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てらまち・ねっと



 12月の衆議院選挙で党の代表が落選した民主党。この前の政権交代のときの政党だし、最大野党。だから、新たな代表の選挙はそれなりに注目された。
 国民を大事にする意味では長妻氏、野党組直し志向なら細野氏、民主党維持主眼なら岡田氏、そんなふうに外から見ていた。

 結果が出てみて、ふむふむ。
 報道を概観した後、「民主党」の公式Webページをのぞいて、投票結果の一覧などを見た。
 国会議員票はともかく、地方の都道府県別の ≪2015年 民主党代表選挙党員・サポーター郵便投票 開票結果≫票もアップされていた(ブログでリンク)
  
 ここは、岐阜県なので、岐阜と全国計を抜き出してみると

長妻―細野―岡田
 0― 5 ― 1 (岐阜県)党員・サポーター 
67―139 ―148 (全国計)党員・サポーター
27― 63 ― 51 (全国計)地方自治体議員 

 ますます、ふむふむ。
  
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 ● 民主党
 ★ 2015年1月民主党代表選挙の結果に関する公告
     2015年01月18日民主党代表選挙管理委員会 委員長 江田五月


 本日の臨時大会において実施した民主党代表選挙の結果は以下の通りです。

〇獲得ポイント合計(郵便投票および直接投票)
長妻 昭候補    168 ポイント
細野豪志候補    298 ポイント
岡田克也候補    294 ポイント

〇決選投票での獲得ポイント合計(直接投票)
細野豪志候補    120  ポイント
岡田克也候補    133  ポイント

 この結果、民主党の新代表には、岡田克也候補が当選されました。

  2015年 民主党代表選挙党員・サポーター郵便投票 開票結果

●民主党新代表 決選投票で岡田氏
    NHK 1月18日 16時03分
 民主党の代表選挙は、1回目の投票では3人の候補者のいずれも過半数のポイントを獲得できず、国会議員らによる決選投票が行われた結果、岡田代表代行が、1回目に1位だった細野元幹事長を抑えて新しい代表に選出されました。

民主党の代表選挙は、長妻元厚生労働大臣、細野元幹事長、岡田代表代行の3人が立候補し、18日午後、東京都内のホテルで開かれた臨時党大会で、国会議員と来年の参議院選挙の公認候補予定者による投票が行われました。

そして、郵送で投票が行われた地方議員と党員・サポーターの票と合わせて開票結果が発表されました。
それによりますと、▽細野氏が、国会議員らの票が96ポイント、地方議員の票が63ポイント、党員・サポーターの票が139ポイントで、合わせて298ポイント、▽岡田氏が、国会議員らの票が95ポイント、地方議員の票が51ポイント、党員・サポーターの票が148ポイントで、合わせて294ポイント、▽長妻氏が、国会議員らの票が74ポイント、地方議員の票が27ポイント、党員・サポーターの票が67ポイントで、合わせて168ポイントでした。

この結果、3人の候補者のいずれも、全体の760ポイントの過半数を獲得できず、細野氏と岡田氏の上位2人が、132人の国会議員と、来年の参議院選挙の公認候補予定者1人によって行われる決選投票に進みました。

決選投票を前に、細野氏は「われわれが掲げる目標は次の衆議院選挙での政権の奪還だ。私には困難に打ち勝つ体力や気概はあるが、経験が足りない。どうぞ皆さんの力を私に与えてほしい」と述べました。

岡田氏は、「多様な声にしっかり耳を傾けて議論する代表になる。世界が苦しんでいる格差を日本が最初に乗り越えていくことを大きな旗に、一緒にこの国を立て直そう」と述べました。
そして決選投票が行われた結果、岡田氏が133ポイント、細野氏が120ポイントとなり、岡田氏が、1回目に1位だった細野氏を抑えて、新しい代表に選出されました。

岡田氏は、衆議院三重3区選出の当選9回で61歳。
民主党の結成に参加し、これまでに党の代表や幹事長を務めたほか、民主党政権では副総理や外務大臣などを歴任し、去年9月から党の代表代行を務めています。

民主党内の反応は
▽野田前総理大臣は記者団に対し、「民主党の再生をかけたラストチャンスの代表選挙で、いい議論が行われたと思う。新代表が決まった以上、政権交代をうかがえる政党にもう一度生まれ変われるよう、みんなで支えていきたい。私は後ろからサポートする立場で、党のおもだった役職は新代表が適材適所で決めると思う」と述べました。

▽枝野幹事長は記者団に対し、「今回の選挙は、民主党の多様性と同時に大きな方向性が3人ともそろっていることを伝えるよい機会だった。民主党は、これから厳しく長い戦いをしていかなければならないので、岡田新代表には、長い経験と安定感を発揮して党を引っ張っていただきたい」と述べました。

▽前原元外務大臣は記者団に対し、「新たなスタートを切るためにも、代表をやったことがない若い細野氏に投票したが、残念な結果だった。民主党の立て直しがまず第一だが、自民・公明両党と対じするためには野党の協力が必要で、それは岡田新代表も認識していると思う。党を立て直していくなかで野党をどうまとめていくかも、岡田体制の中でしっかりやっていくことになるだろう」と述べました。

各党の反応は・・・・・・(略)・・・

●民主新代表に岡田氏、決選投票で細野氏を逆転
     読売 2015年01月18日 23時52分
 民主党は18日、衆院選で落選した海江田代表の辞任に伴う党代表選を行い、岡田克也代表代行(61)を新代表に選出した。

