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てらまち・ねっと



 政治家やトップとしての資格がないから辞任せざるを得ないのが当然の舛添氏。自民党国会議員からは「舛添でなく『まきぞえ』知事」とまで言われた。
 今日の都議会の最終日に向けて、昨日、各会派が不信任案を提出・・ということは、ほぼ全会一致で不信任案が通るという異例な事態。
 
 そんな「見切られた関係」においては、舛添氏は「知事辞任でなく議会解散で先延ばし」はできないだろうから、次に来るのは都知事選挙。
 その「次」の候補の一人として、しばらく前から言われているのが「橋下徹元大阪知事・市長」。
 でも、それだけはお断り。

 なぜなら、安倍、橋本は超右翼の独裁者。以前から言われていることだけど、「安倍は橋本と組んでやっていきたい」、「橋本は都知事でなく、総理が目的」という一時的な思惑の重なり。安倍氏の自民総裁の任期はあと2年だから、あとは橋本の独壇場、という筋書きか。

 ・・そんなことは嫌なので、早めにみんなでけん制しよう。
 
 時事★≪知事選になった場合、本命の後継候補がいるわけではなく、人選が難航するのは必至。一方、政府関係者の一人は「舛添氏は議会を解散する可能性がある」と身構える。≫

 PRESIDENT★≪舛添氏が6月中に辞職すれば「8月選挙」となる公算だ。自民党の小池百合子元防衛相や民進党の蓮舫代表代行、橋下徹元大阪市長らが「ポスト舛添」候補にあがる≫

 毎日★≪蓮舫氏が参院選東京選挙区で当選後に都知事選に転じれば、議員辞職で欠員は1となる。一方、比例代表に回れば次点の民進候補が繰り上げ当選する可能性が残る。民進都連幹部は「都知事選はギリギリまで候補者が出そろうのを見極める必要がある」と語る。
 蓮舫氏は12日のフジテレビ番組で自身の都知事選出馬について、「私はまず参院選がある。いろんな選択肢も含めて考える」と明言を避けた。≫

 今まで何度も挙がっていた蓮舫氏は、そろそろ決断しないといけないのでは・・・
 ということで、今日は、都知事の不信任案の関連を記録。

●【舛添氏公私混同疑惑】面会者は死亡の出版社社長か 「墓参りに行くと言っていた」弟は舛添氏の説明に疑問/産経 2016.6.14
●舛添氏不信任案可決へ 都議会与野党、案を一本化/朝日 6月15日
●参院選へ障害除去=自民、舛添氏に引導/時事 6/15

●辞職か都議会解散か、今後のシナリオは/The Huffington Post 6月15日
●「次の都知事選」嵐・櫻井パパは「絶対出ない」。その理由は? /PRESIDENT 6月14日 

●<舛添氏問題>民進、知事選の動向注視 蓮舫氏推す声も/Yahoo!ニュース 毎日 6月14日
●舛添後の候補立てる立場か自公/政界地獄耳/日刊スポーツ 6月14日

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●【舛添氏公私混同疑惑】面会者は死亡の出版社社長か 「墓参りに行くと言っていた」弟は舛添氏の説明に疑問
    産経 2016.6.14
 東京都の舛添要一知事への集中審議で焦点の一つとなったのが、千葉県木更津市のホテルに家族同行で宿泊した際、客室で面会したとされる人物だ。面会者について説明を変遷させてきた舛添氏は「いつ連絡したのか」「どんな服装だったか」との追及に、「細かく覚えていない」「記憶にない」と繰り返した。

 当初、舛添氏は「事務所関係者ら」と会議をしたと説明。だが、6日に公表された調査報告書は「元新聞記者の出版会社社長」との面会と認定、舛添氏も同様の認識を示した。「社長」の氏名はプライバシーなどを理由に公表していない。

 一方、関係者取材で浮上したのが、舛添氏と長年の交流があるなど「社長」と条件が合致する男性の存在だ。男性は競馬情報などを扱う出版社の元社長で、かつて編集長を務めた新聞社発行の競馬雑誌では、舛添氏が連載を担当していた。

