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てらまち・ねっと



 現状を変えようとする都知事自体は評価したいけど、小池氏は、安倍氏同様に超右系、維新の誰かと同様のスタンスと見てとれる。だから、政治家としては応援しない。

 ともかく、久しぶりにネットで見てみた。もとは、★リテラ 2017.03.02★≪小池都知事の“好意的記者”ランキング トランプそっくり、会見でお気に入りの記者ばかりを指名≫という報道がメモしてあったから、そこから点検。見出しの通りのトップのようだ。

 今回、「新党の代表就任へ 都議選対策か」とテレビのニュースでも流れていたが、それまでの代表がまずいことをしているから、との見方もある。無論、自民党の都議選対策の裏技でそういう話がオモテに出て、たたかれるのかもしれない。自民は選挙での裏操作がうまいから。

 そんなことで、今日は以下を記録しておく。
 なお、今朝の気温はなんと18度、2日ほど前は岐阜で最高気温33度とかのようだから、気温の高さは季節の流れか。まだ5月だけど。・・ということで暑さを感じながらノルディックウォークしてきた。
 また、管理者のgooブログから通知された昨日5月30日の私のブログへのアクセス情報は「閲覧数5.981 訪問者数1,877」だった。 

●小池都知事の“好意的記者”ランキング トランプそっくり、会見でお気に入りの記者ばかりを指名/リテラ 2017.03.02 横田一「ニッポン抑圧と腐敗の現場」

●小池都知事「決断できない知事」との批判を一喝 記者会見で机を叩く/ライブドアニュース 5月19日 J-CAST
●小池百合子知事、記者の質問に「失礼なんじゃないですか」と反論 最後は皮肉を込めて.../ハフィントンポスト 2016年12月03日

●守勢に転じた小池知事 見えないところで自民にケンカ上等/ZAKZAK 2017.05.16 ※週刊ポスト
●小池都知事が「カジノ推進」を就任早々打ち上げた理由/山田厚史 [デモクラTV代表・元朝日新聞編集委員] 2016年8月18日
●小池百合子氏「都民ファースト」に小泉純一郎元総理が参戦か、安倍総理と3人で握手も/アサ芸プラス 5月06日

●東京都議会文教委が小池知事への出席要求決定 五輪の都外仮設整備費「報告が必要」…自民が揺さぶり/産経 5.29

●猪木氏、小池知事特別秘書に業務上横領容疑の告訴状/日刊スポーツ 5月18日 
●小池百合子・都知事を支援する「都民ファーストの会」代表の野田数氏が六本木で豪遊/NEWSポストセブン 2017年05月22日
●自民困惑、党籍そのまま 小池氏「都民フ代表」就任へ/毎日 5月31日
●小池知事が代表就任へ、このタイミングでなぜ?/tbs 30日 18時02分
●小池都知事、新党の代表就任へ 都議選対策か/朝日 5月30日

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●小池都知事の“好意的記者”ランキング トランプそっくり、会見でお気に入りの記者ばかりを指名
     リテラ 2017.03.02 横田一「ニッポン抑圧と腐敗の現場」⑧

データから浮かび上がった小池都知事によるメディアコントロール
 批判的な記者の質問を受け付けない一方、友好的なメディアを優遇するトランプ大統領と瓜二つなのが、総理大臣待望論が出始めた人気抜群の小池百合子・東京都知事だ。知事就任から半年経った今も“小池劇場”は健在で、安倍政権を超える7割超えの支持率の原動力になってもいるが、メディアコントロール(記者選別による批判的報道の抑制)の産物でもあるといえる。CNNテレビの記者の質問を遮りつつ、「好意的な記者を見つけたい」と言いながら保守系FOXのニュース番組を称賛するトランプ大統領と同じような差別的対応をしていることは、私が小池都知事就任の2016年8月から2017年2月24日までの定例会見および臨時会見における記者別指名回数を順位づけした「都知事会見の指名回数順位(“好意的記者”ランキング)」(記事3P目の表参照)を見ると、一目瞭然だ。
・・・(略)・・・ 

