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てらまち・ねっと



 円高で大変な状況、というのに民主党代表選。
 9月1日に告示という。
 ただ、その揺れる代表選も、今日・明日で決着するらしい。

 昨日、鳩山前首相が小沢氏と会談。
 小沢グループとの連携を視野に入れていた鳩山グループが小沢氏に距離を置く姿勢に転じたことで、小沢氏の出馬は困難との見方が強まっているという。

 もちろん、裏はあるわけで、鳩山氏が近く菅首相と会談するときに出す「条件」の確認もあったとか。

  「菅首相が人事面で『脱小沢』の方針を撤回して
   挙党態勢を作ること」・・など

 もともと、小沢氏が立候補する状況にはなかったから、菅首相に方針転換をさせる一連の動きだったということか。

 とはいっても、菅首相は、「脱小沢」を大きく修正すれば、前原国土交通相や野田財務相らの反発を招く可能性は大。

 こんな報道を見ていると、落としどころが見えてきそう。
 そのあたりの記録。

 ともかく、早く、内閣が社会の状況に対応した姿勢に転じないと、先は長くなさそう。

(関連) 2010年8月23日ブログ 
  ⇒ ◆小沢一郎氏と代表選/側近「代表選で負ければ党を80人も出れば民主党は野党」/大臣は訴追を免れる

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●小沢氏出馬回避へ調整、民主党代表選で鳩山氏「仲介」乗り出す
        産経 2010.8.25 01:33
 9月の民主党代表選で再選を目指す菅直人首相に対抗しようとする小沢一郎前幹事長の「出馬回避」に向け、党内で最終調整が始まった。鳩山由紀夫前首相が24日夜、都内のホテルで、小沢氏と会談。小沢氏は自身の出馬の是非について「一両日中に判断したい」と述べ、鳩山氏を通じ、首相側と妥協をさぐる考えを示唆した。
 会談には平野博文前官房長官、樋高剛衆院議員が同席した。

 鳩山氏は、首相と小沢氏が全面対決すれば党内に深刻な亀裂が走り、党分裂の引き金になりかねないと判断した。首相が27日に正式出馬の記者会見を予定しているため、それより前に決着をつけたい考えだ。

 会談で、小沢、鳩山両氏は、菅首相が人事面で「脱小沢」の方針を撤回して挙党態勢を作ることや、昨年の衆院選マニフェスト(政権公約)の実現で努力すべきとの認識で一致した。また、厳しい経済状況に早急に手を打つべきだとの考えも確認した。鳩山氏は25日に首相と会談し、対応を協議する。

 会談に同席した鳩山氏側近の平野氏は「小沢さんが(出馬の是非の)判断をするときにはもう一度、鳩山さんに相談するだろう」と述べた。

 鳩山氏の仲介については、首相も24日夕、首相官邸で記者団に「近いうちに鳩山氏に直接会って話を聞いてみようと思っている」と述べた。さらに、周辺に「鳩山さんがキーパーソンだ」と述べ、仲介に期待を寄せた。

 だが、首相を支えてきた仙谷由人官房長官ら前原誠司国交相のグループには「小沢氏と戦う姿勢を崩すな」と、「脱小沢」路線堅持の声が強く、対決路線へ巻き返しにでる可能性もある。鳩山氏の仲介が成功するかは予断を許さない。

●鳩山氏、小沢氏に菅代表の再選支持を表明
     サンスポ 8.25 05:00
 民主党の小沢一郎前幹事長(68)と鳩山由紀夫前首相(63)が24日夜、東京都内のホテルで会談、9月の代表選への対応を協議した。小沢氏は、出馬の有無について「一両日中に判断したい」と述べた。鳩山氏は現時点で、菅直人首相(63)の再選を支持する考えを伝えた。

 鳩山氏は、菅首相と、動向が注目される“反菅”小沢氏の仲介役を果たす意向を示しており、対立回避へ説得に乗り出したとみられる。党関係者の話で分かった。

 代表選は9月1日に告示。現状、出馬が確実なのは菅首相だけで、「対決の構図」は未確定だが、小沢氏は25日、自らが主宰する政治セミナーで講演する予定。出馬の有無について言及するのではないかとの見方があり、注目が集まる。一方の菅首相は24日も党所属新人議員との対話集会を続け、支持固めを急いだ。