 また、舛添氏の資金管理団体は平成23年に同社会議室で会費1万円の勉強会を開催。同社取締役の女性は、過去に舛添氏の政治団体の会計責任者を務めていた。男性は昨年11月に死去。葬儀には舛添氏も出席したという。

舛添氏は、集中審議で「社長」と男性が同一人物か明かさなかったが、取締役の女性は「男性は政治の話をするような人ではなく、仮にホテルに行ったとしたら競馬の話ではないか」と話す。

 男性の弟は「4年ほど会っていない。兄は正月はたいてい横浜市で墓参している」と証言。晩年に親交のあった関係者も「正月はいつも横浜市に墓参りに行くと言っていた」と、舛添氏の説明に疑問を呈した。


 弟も取締役の女性も、調査を担当した佐々木善三弁護士らから接触はなかったという。

 佐々木氏は産経新聞の取材に「特に話せることはない」としている。

●舛添氏不信任案可決へ 都議会与野党、案を一本化
         朝日 2016年6月15日
 東京都の舛添要一知事をめぐる政治資金の公私混同疑惑などの問題で、都議会最大会派の自民党は15日未明、舛添氏への不信任決議案を議会運営委員会理事会に提出した。都議会の各会派は、それぞれが出した不信任案を自民案に一本化し、15日の本会議に上程、審議する。舛添氏が自ら辞職しない限りは、同日午後に可決される見通しだ。

 不信任案は、123人の在籍議員の3分の2以上が出席し、4分の3の賛成で可決される。可決された場合、舛添氏は10日以内に議会を解散しなければ、失職することになる。舛添氏が議会を解散しても、都議選で新たに選ばれた議会が再び不信任案を可決すれば、舛添氏は失職する。

 14日午後に開かれた議運委理事会では、与党の公明党や野党の共産党、民進党などが、それぞれ計7本の不信任決議案を提出した。舛添氏に自ら辞職を決断するよう説得していた自民も交渉が難航し、夜になって不信任案を提出した。

 14日は、舛添氏への説得が続いた。都議会の川井重勇議長(自民)も、主要4会派の要望を受けて理事会前に舛添氏と会談して辞職を促したが、舛添氏は「応じられない」と拒否したという。

 その数時間後、舛添氏は議運委理事会に出席。一連の問題について陳謝したうえで、不信任案を可決したら今夏のリオデジャネイロ五輪・パラリンピックを前に都政が混乱すると改めて説明。「第3回定例会(9月議会)に私の身柄を託したい」と訴え、13日と同様に不信任案提出の先延ばしを求めた。

●参院選へ障害除去=自民、舛添氏に引導
       時事 2016/06/15
 政治資金の公私混同問題で瀬戸際に立たされている舛添要一東京都知事をめぐり、自民党がようやく不信任決議案を提出し、「舛添切り」にかじを切った。野党に加え与党の公明党も即時辞任を求める中、少しでもかばっていると見られれば、批判の矛先が自らに向き、7月の参院選の「障害」になりかねないためだ。

 自民党は当初、舛添氏を追い込めば、参院選と都知事選の「ダブル選」もあり得ると警戒。次の知事の任期が2020年東京五輪の開催時期と重なることもあり、辞任時期の先延ばしを探っていた。

 ただ、煮え切らない態度を続けている自民党への批判は無視できないほどに広がっていた。党関係者の一人は、参院選東京選挙区で陣営が開いた集会などで、聴衆から「なぜ舛添氏を辞めさせないのか」とのやじが飛んだり、出席した支持団体から「このままほっておくなら、自民を応援しない」とささやかれたりしていると明かす。

 比例代表で同党から組織内候補を擁立する職域団体が14日に開いた会合でも、谷垣禎一幹事長が「今、東京で苦労している。こういうことが起きるとペケが付くかもしれない。これが参院選の怖さだ」と指摘した。

