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てらまち・ねっと



 昨日と今日は、山県市の議会運営委員会の視察・研修で出張。私たちの議会運営委員会は、(自治体合併して11年)今までは外部への視察・研修は行っていなかったけれど、今年は研修することになった。内容についての起案を私が任されたので、少し考えてみた。

 議会改革に関しては、遅まきながら、山県市議会は2年半前から議会改革特別委員会を設置して、いろいろと検討を進めている。初年度は多治見市議会、鳥羽市議会などへも研修に出かけた。今年は、日経グローカルの直近版で、改革度4位といわれる上越市議会、同じく改革度3位といわれる高山市議会にも出かけた。それぞれ、意義深かった。

 ・・ともかく、議会運営委員会の改革には何が必要なのか・・思案し、知人とも話したりして、「議会運営委員会の改革には議会事務局改革も重要なポイントの一つではないか」との観点に至った。実際、議会改革の進んでいるところは、議会事務局もしっかりしているとの印象は強く受けている。
 そこで、 議会事務局研究会 のことを思いついた。
 ちょうど、以前、自治ネットで三重県議会議長に来ていただいて公開講座を開いたとき、終わった後、ロビーで少しだけ話したことがあった高沖氏はその会の共同代表。先の知人に仲介を頼んで、お話しすることができた。
    ★ 公開講座/2010年2月13日(土)/テーマ・「三重県議会の議会改革」/三重県議会議長 三谷哲央氏 - 無党派市民派・自治体議員と市民のネットワーク (自治ネット)

    ★ 堺市議会のデータ/高沖秀宣氏プロフィール

 研修の受け入れを内諾頂いたので、当然ながら、あとはこちらの議会事務局に正式に依頼・調整を進めてもらった。
 もちろん、改革度1位として注目される四日市市議会、そして、日本の議会改革のリード役として走ってきた三重県議会(の担い手の議会事務局)、この2か所も視察・研修先として決まった。

 ・・ということで、昨日は市役所7時発で、(午前中)四日市市議会、(午後)三重県議会、今日(午前中)高沖氏(三重県地方自治研究センター)でみっちりと研修。
 研修先のそれぞれの関連データの一部を以下のブログにしておく。
 研修の内容のことはまた改めて・・・

 なお、昨日、三重県議会の説明の後、最後に、1階にある議会図書室も見せていただいた。以前よく調べに通っていた岐阜県議会の図書室とは違い、明るくて、しかもたくさんの本があって驚いた。・・職員の方から「寺町さんですか」と声をかけられて「はい」と答えたら、「注文していた本が、ちょうど今日届きました」とのこと。
 つれあいと書いた本、『最新版 市民派議員になるための本』がここにも置いていただけるのかと、嬉しかった。

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●高沖秀宣氏 三重県地方自治研究センター > 事務局(事務局長・事務局員・研究員)

 高沖秀宣氏 プロフィール/堺市議会のデータ
高沖秀宣氏 プロフィール  (たかおき ひでのぶ)
1953 年(昭和 28 年)三重県生まれ。京都大学法学部卒
【現 職】
三重県地方自治研究センター上席研究員兼事務局長
議会事務局研究会共同代表

【主な経歴】
1979 年 三重県庁に入庁
総務部学事文書課、知事公室政策課、企画振興部企画課、健康福祉
部健康福祉政策課、人事委員会事務局などに勤務

2002 年 議会事務局に異動
政務調査課長、企画法務課長、総務課長などを歴任。
2006 年都道府県初の議会基本条例の策定事務を担当する。
2008 年 議会事務局次長に就任。2011 年まで三重県議会事務局にて議会改革
に取り組み、その後三重県松阪地域防災総合事務所長などを経て
2014 年 3 月県庁を退職

【著書・論稿等】
・「二元代表制」に惹かれて(公人の友社)2013 年
・市民と議会を結ぶ議会事務局(月刊自治研)2010 年 10 月号
・二元代表制と「三重県議会基本条例」(「議会政治研究」№84)2007 年
など多数

●四日市市議会基本条例が制定されました
    四日市市議会基本条例が制定されました

● ○ 四日市市議会基本条例の構成図 【PDF形式】


●  四日市市議会基本条例の概要  【PDF形式】

○議会基本条例とは…議会の基本理念や基本方針など、議会に関する基本的事項を定めるもの
これまでの議会改革に加え、近年の地方分権の進展を受けて、さらなる改革を目指す
条例制定にあたっては、平成17年に議員提案で制定した四日市市市民自治基本条例(理念条例)に規定する
市民自治の考え方をもとにしている

・議会基本条例制定への動き
平成21年6月 全議員で構成する議員政策研究会に議会基本条例分科会を設置
9回にわたる会議や、有識者による講演会の開催等の調査研究を実施し分科会原案を策定
平成22年6月 議会基本条例調査特別委員会を設置、分科会原案をもとにさらなる検討を開始
26回にわたる会議において調査研究を実施し、四日市市議会基本条例案を策定
条例案に対する意見募集の実施、条例施行後の議会運営について執行部との調整
議員政策研究会において四日市市議会基本条例の最終案を策定
平成23年3月 条例制定議案を全会一致で可決