 小沢、鳩山両氏の会談には平野博文前官房長官(61)と、小沢氏側近の樋高剛元副幹事長(44)も同席。小沢、鳩山両氏は「現在の経済や政治状況は非常に厳しい」との認識で一致した。

 これに関し、菅首相に批判的な中山義活前首相補佐官(65)を含む鳩山グループ幹部が24日夜、都内で協議。ここでも小沢氏への出馬要請は見送るべきだとの声が大勢を占めた。

 菅首相は新人との対話で「官僚が役所を守るのではなく、国民を守る仕事をする行政にしたい」と強調。政治改革にも取り組む姿勢を見せた。
また早期の衆院解散に重ねて否定的な見解を示した。
 対話集会は23日に続き2日目。午前と午後の計2回で、衆院当選1回の議員合わせて26人が出席した。23日と合わせ参加者累計は67人。25日も集会を続ける。

●民主党内対立回避へ 鳩山氏、小沢氏に出馬見送り要請
         サンスポ [ 2010年08月25日 ]
 民主党代表選(9月1日告示、14日投開票)で出馬の是非を検討している小沢一郎前幹事長と、鳩山由紀夫前首相が24日夜、東京都内で会談した。鳩山氏は菅直人首相の再選を支持する考えを伝え、党内対立の回避に向け説得したとみられる。小沢氏は出馬について「一両日に判断したい」とした。25日には小沢氏の講演が予定され、発言が注目される。

 小沢氏と鳩山氏はホテルで会談。鳩山氏側近の平野博文前官房長官と、小沢氏側近の樋高剛元副幹事長が同席した。関係者によると、鳩山氏は小沢氏に出馬見送りを要請。その“見返り”として首相側に求める条件について真意を確かめたという。

 鳩山氏は代表選で条件付きで首相支持を表明する一方、19日に軽井沢で行った自身のグループの研修会に小沢氏を招待するなど両様の構えを見せていた。23日には小沢氏と、首相の仲介役を果たす意向を示していた。

 小沢氏はきょう25日午前、自身の政治セミナーで講演。この場で、沈黙を守ってきた代表選について、言及するとの見方が強い。

 24日は国会近くの個人事務所で、民主党幹部と面会。「やっとの思いで政権交代したのに、このままでは国民を裏切っちゃうよな」と述べ、政権が目指した「国民生活の充実」が果たされていないと嘆いてみせた。首相への不満を漏らしたのかどうか、この幹部は真意を探るべく「早急な経済対策を打つべきだ。権力闘争をやっている場合ではない」と代表選に話を向けたが、返ってきたのは「困ったなあ」というつぶやきだけだった。地元岩手県の達増拓也知事が「後援会を中心に出馬への期待が盛り上がっている」と伝えても、小沢氏はほほ笑みながら聞き置くだけで本音を見せなかった。

 首相はこの日、前日に続いて新人議員との対話集会を衆院議員会館の事務所で行った。午前は衆院議員19人が参加したが、午後の部は7人だけ。2日間で計67人と伸び悩み、きょう25日の最終日まで見込んだ100人に届くかは微妙な情勢だ。

 それだけに首相も24日夜、記者団に、小沢氏との関係について「近いうちに鳩山氏と直接話してみたい」と述べ、小沢氏を推す勢力との対立回避に向け鳩山氏に仲介役を果たしてもらいたいとの期待感を示していた。

 「一両日中」とする小沢氏の決断はどちらに傾くか――。
 ≪総計1226ポイントを争う≫民主党所属国会議員は413人。今度の代表選は地方議員や党員・サポーターも投票する。総計1226ポイントを争う仕組みで、国会議員は1人の票が2ポイントに換算され、計826ポイント。地方議員票は全国集計し計100ポイントをドント式で各候補に振り分ける。計約35万人の党員・サポーター票は衆院300小選挙区ごとに最多得票候補に1ポイントが与えられる。