●小池都知事「決断できない知事」との批判を一喝 記者会見で机を叩く
         ライブドアニュース 2017年5月19日 J-CAST
小池都知事が19日、一部から出ている「決断できない知事」との批判に言及
「スパンと決められるものは決めてきた」と机を両手でドンと叩きながら一喝
「前任者」への皮肉も織り交ぜつつ、自らへの批判に真っ向から反論した
小池知事、「決断できない」批判にブチ切れ 「これほど決めてきた知事はいない!」

「これほど決めてきた知事はいないんじゃないでしょうか!」――。
東京都の小池百合子知事が2017年5月19日の定例会見で、一部から出ている「決断できない知事」との批判を一喝した。豊洲移転を決めた「前任者」への皮肉も織り交ぜつつ、自らへの批判に真っ向から反論した。

記者会見で机をドン!
いまだに結論が出ない築地市場の豊洲移転問題に、2020年東京五輪・パラリンピックの費用負担をめぐるドタバタ。こうした点を引き合いに、小池氏を「決断できない知事」だと批判する動きが、都議会自民党の所属議員を中心に広がっていた。

5月19日の定例会見で小池氏は、記者から「決断できない」との批判についてどう感じるかと問われると、

「これほど決めてきた知事はいないんじゃないでしょうか!自らのことを決め、そしてスパンと決められるものは決めてきた」
と机を両手でドンと叩きながら一喝。続けて、「例えば豊洲の問題などは中途半端に決めたから私は立ち止まった」として、

「早く早くと言っている人たちは、何か都合が悪い人たちなんじゃないかと思います。もちろん早いに越したことはありませんが、拙速という言葉もございますので」
と皮肉っぽく述べた。

その上で、「余計なことかもしれませんが...」として、都が新しい視察船として約20億円の豪華クルーザーを発注したことに批判が出ている点にも言及。「改めて見直しをしている最中です」と明かした上で、

「(視察船は)セレブばかりが乗る船だという風に喧伝されているけれども、都民も毎年1万2000人乗っています。それで、(今回の批判を受けて)あの船に乗りたいという人が殺到していまして、むしろ、クローズアップされているんです」
と笑っていた。

なお、今回の小池氏の「反論」について、ツイッターやネット掲示板では、

「えええ? 『自らのことも決め?』 離党できずにいるのに?」
「お言葉ですが。。。。。。。。なにを、決めたのかな?」
といった意見が出ている一方で、

「じゃあ決められる知事って誰?メディアが勝手に結論を急かしてるだけじゃない?」
といった反応も見られる。

●小池百合子知事、記者の質問に「失礼なんじゃないですか」と反論 最後は皮肉を込めて...
   ハフィントンポスト 2016年12月03日
東京オリンピック・パラリンピックの施設整備の見直し問題をめぐり、東京都の小池百合子都知事が12月2日の記者会見で、報道陣の質問にムッとして反論する場面があった。

小池知事は11月29日のIOC・東京都・大会組織委員会・日本政府の4者トップ級会合で、バレーボール会場として「有明アリーナ」の新設案と既存の「横浜アリーナ」活用案の2案を提示。小池知事は「クリスマスまでに結論を」としていたが、2日の会見では「遅くとも12月中旬まで」と前倒しする方針を示した。

一方で横浜市は、横浜アリーナ活用案について「競技団体の意向を重視すべきだ」などとする文書を11月25日に東京都に提出しており、情勢は不透明だ。また、小池知事は「私が(文書を)目にしたのは昨日(1日)」と会見で明かした。

■「大山鳴動して鼠一匹と言いますか…」
12月2日の会見では記者の一人が「横浜アリーナの活用はかなり難しい状況」と指摘。ボート・カヌー、水泳会場が従来の計画と変わらず、バレーボールも当初の計画通り有明アリーナになれば「大山鳴動して鼠一匹と言いますか…」と、小池知事に対して述べた。

