

■立候補予定者説明会
日時 平成20年3月21日(金) 午前10時~
場所 山県市役所3階大会議室


 ●  印刷用 倫理チェック 前編 PDF版 4ページ 403KB
              【転載・転送、一部転用等、自由】
      
議員や市長、職員の倫理
 本人の自覚と市民チェックのために

(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
                  2008年春 山県市に良い条例を! 請求代表者 寺町知正

 山県市は、2004年4月の山県市議会議員選挙のポスター等の選挙公営での不正事件の発覚で、全国的に有名になりました。不正行為は政治家本人のモラルの問題、という人がいます。しかし、国から市町村まで同じように、政治家の不正や公務員・役所の裏金などの事件が続きます。市民が監視し「清潔であること」を政治家や公務員に要求しなければいけない、そういう声も強くなって当然です。

 私たちは今年1月から、市民の皆さんとともに、「議員のボーナスの加算は廃止を」「議員や市長の倫理条例を」と、2つの直接請求運動を開始しました。ご協力いただき、ありがとうございます。

 3月の定例議会では、「ボーナス加算制度」は議員提案で廃止と決定され、「倫理条例」は市長提案されて可決。実質的に市民提案とほぼ同じ内容の政治倫理条例は「保存版」として別に添えます。
市民の行動が、市長や議会・議員を動かしたことは素晴らしいことです。

 直接請求は日本では、「伝家の宝刀」といわれます。とはいえ、自治体合併の住民投票条例制定を除いては、なかなかその願いが実現しません。そんな中、山県市では、2003年の「選挙公報発行条例の制定」、昨年の「選挙ポスターなどの公営条例の廃止」、今年の「ボーナス加算廃止の条例改正」「倫理条例」と、直接請求として声を挙げれば結果が現れるとても良い状況。全国にもこんな例はまれです。

 今後ますます、市民がしっかりと行政や政治、議員や市長らを監視することが必要になります。
 そこで、政治家や選挙に関する倫理の原点の幾つかを整理し、政治家の仕事のあり方を確認して、市民の皆さんのチェックのお役に立てばと願い、このパンフレットを作成しました。

 山県市の将来を考えたとき、議員に求められるのは、行政の提案にシャンシャンと賛成することでなく、議論のできる議会、政策提案や立法機能を発揮できる議会にすることです。
 新しい市でありながら古い体質をいつまでも続けることは、やめにしましょう。

■ 2 メッセージ
「地方自治の理想に向けての取り組みに、大いに期待」 


福祉と地方自治のプロフェショナル 
 前・宮城県知事の浅野史郎さんからの手紙

 浅野史郎さんは、厚生労働省の福祉のスペシャリスト。45歳で宮城県知事に立候補し当選、知事を3期12年間つとめたのち勇退、2年前から慶応義塾大学総合政策学部教授。テレビのコメンテイターとしても有名な人。著書多数。私は、その頃から親しくさせていただいています。1年半前、私は浅野さんから授業で岐阜県行政の話をするように依頼を受け、慶応大学の藤沢キャンパスへ出かけました。

 このほど、浅野史郎さんから山県市民の皆さんに向けて、あついメッセージが届きました。

「地方自治は民主主義の学校」ということを信じている。慶応大学SFCの授業でも、私は、このことを、まず、学生に投げかける。国政や国際政治に興味を持つのもいいが、一方で、半径10キロ以内の地方自治で何が行われているのかに関心を持て。地方自治への関心が義務教育レベルであって、その課程を終えてから高校、大学、つまり、次の国政レベルの関心へと進学すべきものである。

 「地方自治は民主主義の学校」には、もう一つの意味がある。学校なのだから、まずは入学せよ。入学金と授業料は、自治体への税金という形ですでに払っている。入学して授業に出るということは、関心を持ち、行動するということ。我関せず、すべてお任せでは、登校拒否と同じになる。

  前回の山県市議会選挙での、ポスターなどにまつわる不正問題は、私の耳にも届いている。「選挙なんて、こういうもんだ」といって、平然としてはいられない。「政治家の常識は、山県市民の非常識」ではないか。良識ある市民は、怒っているとも聞いている。怒りは関心の始まり、関心は行動の第一歩である。