 岡田氏は代表選出後の記者会見で、「まずは次の衆院選だ。衆院で多数をとる。参院選でしっかり勝つことも重要だ。与野党逆転を目指す」と述べ、次期衆院選で政権奪還を目指す考えを強調した。岡田氏は2004年5月~05年9月以来の再登板。任期は17年9月まで。

 岡田氏は記者会見で、野党再編について、「維新の党の橋下(徹)前共同代表は、『民主党の一部と一緒になる』という言い方だ。(民主)党の分裂は認めるわけにいかない。現時点で維新と同じ党になることは考えられない」と述べ、慎重な考えを強調した。一方で「国会での協力は重要だ。政策のすり合わせも必要だ。そういうことはしっかりやっていく」とも語った。幹事長などの執行部人事に関しては「白紙だ。『オール民主』を考えてやらなければならない」と述べるにとどめた。

●【民主党代表選】新代表に岡田氏 安倍政権への対峙姿勢くっきり 役員人事は「オール民主」
     産経 2015.1.18 21:23
 民主党は18日の臨時党大会で代表選の投開票を行い、岡田克也代表代行(61)が、細野豪志元幹事長(43)と長妻昭元厚生労働相(54)を破り、新しい代表に選出された。岡田氏の任期は平成29年9月まで。4月の統一地方選や来年夏の参院選を控え、低迷する党の立て直しと自民党に対抗する野党の結集で手腕が問われることになる。

 岡田氏はさっそく幹事長などの党役員人事に着手した。代表選出後の記者会見で「『オール民主』ということを考えてしっかりとした人事を行う」と述べ、細野、長妻両氏の起用を含め挙党態勢で臨む意向を示した。岡田氏を支援した枝野幸男幹事長の続投や、蓮舫参院議員ら女性の幹部登用も視野に検討を進める。

 岡田氏は新代表に選ばれた直後、「政権交代は容易なことではない。全員の力が必要だ。私と一緒に苦しい道を乗り越えていこう」と結束を呼び掛けた。投票前の演説では、安倍晋三政権が進める集団的自衛権の行使容認に反対する姿勢を強調し、安倍政権下では憲法改正議論に加わらない意向も重ねて表明。野党再編に慎重な考えを示した。

●民主党代表選候補者 国民の期待を裏切った反省も総括もせず
    NEWS ポストセブン 2015.01.18 07:00 ※週刊ポスト2015年1月30日号
 岡田克也氏、細野豪志氏、長妻昭氏による三つ巴戦となった民主党代表選(1月18日投開票)。代表選出が有力視される岡田氏だが、過去の実績を見ると、岡田氏には勝負勘がない。

 2012年には副総理として当時の野田佳彦首相の解散を後押しし、結果、歴史的惨敗によって政権の座から転落した。代表時代の2005年の郵政解散でも、自民党が分裂選挙となったことから「これで政権交代が実現できる」と喜び勇んだ挙げ句、自民党に圧勝を許した。政策がひどいのは同じでも、選挙に強いだけ安倍自民のほうが役者が上かもしれない。
 
 もっとも、細野、長妻両氏も反省が足りないという意味では同じ。

「明るい細野」を掲げた細野氏は福島第一原発事故の後、菅・野田両内閣で原子力担当相を務めて「事故収束宣言」を出したが、被災者の多くは今も帰還できず、将来が見えない「暗い生活」を強いられている。

「年金守ります」をキャッチフレーズにした長妻氏も、厚生労働大臣として年金改革の責任者の立場にあったが、改革どころか年金崩壊はさらに進んでいる。3人とも国民の期待を裏切り、反省も総括もしていない。

 にもかかわらず「ブレない」「明るい」「年金守ります」というフレーズを臆面もなく打ち出すコップの中の争いでは党の再生などできるはずもない。

●岡田氏のもと民主党はまとまれるのか 党内ではすでに不安視する声も...
      j-cast 2015/1/18 20:10
2015年1月18日、決戦投票までもつれた接戦を制し、岡田克也代表代行が民主党の新代表に選出された。
会見で「幅広く意見を聞いて合意形成を進めていく」と党内一致に向けた姿勢をアピールしたが、岡田氏のもとで党内はまとまれるのだろうか。
得票数を見る限り、党内の支持は盤石とは言えず 田氏のもとで民主党はまとまれるのか
岡田氏の選出後、推薦人の1人は「今回の代表選はよく盛り上がったし、民主党の人材の豊富さを広くアピールできた」と自画自賛した。閣僚経験者からも「今日は祝杯だ」「前回の代表選よりは盛り上がったんじゃないか」と満足げな声がこぼれていた。

しかし、得票数を見る限り、党内の支持は盤石とは言えない。地方議員や党員・サポーターも投票できる1回目の得票結果で、岡田氏(294ポイント)は細野豪志氏(298ポイント)に遅れを取った(長妻昭氏は168ポイント)。
国会議員132人と参院選の予定候補者1人による決戦投票直前、岡田氏は「長妻さんの『格差を是正する』という訴えは説得力がある。勉強させてもらった」と持ち上げた。長妻陣営からの得票を狙った形だが、結局133ポイントにとどまり、120ポイントの細野氏に大きな差はつけられなかった。

今後の党運営でカギとなりそうなのが、「原理主義者」と言われる岡田氏のもとで党がまとまれるかどうかだ。岡田氏は投票前の演説で「党は変わらなければならない」とした上で、「私自身も変わらなければならない。もっと耳を傾けなければならない」と語ると、会場からは大きな笑い声が起こった。予想しないリアクションだったのか、少しとまどったように「私自身はあまりそう思っていないのですが...」と続けていた。

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