小池知事は一瞬色をなしたが、質問をさえぎる形で「それは失礼なんじゃないですか」と笑みを浮かべつつ、語気を強めて不快感を示した。

さらに記者から「有明案に決まったら知事にとって挫折になるのでは」と問われると、小池知事は「それは全く当たらない」と反論。「オリンピックがいかにサステイナブルであるべきかを追求した。金額で言うなら2000億円削ったという方もおられますが、そこから更に削っている。その分を見過ごしておられたということでは」と経費削減の成果を強調した。

■小池知事「鼠どころか、大きな黒い頭の鼠が一杯いた」
小池知事は「このままいくと豊洲でありませんけれども、どんどん(費用が)膨らんでいた」「結局は都民に費用がかかってくる。私であれ誰であれ、都に責任がある者はそのことをしなければならなかったのでは」と続けた。

その上で、「鼠どころか、大きな黒い頭の鼠が一杯いたことが、ここで分かった。入札の方式はどうなんでしょうか。そういうことを見なければいけないのでは」と強い口調で述べた。

質問への回答の最後に小池知事は「これから頭の黒い鼠をどんどん探していきたいと考えております。むしろジャーナリズムとして、そちらの方を研究されてはいかがでしょうか」と皮肉で返した。

●守勢に転じた小池知事 見えないところで自民にケンカ上等
        ZAKZAK 2017.05.16  ※週刊ポスト2017年5月26日号
 7月の都議選まで2か月を切り、小池百合子・都知事率いる新党「都民ファーストの会」と自民党のバトルが本格化しつつある。都民ファーストの会に衝撃を与えたのが“看板候補”となるはずだった中村彩氏(27)の自民党による引き抜きだ。

 慶応大学大学院から日本取引所グループ(JPX)に進んだキャリアウーマン。小池百合子政経塾「希望の塾」に参加して都議選候補者養成コースに選抜され、「小池アマゾネス軍団の1人」としてメディアで注目されていた人物だ。そんな彼女が、小池氏の宿敵である“都議会のドン”内田茂・都議の後継者として自民党の公認を受けたのだ。

 小池新党は自民党東京都連会長の下村博文・代議士の元公設秘書、平慶翔氏(29)を引き抜いた。女優・平愛梨の実弟でもある。しかしその平氏には“スキャンダル爆弾”が炸裂。『週刊新潮』(4月13日号)で下村氏の秘書時代に「カネがらみの不祥事」で事務所を解雇された疑惑が報じられたのだ(本人は否定)。

 守勢に転じた小池氏側は“ハリネズミ”状態でピリピリしている。都民ファーストの新人候補の選対幹部が明かす。

 「小池知事サイドから『選挙事務所では来訪するお客さんに茶菓も出してはいけない』という厳しいお達しまで来ている。都民ファーストの会はクリーンと透明性を看板にしているから、どんな些細なことでも、対立候補から“特定の人に便宜を図った”などと批判されないようにするためだそうです」

 候補者が有権者の話を聞いて要望を汲み上げるのは重要な活動であり、「お茶も出すな」とは過敏すぎるように思えるが、メディアへの対応も同様だった。

 本誌記者が都民ファーストの都議候補の1人に毎朝、駅前で行なっている「朝立ち」(街頭演説)を取材したいから日程を教えてほしいと申し込むと、「都民ファーストの許可を取ってくれ」という回答。そこで都民ファースト本部に連絡すると「質問内容を提出していただきたい」(広報担当者)。街頭演説を聞くだけでこの対応。いかに神経質になっているかがわかる。

 自民党は押せ押せムードに自信を回復。日経新聞の都議選支持率調査では母数は少ないながら(152人が対象)「自民32%、都民ファースト17%」と形勢逆転が報じられている。

 「党の調査では自民47議席対都民ファースト47議席で互角の情勢。かなり巻き返してきたが、活動が緩まないように候補たちには“40議席対50議席で負けている”と伝えている」(自民党都連選対スタッフ)

 小池氏はテレビで「自宅初公開」するなどメディア露出を増やしてアピールするくらい。勢いに欠けるように見えるが、手詰まりというわけではなさそうだ。実は、有権者に見えないところで自民党の票田をジリジリ締め上げ、“ケンカ上等”の本領を発揮していたのだ。