 市民の怒りから始まる行動は、特に、選挙の場面で発揮される。その場面では、市民が主役である。市政はどうあるべきか、議会はどう変わるべきか、議員はどう行動すべきか。選挙の機会に、一人一人の市民は、こういったことについて、真剣に考えることが必要だし、主体的に行動することが求められる。

 山県市は、条例の直接請求の活動と実績で、全国的にも有名である。選挙の時だけでなく、日ごろから、市民が主体的に問題意識を持って行動しているということになる。この実績は全国的に誇れるものであり、さらに広げていくべきものだろう。その集大成として、議会議員選挙が間近に迫っている。

 地方からこの国を変えられると信じている私としては、地方自治の理想に向けての山県市民の取り組みに、大いに期待している。ここから地方自治が変わる、ここから日本が変わっていく。
 そんな第一歩をこの目で見たいものである。

■ 3   発言し 議論してこそ 議員じゃないの!!

議場で発言しない議員ランキング
 2004年6月から2008年3月までの山県市議会定例会におけ  
る議案質疑の発言回数の集計表。  (単なる要望等はカウントせず)

4年間16回の本会議での回数の合計(在職月数に注意)。

山県市議会は、定例会の中間の本会議で、各議案について一問一答  
方式で、1件につき3回まで質問ができる。

事前に内容を通告する一般質問と違い、筋書きなしのまま本会議場 
での「ぶっつけ本番」の議論は準備も必要だが、一番おもしろい。
 
議 員
氏 名  在職月数  発言回数
石神  真  12  0
吉田 茂広  40  0
武藤 孝成  43  0
村瀬 伊織  48  0
田垣 隆司  48  0
大西 克巳  48  0
河口 國昭  48  0
藤垣 邦成  35  2
杉山 正樹  12  3
宮田 軍作  48  3
影山 春男  48  3
横山 善道  35  5
尾関りつ子 48  5
小森 英明  48  6
谷村 松男  48  7
渡辺 政勝  40  8
横山 哲夫  48  9
村瀬 隆彦  43  9
後藤利てる  48  9
村橋 安治  43  12
藤根 圓六  48  18
久保田ひとし 48  18
中田 静枝  48  116
寺町 知正  48  264
合  計    -   497

【山県市の議員に毎月支給される報酬の額】
 議長37.8万円  副議長34万円
 委員長32.5万円  一般議員32万円

【ボーナス加算制度廃止後も支給されるボーナスの1年間の合計額】
議長  37, 8万円×(445/100ヶ月)=168万2100円/1年間
一般議員 32万円×(445/100ヶ月)=142万4000円/1年間

山県市では ドブ板 議員 は いらない
口利きや要望の受け止め方(2007年9月25日一般質問)
《問・寺町》 立場を利用した行政への「口利き」が問題になっている。政治家から、不当に思える圧力が加わり、行政の本来の仕事が阻害されることがある。ある専門家は「いろんな首長は、行政のあり方を変えることで現状を突破しようとしている。ところが、議員は選挙に勝ち抜くために、受益を前面に出す。それを望む有権者もいる。」という日本の変わり目の様子を説いている。

 山県市では、俗に「土木工事要望」というが建設課が窓口となって、取り扱いの方法を原則化し、手続きやルールも文書化もしている。年一回、自治会を通じて要望を提出、現地調査などして、どれを採択するかは市行政が決める。結果は知らせる。採択されなかったら年度を越せば新たなものとして希望を出す、という原則だと理解してよいか。

(答・基盤整備部長) 発言のとおり、「土木工事要望箇所取りまとめ要領」に基づき行っている。

《問・寺町》 年度途中でのこの手続きを外れた要望(緊急や小修繕は除く)の受け付けはなく、その要望の発信は有力者であっても議員であっても同じ扱いである旨でよいか。
(答・基盤整備部長) 自治会長が取りまとめたものに限り随時受け付けて、個人的な要望は却下している。予算に反映できる時期でないものは、次年度も要望していただく。