●代表選出馬は困難?小沢氏「一両日中に判断」
       2010年8月25日03時07分 読売新聞
 民主党の小沢一郎前幹事長は24日夜、鳩山前首相と東京都内のホテルで会談し、民主党代表選(9月1日告示、14日投開票)に出馬するかどうかを一両日中に判断し、鳩山氏に伝える意向を示した。

 民主党内では、小沢氏に出馬を求める声は広がっておらず、小沢氏の出馬は困難になったという見方が強まっている。
 会談では、鳩山氏が「民主党の一議員としては、菅さんでやってもらいたい」として菅首相の再選を基本的に支持する立場を示し、代表選での慎重な対応を小沢氏に求めた。小沢、鳩山両氏は、菅政権が政治・経済の厳しい状況に十分に対応できていないとし、挙党態勢を築く必要があるという見解で一致した。

 会談には平野博文前官房長官らも同席し、2時間以上に及んだ。鳩山氏は挙党態勢構築のため、菅首相と小沢氏との仲介役を目指しており、25日にも首相と会談する考えだ。

 小沢氏は25日午前、自らが主宰する次世代リーダー養成のための「小沢一郎政治塾」で講演する予定で、小沢氏に近い山岡賢次副代表らは26日にも小沢氏に出馬を要請する方針だ。鳩山氏は、小沢氏擁立の動きが本格化する前に、小沢氏の真意を確認する必要があると判断した。首相も24日夜、首相官邸で記者団に、「近いうちに鳩山氏と直接、話をしてみたい」と述べた。

 党内では、首相再選を支持する議員を中心に、菅、小沢両氏の対立は党分裂の危機を招きかねないとして、鳩山氏の仲介で小沢氏が出馬見送りを決断することを期待する向きがある。

●民主党代表選:小沢氏、出馬「一両日中に判断」 鳩山前首相と会談
           毎日新聞 2010年8月25日

●小沢氏「代表選に出るか一両日中に判断」 鳩山氏に伝達
       朝日 2010年8月25日3時2分

●民主党代表選 小沢氏と鳩山氏が緊急会談 菅首相は近いうちに鳩山氏と面会する意向表明
          フジ 8/25 00:24
 小沢前幹事長と鳩山前首相が24日夜、緊急会談に臨み、民主党代表選が風雲急を告げている。

菅首相は、「まあ、あの近いうちに鳩山前総理とお話をしてみたいと思っております。(小沢前幹事長とは?)まずは鳩山前総理とお話を直接してみたいと思っています」と述べた。

24日夜、菅首相は、近いうちに鳩山前首相と面会する意向を表明した。

23日、BSフジの「PRIME NEWS」で鳩山首相は、「まだそのタイミングではないなと」と述べた。

23日、鳩山前首相は、菅首相や小沢前幹事長とそれぞれ会談する意向を示したが、早速、小沢前幹事長との会談に臨んだ。
都内ホテルで面会した鳩山前首相と小沢前幹事長。

民主党幹部の1人は、「鳩山さんは、小沢さんに出馬しないよう説得するつもりだろう」との見方を示した。

一方、菅首相は、24日夜、自らのグループメンバーとの会合に参加し、足場固めに余念がない。

24日午前には、23日に引き続き、1年生議員との懇談を行った。

民主・柴橋正直議員は「私は菅首相を支持します」と述べた。
民主・山尾 志桜里議員は「任期ある3年というスパンでもって、全員で政策を実現していこうと」と述べた。
「任期中、解散しない」という意向が功を奏したのか、「囲い込み」は、着実に成果を上げているとみられる。

一方の小沢前幹事長サイドは24日、予定されていた山岡副代表による新人議員らの勉強会は中止。

小沢前幹事長本人は、事務所で達増(たっそ)岩手県知事や、桜井議員らと面会した。
達増拓也岩手県知事は、「すでに総理大臣になっているかのような、そういうオーラを感じました」と述べた。