 「小池知事は都議会自民党が持っていた200億円の予算復活枠を廃止して業界の陳情窓口を知事に一本化すると、自民党支持団体の会合に出席しては、『これだけ予算をつけた』とアピールしている。都議たちは強がっていても、票田を切り崩されて青くなっているのが本音」(自民党代議士秘書)

 “仁義なき都議選”は幕を開けたばかりだ。

●小池都知事が「カジノ推進」を就任早々打ち上げた理由
       山田厚史 [デモクラTV代表・元朝日新聞編集委員] 【第116回】 2016年8月18日
・・・(略)・・・
 小池百合子都知事が「カジノ推進」を打ち上げた。・・・(略)・・・

“処女地”日本を狙う 国際カジノ資本と 安倍政権の蜜月
・・・(略)・・・

●小池百合子氏「都民ファースト」に小泉純一郎元総理が参戦か、安倍総理と3人で握手も
   アサ芸プラス 2017年05月06日
豊洲移転問題の結論引き延ばしがアダとなり、小池百合子都知事に逆風が吹き始めた
自民・二階俊博幹事長は42選挙区ごとに国会議員を割りふり、小池氏と「対決姿勢」に
小泉純一郎元総理は小池氏と「壊し屋」タッグを実現しようとしているとの話もある
小池百合子「都民ファースト」に小泉純一郎が緊急参戦

 豊洲移転問題の結論引き延ばしがアダとなり、小池百合子都知事(64)に逆風が吹き始めた。都議選での「圧勝」に暗雲が垂れこめる中、次なる一手が急浮上。小泉純一郎元総理(75)との「壊し屋」タッグを実現しようとしているのだ。

 4月14日、「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」の顧問に就任し、会見を開いた小泉氏。記者から小池氏について質問されると、

「改革に対する情熱を持続し、邁進していただきたい」

 とエールを送った。7月の都議選で小池氏が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」の支援は否定したが、“緊急参戦”はありうる、と言うのは都政担当記者である。

「これまで小池旋風の勢いに乗って、衆院補選や千代田区長選で大勝しました。それが豊洲問題では、『安全』だと小池氏も認めておきながら、移転を先送りにする姿勢に多くの有権者からも疑問の声が出ています。都議選で単独過半数を実現させるため、今後、総理時代に絶大な人気を誇った小泉氏に応援演説をお願いすることもあるでしょう」

 小池氏にやられっぱなしの都議会自民党も反転攻勢に出ている。3月の都議会では、「移転の決断ができない知事」を印象づけるため、質疑では豊洲問題に時間を割き、決断を迫る質問を繰り返した。自民党と都連も協力態勢が進んでいる。

「二階俊博幹事長(78)は42選挙区ごとに担当の国会議員を割りふり、支援するように“号令”を出しました」(自民党関係者)

 小池氏と融和路線だった上層部が、「対決姿勢」に切り替えたのには理由があった。

「今春極秘の世論調査をしたところ、苦しい戦いにはなるが、報じられているほど大敗にはならないというデータが出たのです」(前出・自民党関係者)

 自民党の勢いにのまれたのか、小池氏は豊洲移転問題を都議選の「争点」にする方針から一転、

「旗印には考えていない」

 と後退を明言した。都民ファーストの会の関係者もこう話す。

「70人規模の候補者の擁立を目指していますが、(小池塾の)受講者だけでは経験不足で知名度も低い。現段階では他党からの“移籍組”頼りになっています」

 戦える候補者の選定が遅れ、「争点」もブレる中、師弟関係にある小泉氏の“援軍”は心強い味方だろう。

「第2次小泉政権で小池氏が初入閣した頃、独身の総理の体を気遣って、お弁当を作ったことがあるそうです。その時の恩義を返すため、頼まれれば小泉氏が都議選のサポート役を引き受けると見られています」(政治部記者)