 西日本選出の閣僚は舛添氏の問題が地元に影響しつつあると焦りを募らせる。「4年後の知事選が東京五輪と近接しようが、そんな先のことはどうだっていい。それより目の前の参院選だ」と言い切った。奈良県連は舛添氏の早期辞任を求める申し入れ書を14日、党本部に速達で送った。

 自民党としては、不信任案の採決前に舛添氏が自発的に辞任するのがベストで、同党はぎりぎりまで調整を続けるとみられる。一方、不信任案が採決されれば、可決は確実な情勢。問題は可決後、舛添氏が辞職するか、都議会を解散するか見えていないことだ。

 知事選になった場合、本命の後継候補がいるわけではなく、人選が難航するのは必至。一方、政府関係者の一人は「舛添氏は議会を解散する可能性がある」と身構える。

 民進党の枝野幸男幹事長は14日、記者団に「お辞めいただくのは当然だが、舛添知事をつくった自民党がきちっと引導を渡す責任がある」とけん制した。

●舛添要一知事の不信任案可決へ 辞職か都議会解散か、今後のシナリオは
    The Huffington Post 吉野太一郎 2016年06月15日
政治資金の私的流用疑惑で追い詰められた舛添要一・東京都知事の粘り腰は、通じなかった。

都議会最大会派の自民党は6月15日未明、舛添要一知事の不信任決議案を議会運営委員会に提出した。共同通信が伝えた。他の5会派を含む計6本の不信任案が既に出されており、自民案に一本化される。15日の本会議最終日に上程され、4分の3以上の賛成で可決されることが確実になった。

舛添氏が自発的に辞職するのか、議会解散を選ぶのか。進退を巡る問題は15日、重要な局面を迎える。

■舛添氏、涙ながらに辞職を拒否
2014年の知事選で舛添氏を支援し、議会でも知事与党として支えてきた自民党は14日、参院選を前に「世論の批判が与党にも向けられており、かばいきれない」との意見で一致した。自民党の川井重勇・都議会議長は14日午後に舛添氏と会談し、15日の本会議の前に自ら辞職するよう促したが、舛添氏は応じなかった。
毎日新聞によると、その間に同じ与党の公明党が不信任案提出を決めたため、自民も同調した。自民は引き続き、15日午後の本会議前に自発的に辞職するよう、舛添氏を説得するとみられる。

14日の議院運営委員会理事会に出席した舛添氏は、フジテレビが伝えた都議会民進党の尾崎大介幹事長の説明によると、涙ながらに辞職を拒否したという。

「『不信任(案)の提出は考えてもらいたい』と。『知事選をやるにしろ、都議選をやるにしろ、リオ五輪にかぶってしまうので、都政を混乱させたくない』と。ちょっと、おえつも入りながら」

■今後のシナリオは
地方自治法や公職選挙法の規定から、考えられるのは以下のシナリオだ。

シナリオ1・本会議前に自発的に辞職
舛添氏が15日の本会議最終日の前に、自発的に辞職した場合、不信任案は採決されない。その場合は50日以内に知事選が行われる。時事ドットコムによれば、7月31日投開票が候補に挙がっているという。

シナリオ2・不信任案が可決し辞職または失職
不信任案が可決された場合、10日以内に議会を解散しなければ舛添氏は自動的に失職となり、出直し知事選が行われる。過去に2002年の長野県(田中康夫知事が再選)や2003年の徳島県(大田正知事は落選)の例がある。舛添氏は出直し知事選に立候補できるが、当選した場合、任期は2018年までとなる。

シナリオ3・舛添氏が都議会を解散
不信任案が可決された場合、舛添氏は10日以内に都議会を解散することができる。この場合、解散の翌日から40日以内に都議選が行われ、7月24日または31日に投開票となる可能性がある。

舛添氏は当面は失職せず、リオデジャネイロ・オリンピック開会式への出席も可能になるが、出直し都議選後、再び過半数以上の議員が不信任案に賛成した場合、舛添氏は失職し、知事選となる。今回の場合、舛添氏の不信任案が再議決される可能性が高い。時事ドットコムによれば、知事選で約50億円、都議選で約45億円の経費がかかるという。