民主・桜井 充政調会長代理は「(党内の権力闘争については?)一応その点も(話を)してまいりました。『困ったなあ』とおっしゃってましたけど」と述べた。

両陣営の新人議員争奪戦が過熱している。

●【主張】民主党代表選 第三の候補はいないのか
          産経 2010.8.25 02:48
 民主党代表選は、菅直人首相の出馬表明に続き、小沢一郎前幹事長の動向に注目が集まっている。だが、両氏のいずれにも、日本丸のかじ取りを担うことには強い疑問を呈したい。

 菅首相は参院選で大敗し、国民の信を失ってしまった現実をどう考えているのか。敗北のけじめをつけないことで、2カ月以上の政治空白をつくることになった。その責任はきわめて大きい。

 小沢氏は自らの政治資金管理団体をめぐる政治とカネの問題で、東京第5検察審査会から「起訴相当」議決を受けている。同審査会が同じ議決を行えば「強制起訴」となる。一連の事件では国会議員を含む元秘書ら3人が起訴されている。政治的かつ道義的責任をあいまいにし、疑惑の渦中にある人物は、日本の指導者になる資格はないといってよい。

 両氏とは別の第三の候補者が出馬して、日本をどうするかを語ることこそがいま、求められている。民主党は国民の意識と乖離(かいり)している現実を直視すべきだ。

 首相の言動のいいかげんさを示すのは、23日の新人議員との懇談会で、「小沢前幹事長も含めて前向きな態勢を作る」などとした発言だ。首相支持派と反対派による党内対立の拡大を懸念する新人らの不安を考えたのだろう。

 だが首相は2カ月前、「小沢氏はしばらく静かにしていた方がいい」と語り、政権運営で小沢色を払拭(ふっしょく)する考えを示していた。挙党態勢に言及し、小沢氏に配慮を示すことで代表選を乗り切りたい思惑なのだろうが、こうした発言のぶれを露呈していて信頼を得られるだろうか。

 一方、小沢氏支持グループは、検察審査会が小沢氏の刑事責任の有無を検討していることは、代表選出馬の妨げにはならないと主張している。

 また、小沢氏は衆院選マニフェストの修正の動きを牽制(けんせい)し、公約実現を主張している。だが、子ども手当などのばらまき政策の財源難に対し、小沢氏はムダの排除で生み出すことができると主張してきた。実際にはそうはならず、ガソリン税などの暫定税率廃止も撤回した。政策的な疑問や矛盾を放置しているにすぎない。

 再選を目指す首相以外に、取りざたされる対抗馬が小沢氏だけという現状を憂慮する。民主党のあり方が根本から問われている。

●小沢氏、25日に講演 出馬の有無言及か
            2010/08/24 18:38 【共同通信】
 民主党代表選は25日で、告示まで1週間となる。出馬が確実なのは再選を目指す菅直人首相だけで「対決の構図」は未定だが、首相に批判的で、動向が注目されながら代表選に関して沈黙を守ってきた小沢一郎前幹事長が25日午前、自らが主宰する政治セミナーで講演する。出馬の有無について言及するのではないかとの見方があり、これまで模様眺めだったグループの注目が集まる。

 首相は24日午後も、党所属新人議員との対話集会を行った。集会は23日に続き2日目。午前と午後の計2回で、衆院当選1回の議員合わせて26人が出席した。前日と合わせ参加者累計は67人。25日も集会を続ける。

 集会では次期衆院選を2013年まで先送りするとした前日の発言に関連し、新人議員から「参院で与野党が逆転しており野党が法案に反対したら行き詰まる。考えが甘い」と真意をただされる場面も。首相は1998年の金融国会を引き合いに「お互いがぶつかって何も決まらないのを国民はよしとしない。楽観も悲観もしない」と自信を示した。

●みんな・渡辺代表「小沢氏は張り子の虎」
       2010年8月24日11時22分 読売新聞
 みんなの党の渡辺代表は24日朝のTBSラジオ番組で、民主党代表選への出馬を検討している小沢一郎前幹事長について、「自分の力を実力以上に見せる力がある。『張り子の虎パワー』だ」と述べ、実力が過大評価されているとの見方を示した。

 その上で、「張り子の虎パワーを維持するため、権力奪取と政策実現のどちらが表(目的)で、どちらが裏(手段)かよくわからない。これが小沢さんの不幸なところだ」と指摘した。