「壊し屋」2人のタッグは早くも動きだす。4月18日夜、赤坂の日本料理屋で小泉氏と小池氏は、「敵対関係」になる二階氏らと会合を行ったのだ。

「小泉氏が呼びかけて実現しました。同じ時間帯には、同店で安倍晋三総理(62)も会合をしていたんです。“偶然”会ったと説明していますが、安倍総理と小泉氏、小池氏の3人だけで数分間、言葉を交わし、握手をして別れたそうです」(前出・政治部記者)

 “密談”によって、はたして「対決姿勢」は有権者へのパフォーマンスと終わるのか。

●東京都議会文教委が小池知事への出席要求決定 五輪の都外仮設整備費「報告が必要」…自民が揺さぶり
   産経 2017.5.29 20:48>
 2020年東京五輪・パラリンピックの経費分担問題で東京都議会文教委員会は29日、小池百合子知事に出席を求めることを賛成多数で決めた。小池氏が都外会場の仮設整備費を都と大会組織委員会で原則全額負担すると発表したことについて、自民党が「委員会で報告してもらう必要がある」と主張した。都議選を前に、自民が対立する小池氏に揺さぶりをかけたかたちだ。委員会の出席要求に強制力はなく、小池氏の対応が注目される。

 出席要求の動議を出した自民の川松真一朗都議は「都民のお金を議論するのは都議として当然のことで、所管の文教委で議論を深めるべきだ」と強調。他会派は「都議会代表質問などで質疑が可能」と反対したが、委員長をのぞく13人の委員のうち自民7人の賛成多数で可決した。小池氏が応じれば、6月5日に都外会場の仮設整備費に限定して委員会質疑が行われる。

 都外会場の仮設整備費約500億円は、都と組織委が原則負担。都外自治体には警備や輸送などの運営費約400億円の負担を求める方向で調整しており、関係機関のトップが集まる5月31日の連絡協議会での大筋合意を目指している。

●猪木氏、小池知事特別秘書に業務上横領容疑の告訴状
       日刊スポーツ 2017年5月18日
 アントニオ猪木参院議員が18日、東京都内で記者会見し、小池百合子都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」代表で、都政務担当特別秘書の野田数氏に対する業務上横領容疑の告訴状を警視庁に提出していたことを明らかにした。猪木氏の政策担当秘書を務めていた当時に計1120万円を着服したとしている。

 これに対し、野田氏側は「事務所費用の私的流用はなく、全くの事実無根。猪木氏らへの刑事告訴と損害賠償請求訴訟などを予定している」と反論する文書を公表した。

 猪木氏側の説明によると、告訴状は2014年12月に提出。野田氏は13年7月に猪木氏の秘書に就任したが、国会議員に月額100万円支給される「文書通信交通滞在費」を、猪木氏には月額50万円と説明し、残りを事務所名義の口座から引き出していた。別の口座からも現金の引き出しがあったという。

 猪木氏は会見で「使途が分からない。公金(の横領)なので、きちんとしないといけない」と述べた。猪木氏側の主張は週刊新潮の5月25日号に掲載されている。

 野田氏は小池知事が衆院議員時代に秘書を務め、都議などを経て昨年8月に特別秘書に就いた。(共同)

●小池百合子・都知事を支援する「都民ファーストの会」代表の野田数氏が六本木で豪遊
        NEWSポストセブン 2017年05月22日 ※週刊ポスト2017年6月2日号
小池百合子・都知事が、側近たちの“自爆”による爆風に巻き込まれているという
アントニオ猪木氏が「都民ファーストの会」代表の野田数氏による公金横領の被害を告発
疑惑が降り掛かっている野田氏は、六本木の超高級クラブやショーパブで豪遊していた

 圧倒的な支持を受け7月の都議選を迎えるはずだった小池百合子・都知事(64)に逆風が吹き始めている。自民党などの既成政党の逆襲か? どうも違う。本来は小池氏をサポートするはずの側近たちの“自爆”による爆風に巻き込まれているのだ。