《問・寺町》 事業採択の前、特定の要望に関して有力者や議員のプッシュをどう扱っているのか。
(答・基盤整備部長) 不当な圧力による口利きがあってはならない。本市についは、そういったケースは聞き及ばない。もし、仮にそういった働きかけがあったとしても、事業決定の判断は、働きかけをした方を見て判断するのではなく、事業本来の必要性を考慮して決定すべきである。

 ■4 ポスター代等 2004年山県市議選公営費請求額(単位「円」)
所属のうち、「保系無」は「保守系無所属」、公明は「公明党」、共産は「共産党」、無は「純粋無所属」

◆は警察が書類送検した者  ●は議員を辞職した者  ■はポスター代の水増を認め市に返還した者

送検 辞職 返還 上限% ポスター代 候補者名 所属 自動車借上料 選挙車燃料代 運転手日当 公金の受領額
◆ ● ■ 99.7 369,900 村瀬 隆彦 保系無 103,670 32,026 87,500
 593,096
◆ ● ■ 99.7 369,900 吉田 茂広 保系無 107,100 16,460 87,500 580,960
◆   ■ 99.4 368,550 宮田 軍作 保系無 106,575 23,762 87,500 586,387
◆   ■ 99.4 368,550 横山 善道 保系無 107,016 23,326 87,500 586,392
◆ ● ■ 99.4 368,550 渡辺 政勝 保系無 105,000 0 84,000 557,550
       95.0 352,215 尾関 りつ子 公 明 107,100 11,1300  470,445
◆ ● ■ 80.3 297,675 村橋 安治 保系無 106,575 0 84,000 488,250
       61.7 228,900 中田 静枝 共 産 107,100 9,222 87,500 432,722
       60.4 223,965 谷村 松男 保系無 107,100 9,960 87,500 428,525
◆ ● ■ 53.5 198,450 武藤 孝成 保系無 106,575 17,487 87,500 410,012
       49.9 184,950 小森 英明 保系無 52,500 13,161 84,000 334,611
       44.0 163,080 後藤利てる 保系無 107,100 15,845 87,500 373,525
       44.0 163,080 藤垣 邦成 保系無 105,000 18,598 84,000 370,678
       44.0 163,080 横山 哲夫 保系無 107,100 12,004 87,500 369,684
       44.0 163,012 村瀬 伊織 保系無 107,100 13,213 87,500 370,825
       43.0 159,300 石神  真 保系無 107,100 33,055 87,500 386,955
       42.0 155,925 長屋  孝 保系無 107,100 23,673 87,500 374,198
       42.0 155,925 田垣 隆司 保系無 91,000 20,932 84,000 351,857
       42.0 155,925 藤根 圓六 保系無 100,800 9,934 84,000 350,659
       42.0 155,925 大西 克巳 保系無  0 29,635 87,500 273,060
       42.0 155,925 影山 春男 保系無 106,575  0 0 262,500
       40.3 149,580 河口 國昭 保系無 105,840 41,951 87,500 384,871
       32.9 121,905 久保田ひとし 保系無 50,190 23,205 87,500 282,800
        0.0  0  寺町 知正  無   0  0  0  0
 
 議員選挙での 『市長推薦』 の 意味
 議員選挙の予定候補者のパンフなどやハガキに『推薦 市長 ○○』などと書いたものがあります。

 地方自治体では、議会と首長が共に住民を代表する二元代表のシステムがとられています。選挙で選ばれた住民の代表機関である議会と首長とが、相互の抑制・均衡を通じて、民意を反映した政治・行政が行われることを期待するシステムです。だから、議会(議員)が果たすべき機能は、政策形成機関(=専門職としての議員像)とコントロール機関(=監視・統制する議員像)といえます。

 議会と行政は、適度な緊張関係が保たれてこそはじめて、それぞれの意義が発揮されます。活発に知恵を出しあい、ざん新な発想を投げかけあい、真に地域のためになる政治をおこなう必要があります。

 それにもかかわらず「議員選挙での市長推薦」というのは、「私は当選したら市長の出す議案には、何でも賛成します」という契約を事前に結んだ、ということ。つまり、「議員が本来、果たすべき義務を私は放棄します」ということを表明しているわけです。

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