●「次の都知事選」嵐・櫻井パパは「絶対出ない」。その理由は? 
     PRESIDENT 2016年6月14日 
東京都の舛添要一知事の政治資金などをめぐる疑惑は、6月13日の都議会総務委員会による集中審議を経ても晴れなかった。これまで同様の答弁を繰り返し、疑惑解明に向けた努力を見せない舛添氏への世論の反発は強く、都議会与党からも辞任論が出ている。共産党など野党は不信任決議案を提出する考えだが、舛添氏は「猶予していただきたい」と提出先送りを懇願した。辞任はいつになるのか、次期都知事選はどうなるのか。最終攻防を迎えた舛添問題の今を追う。

「私に対する不信任案が可決された場合には、辞任するか議会を解散するという選択を迫られる。選挙の時期がリオ五輪・パラリンピックのときに重なる。極めてマイナスだ」。舛添氏は13日の総務委員会で最後の質問が終わると、突然発言を求めて不信任案の提出先送りを求めた。都議会解散をにおわすという舛添氏の最後の抵抗とされ、一部の都議からはリオ五輪後までの在職を許可しても構わないとの声が漏れた。

なぜ、リオ後なのか。ある都議会関係者は「あわよくば辞職したくない舛添氏と、自分たちが主導して後継候補を擁立したい自民党最長老組の思惑が一致する時期だったのではないか」と見る。世論から猛反発を受けている舛添氏としては、9月議会まで延命できれば世論の風向きが変わることを期待できる。自民党長老組としては、自分たちの言いなりになる後継候補を見つける時間を確保できることを意味する。ただ、都議会与党の公明党が舛添氏に辞職を求めたのに対して、自民党の追及は甘く、厳しい批判の声があがっている。

ポスト舛添の次期都知事選は本命不在の混戦か
7月10日に参院選を控える国会議員は敏感で「東京は本当に難しい選挙だ。悪い風も吹いている」(石原伸晃都連会長)、「あの人は舛添ではなく、『巻き添え』だ」(平沢勝栄衆院議員)と悪影響を懸念する声が広がり始めた。改選過半数を獲得目標に掲げた安倍晋三政権も「舛添氏を守って、政権が揺らげば意味がない」(首相周辺)との立場だ。政府高官は長老組とは距離を置きつつ後継候補を模索しており、舛添氏には早期辞任を求めていくとしている。舛添氏が6月中に辞職すれば「8月選挙」となる公算だ。

自民党の小池百合子元防衛相や民進党の蓮舫代表代行、橋下徹元大阪市長らが「ポスト舛添」候補にあがる中、自民党の一部からは「この際は人気がある『櫻井パパ』になってもらってもいい」との声も漏れる。総務事務次官を務め、人気アイドルグループ「嵐」の櫻井翔の父親として知られる桜井俊氏は、世耕弘成官房副長官ら政権中枢にも近く、若年層や浮動票の獲得を期待できるとの読みもある。舛添氏を擁立し、逆風に立たされている自民党側としては状況を一変させる候補者となりうる人物といえる。

しかし、官僚一筋でのし上がってきた桜井氏に後継候補となる考えはなさそうだ。次期都知事選への出馬の可能性について桜井氏は、周囲に「絶対に出ませんよ」と断言している。固辞する考えは固く、「週刊誌などに『次は実務型の官僚が良い』などと桜井氏に出馬を促すリークが出ることにも不信感を持っているようだ」(自民党幹部)という。期待感は高いものの「息子の人気だけで都知事選に担いだら都民から笑われる」(都連関係者)との理由もあり、桜井氏擁立は幻といえそうだ。舛添氏が辞任不可避の情勢となる中、本格的に始まる後継候補の選定作業。ポスト舛添を争う次期都知事選は本命不在の混戦となる可能性も出ている。