・他の自治体議会における議会基本条例制定状況
平成23年3月8日現在、全国168自治体において議会基本条例が制定・公布済み
三重県内では、三重県議会、伊賀市議会、亀山市議会、鳥羽市議会で制定・施行済み

○四日市市議会基本条例の特徴 ~基本方針の三本柱~
「市民との情報共有」(第20条~第23条)

議会活動について積極的に情報を公開し、市民等との情報共有に努める
・議会内の会議を原則公開、市民等の傍聴の促進
・議会における決定事項について、議長からの積極的な情報発信
・議会活動について、市民等に対し報告を行う場の設置による情報の提供・共有
「市民参加の推進」(第24条~第26条)

議会における討議に市民意見を反映させる仕組みを構築する
・委員会における公聴会制度・参考人制度を活用、有識者等の識見の討議への反映
・議員提案条例等に関し、パブリックコメントの実施等による市民意見の反映
・請願の審査にあたり、請願趣旨の理解のため、紹介議員又は請願者からの意見聴取
「議員間討議の活性化」(第27条~第31条)

議員間での討議を活性化し、集約された意見から政策立案・政策提言を行う
・あらゆる会議において、議員間での討議を中心とした会議の運営、意見集約
・議員間討議を尽くし、意見集約がなされた内容の政策提言・条例制定
・議会活動や政策の重要案件への参考とするため、学識経験者等で構成する調査機関の活用
・予算・政策の策定過程で、議会で集約された意見の最大限の尊重を執行部に求める
・議員の政策立案能力・政策提言能力向上を目的とした積極的な研修の実施

○新たな取組み
・・・・・・・(略)・・・


● インターネット議会中継

●三重県議会 /議会改革のさまざまな取組
        議会改革のさまざまな取組
三重県議会では、知事を始めとする執行機関との間に常に緊張感のある関係を築き、本会議や委員会活動を通じて、徹底的な政策決定に係る議論を行うとともに、住民に問題点や論点を明らかにし政策の監視・評価を行うため、さまざまな取り組みを行っています。

議会改革の経緯や取組内容「分権時代を先導する議会を目指して」

三重県議会では、これまでさまざまな議会改革に取り組んできましたが、今後も議会改革を継続し、分権時代を先導する議会を目指して、積極的に議会改革に取り組んでいきます。

三重県議会の概要(PDF:280KB)
三重県議会基本条例(PDF:498KB)
三重県議会の基本理念と基本方向(PDF:259KB)
議会改革の経緯(PDF:523KB)
議会改革年表(PDF:496KB)
議会改革の取組概要(PDF:1146KB)
議会改革年表(PDF:496KB)

平成7年以降に取り組まれてきた議会改革の内容を年表として整理しています。

議場を対面演壇方式に (PDF:703KB)

議会の本会議を真に「議論の場」とするためには、「議場の型」として、質問と答弁はそれぞれ相手に向かって行う本来の姿にする必要があります。本会議を通じて徹底的な政策決定に係る議論を行うため、都道府県議会では初めて、平成15年第1回定例会から議場の型を「対面演壇方式」に改めました。

予算決算常任委員会の改革 (PDF:3.97MB)

二元代表制のもとで住民から選ばれた一方の代表として住民本位の立場に立ち、政策の決定、監視・評価、提言・立案機能をさらに高め、予算と決算を総合的に審査調査する予算決算常任委員会を設置しています。

定例会の招集回数、会期等の見直し (PDF:889KB)

議会の機能を強化するため会期等の見直しを行い、平成20年から定例会の招集回数を年4回から年2回に、平成25年からは年1回(議員任期満了による一般選挙の年は年2回)に改めました。

会期に関する検討プロジェクト報告書(平成19年12月)(PDF:111KB)
さらに、見直し後2年間(平成20~21年)の取組の検証と今後の在り方について検討を行いました。

会期等の見直しに関する検証検討結果報告書(平成22年4月21日)(PDF:198KB)
議会改革諮問会議「最終答申」の提案を受け、通年制も含めた会期等の検討を行いました。

会期等のさらなる見直しに関する検証検討結果報告書(平成24年7月13日)(PDF:605KB)

● 「三重県議会の議会改革に対する評価と課題」
―地域主権時代における広域自治体議会の役割-
( 三重県議会議会改革諮問会議 第一次答申(中間報告))案
      「三重県議会の議会改革に対する評価と課題」
平成22年 月 日
三重県議会議会改革諮問会議

会長 江 藤 俊 昭(山梨学院大学法学部教授)
廣 瀬 克 哉(法政大学法学部教授)
駒 林 良 則(立命館大学法学部教授)
相 川 康 子(神戸大学経済経営研究所准教授)
岩 名 秀 樹(元三重県議会議長)




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