「質問状の内容は支離滅裂で、事実とはまったく違うんですよ」

 5月15日午後8時頃、「都民ファーストの会」代表の野田数(かずさ)氏(43)は、携帯電話の相手に早口でそうまくしたてながら、都庁近くの高級和食店に入っていった。

 それから3日後に発売された『週刊新潮』で、アントニオ猪木・参院議員が、自身の秘書を務めていた野田氏により1100万円もの公金横領の被害に遭ったことを告発。18日には記者会見を開き、警察に告訴していることも明かした。この質問状とは、新潮が公金横領疑惑について質したものだったようだ。

 小池新党のイメージダウンに繋がりかねないだけに、弁明していたのだろうか。しかし泣く子も黙る小池新党のトップがこれしきのことで大人しくするはずがない。ここから、野田氏のハレンチ豪遊が幕を開けた。

◆チップはバケツで振る舞う
 もっとも、「都民ファーストの会」の代表といっても、世間的には無名に近い。まずは野田氏の経歴から説明しよう。

 早稲田大学卒業後、小池知事が保守党の代議士だった時代に秘書を務めていた野田氏は、都議(自民党)を経て、2013年から猪木議員の公設秘書となった。昨年の都知事選では小池氏をサポート。選挙対策本部責任者となって選挙を戦い、現在は特別秘書であると同時に、小池氏の“名代”として都民ファーストの会代表に就いている。

「野田氏は『希望の塾』の事務局長も務めているが、この塾は彼が小池知事に進言して立ち上げた。『オレが都議選候補者の公認権を持っている』と豪語しています」(都政担当記者)

 さすが人気絶頂の小池新党代表は遊び方も“ファースト”だった。客単価1万円はくだらない高級和食店から出てきたのが午後10時。赤ら顔の野田氏が連れの男性とタクシーに乗り込み、次に向かったのが六本木のクラブ『M』だった。

 この店は“座っただけで5万円、ボトルを入れたら最低でも10万円”と言われる超高級クラブだ。しかしまだまだ遊び足りない様子の野田氏。『M』を約1時間で後にすると連れの男性と、同じく六本木にある『B』という店に向かっていった。

『B』は水着や露出度の高いセクシー衣装を着た女性たちが、ショータイム時にポールダンスなどを披露するショーパブだ。料金は約1万円前後だが、女性たちにチップとして渡す“チケット(10枚括りで1000円)”が別途必要になる。

『B』は、野田氏が、都の関係者や懇意のマスコミ関係者らを引き連れて足繁く通う常連の店。入店したのは午後11時半。ショー開始の時間とほぼ同時にVIP席に腰を下ろした野田氏は、巨大なサイリウム(ペンライト)を振りかざして観賞。ショーが進むにつれテンションを上げていく。

「ショーの終盤、女の子たちが上半身の衣装を外して“手ブラ”になるのですが、その瞬間、野田さんは“フォーッ!”と雄叫びをあげ、ガッツポーズを決めていました」(居合わせた客)

 その後、女性たちが客席を回って客がチップを渡す時間に。ここで野田氏は満面の笑みを浮かべ、チップを振る舞ったという。

「野田さんはバケツのような容器に入った大量のチップを用意していました。ビキニギャルが来るとチップを束にしてパンツにねじ込んでいました。気前の良い彼の前に女の子たちは列をなし、まさにハーレム状態でした」(同前)

 ショーの最中、ステージには様々なCG映像が流れるのだが、その中には「都民ファースト」というタスキをかけた小池知事っぽいキャラクターも登場。その傍らには野田氏をスマートにした感じの男性キャラがぴったりと寄り添っていた。

 午前0時30分頃、ショーの終了と同時に席を立った野田氏らは店を出た。そして連れの男性をタクシーに乗せて解散──。

 いや、野田氏の夜は終わらない。再び店に戻っていったのである。午前1時閉店の『B』が入るビルから野田氏が出て来たのは午前2時だった。

 ようやく帰るのかと思いきや、今度は店の外にあるソファーに座り込んだ。そこに若い女性らが集まってきて野田氏と談笑し始めた。『B』で踊っていた女性たちが私服に着替えて合流したのである。