●<舛添氏問題>民進、知事選の動向注視 蓮舫氏推す声も
        Yahoo!ニュース 毎日 6月14日(火)
民進党の蓮舫代表代行=藤井太郎撮影
 東京都の舛添要一知事の政治資金支出などを巡る公私混同問題で、民進党は舛添氏や都議会の動向を見極めている。舛添氏を知事選で支援した自民、公明両党への批判を強める一方で、舛添氏が辞職して知事選になった場合の対応が定まらないためだ。東京都選出の蓮舫代表代行の立候補を期待する声もあるが、7月の参院選で改選を迎えるため、難しい判断を迫られそうだ。【野口武則】

 岡田克也代表は14日、都議会の全会派が舛添氏の不信任決議案に賛成する方向になったことを受け、「各党そろって不信任案が通れば(都議会を)解散はできない。従って知事選だ」と述べた。ただ、具体的な対応については「いろいろなことがまだ起こりうる」と情勢を見極める姿勢を示した。

 7月の参院選が近づいても安倍内閣の支持率が堅調な中、舛添氏問題は野党が与党を追及できる格好の材料だ。民進のある参院議員は「安全保障関連法の廃止よりも、舛添問題の方が聴衆が足を止める」と語り、追及を強める考えを示す。

 こうした中で知事候補として取りざたされるのが蓮舫氏だ。キャスター出身で知名度が高く、2010年参院選の東京選挙区(改選数5)では171万票と2位にダブルスコア以上の大差を付け、民主党(当時)の2議席獲得の原動力となった。

 ただ、今回の参院選(改選数6)で民進が2議席を維持するには「蓮舫氏抜きでは難しい」(幹部)のが実情だ。「改憲勢力3分の2阻止」を掲げる民進は、参院で1議席でも上積みする必要があり、「蓮舫氏が都知事選出馬のため参院選から降りる選択はあり得ない」(民進関係者)との見方が強い。

 舛添氏が辞職すれば、都知事選の告示は7月中旬以降で、参院選の投開票日(7月10日)の後になる見通しだ。蓮舫氏が参院選東京選挙区で当選後に都知事選に転じれば、議員辞職で欠員は1となる。一方、比例代表に回れば次点の民進候補が繰り上げ当選する可能性が残る。民進都連幹部は「都知事選はギリギリまで候補者が出そろうのを見極める必要がある」と語る。

 蓮舫氏は12日のフジテレビ番組で自身の都知事選出馬について、「私はまず参院選がある。いろんな選択肢も含めて考える」と明言を避けた。


●舛添後の候補立てる立場か自公/政界地獄耳
       日刊スポーツ 2016年6月14日
 ★政治家の出処進退について「自身で決めるもの」であるといわれる。理由は有権者に選出されたものであることから、他に引きずられるものではないという考えからだ。しかし政党がよかれと思い支援した候補者が適任者ではないということが分かった時の対応も、公党として問われることになるはずだ。

 ★「いろんな方々を傷つけてきたということはあったと思う」と妻の出産直前の不倫を認め、会見で複数の不倫関係も認め、議員辞職したのは自民党衆院議員・宮崎謙介。今年の2月の話だ。4月に行われた衆院選補欠選挙に自民党は候補者を立てなかった。いや立てられなかったといってもいいかもしれない。有権者に自民党としての、わびの気持ちもあったろう。

 ★都知事・舛添要一は前任の猪瀬直樹が辞職した後に出馬。それ以前に自民党は舛添を除名していたが、適当な候補者が見当たらず、除名していたものの異例の推薦を決定した。14年2月、首相・安倍晋三は銀座での応援演説で「私たち自由民主党、公明党、連立与党、全力で舛添要一さんの応援をしているんです。皆さん、舛添要一厚生労働大臣を誕生させたのは私であります。私が任命して舛添さんは厚生労働大臣になった。そしてその後の福田政権でもその職にとどまり、そして麻生さんも舛添さんしかいない、舛添さんにお願いをしました」と持ち上げた。

 ★自民党を除名され新党改革を作り、ずさんな政治資金の運用をしていたことはこの間の報道の通りだ。勝てる候補者だからといって甘い身体検査で持ち上げて、今更「舛添要一知事は辞職すべきだ」と言い出す公明党や自民党の対応も随分とご都合主義だ。舛添後の候補者を立てる立場にあるのだろうか。(K)

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