 その後、両脇の女性と腕を絡ませながら満面の笑みを浮かべて歩く野田氏は「寄り道しないで帰ってくださいねー」と彼女たちに見送られタクシーに乗り込んだ。超高級住宅地にある自宅に辿り着いたのは午前2時半頃だった。

 自身に疑惑が降り掛かっている最中の豪遊は、さらなる疑念が生じかねない。猪木氏は『週刊新潮』で〈クラブやキャバクラでかなりのお金(政治資金)を使っていることが判明〉したことから告発に動いたと説明している。果たしてこの日の豪遊資金はどこから拠出されたものなのだろうか。まさかビキニに捻じ込んだチップまで政治資金ということはあるまいが……。

 野田氏に質問書を送ると、代理人弁護士が代わって答えた。

「野田が言うには、その日『M』は半年ぶりに行ったとのことですが、『B』は月に1度ほどの頻度で通っているようです。もちろん野田のポケットマネーで支払っています。『B』は猪木議員の秘書時代からマスコミの記者の方々と訪れ、そこで仕事の打ち合わせをすることもあったので、文書交通費で落とすこともありました。しかし、その後は自腹です」

●自民困惑、党籍そのまま 小池氏「都民フ代表」就任へ
         毎日 2017年5月31日
小池百合子東京都知事と自民党の対立の経過
 東京都の小池百合子知事は30日、自身が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の代表に就く考えを明らかにした。ただ、小池氏は今も自民党籍がある。このまま都議選(6月23日告示、7月2日投開票)に突入すれば、自民党員のまま同党と対決する形になり、有権者には分かりにくい。

 小池氏は都民ファーストが総決起大会を開く6月1日に代表に就任する。30日、「改革のスピードを上げるという観点から代表を務める」と記者団に説明したが、報道各社の世論調査で、都民ファーストが自民党に後れ…

●小池知事が代表就任へ、このタイミングでなぜ?
      tbs 30日 18時02分
 都議選まで、あと1か月というタイミングで小池知事が都民ファーストの会の代表につくと発表した狙いなんですが、やはり選挙に向けた話題づくりなんでしょうか。国会記者会館にいる政治部の岩田官邸キャップに聞きます。
 都民ファーストの会というのは今年の1月に地域政党としての活動を始めましたが、そのとき、小池さんは代表につかなかったんです。当時、あれ、小池さんが代表じゃないの?と思った人もいたと思いますが、30日、自民党の幹部はこんなふうに分析していました。
 「最初から計画されていたんだろう。人気をとるためにはなんだってやるんだ」と言うんです。つまり、都議選の直前に、もう一度、大きな注目を集めるために、あえて最初からは代表につかずに、もともと、このタイミングを狙っていたんだろうという分析なんです。
 自民党が去年の都知事選挙のときに懲りたのは、小池さんの発言に一々反応しているうちに、いつの間にか自分たちが小池劇場の悪役にされてしまったということなんです。ですから、なるべく巻き込まれないように静かにしていた方が得だというのが、自民党幹部の共通した認識になっています。

●小池都知事、新党の代表就任へ 都議選対策か
       朝日 2017年5月30日
 小池百合子・東京都知事は30日、特別顧問を務めている地域政党「都民ファーストの会」の代表に就く意向を明らかにした。同会を事実上率いていたが、公務多忙などを理由に代表に就いていなかった。6月23日告示の都議選では、公明党などの支持勢力と共に過半数の議席獲得をめざしており、自ら先頭に立つことで選挙戦を有利に進める狙いがあるとみられる。

 小池氏は30日、6月1日の同会の決起大会で代表に就く考えを明かし、「都民ファーストの志と政策を実行していくために知事・代表という形をとりたい」と報道陣に述べた。

 一方、自民党衆院議員から転身した小池氏は自民党籍を残している。都議選に向けて自民都連と対立しているが、党籍については「(自民党に)進退伺を出しているので、判断頂ければ」と述べるにとどめた。


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