●小沢氏は「張り子の虎」 みんな・渡辺代表
          2010/08/24 10:32 【共同通信】
 
●新人議員の支持拡大、首相が淡々と戦術進行
          2010年8月24日22時07分 読売新聞
 菅首相は24日、民主党の当選1回の衆院議員との懇談会で、自民、公明両党との連携で衆参の多数派が異なる「ねじれ国会」を乗り切る意向を示し、新人議員の不安払拭(ふっしょく)に努めた。党代表選(9月1日告示、14日投開票)では、小沢一郎前幹事長の出馬は困難だという見方が出ており、党内では「首相は再選に向け、地歩を固めつつある」という声が強まってきた。

 2日目となった24日の懇談会には、午前中に19人、午後に7人が参加した。7月の参院選で初当選した議員も対象だったが、この日は参院議員は来なかった。

 出席者によると、首相は午前中には、「野党との協議はどう進めるのか」と尋ねた出席者に、「自民党、公明党、そういったところと話し合って乗り越えていきたい。景気対策も含めて野党としっかり協議したい」と述べた。みんなの党との連携には、「少し政策がとがっているかなあ」と慎重な姿勢を示したという。

 午後には、首相は1998年の「金融国会」の話を持ち出し、参院で過半数割れしていた与党・自民党が民主党など野党の修正案をほぼ丸のみするなどして乗り切った経緯を説明した。そのうえで、「追いつめられて選挙とならないよう、しっかり頑張っていきたい」と、任期満了近くまで衆院を解散しないとした前日の懇談会に続き、早期解散を重ねて否定した。

 首相の一連の発言は、「菅降ろし」に向けて若手議員の不安をあおる小沢一郎前幹事長のグループを意識したものだ。

 小沢氏の出馬を求める同グループの山岡賢次副代表は「菅首相では野党と協議が進まず、『追い込まれ解散』になる」と主張している。公明党の支持母体である創価学会とパイプを持つ小沢氏が首相になれば、「ねじれ国会」も乗り切れる、というわけだ。

 選挙基盤の弱い新人議員にとっては、早期の衆院選は避けたいところだ。首相の発言は、こうした新人の不安を打ち消すことで、支持を自らに向けさせようとする狙いがある。

 実際、24日の懇談会の出席者からは、「首相の話を聞き、『これならいい』と確信を得た」(石田芳弘氏)、「今日、固まった。ぜひ菅さんを支持したい」(柴橋正直氏)などの声が上がった。首相と距離を置く議員はもともと懇談会を欠席していたという見方もあるが、菅グループでは「首相の人間性を分かってもらえたようだ」と手応えを感じている。一方、小沢グループの幹部は「首相の発言は願望でしかない。首相の思惑通りに政局が進む保証はどこにもない」と反発している。

●小沢氏「一両日中に判断」=代表選、出馬困難な見方強まる-鳩山氏25日首相と会談
        時事 2010/08/25-01:55
 民主党の小沢一郎前幹事長は24日夜、都内のホテルで鳩山由紀夫前首相と会談し、9月の党代表選に出馬するかどうか「一両日中に判断する」と表明した。また、「状況を判断した上で、鳩山氏と相談したい」とも語った。会談には鳩山氏側近の平野博文前官房長官、小沢氏側近の樋高剛衆院議員が同席した。

 代表選は、再選を目指す菅直人首相の対抗馬として、小沢氏が名乗りを上げるかどうかが焦点。党内では出馬した場合、首相支持派と小沢氏に近い「反菅」勢力の間で深刻な亀裂が生じる可能性が指摘されている。このため、鳩山氏が対立回避へ仲介に乗り出した形で、同氏は25日には首相とも会談する方向で調整している。

 鳩山氏は小沢氏との会談で、現時点で首相の再選を支持する立場に変わりはないことを伝えた。また、鳩山グループは24日夜、都内で幹部会を開き、代表選で小沢氏の出馬は好ましくなく、首相と小沢氏の対決は避けるべきだとの認識で一致した。小沢グループとの連携を視野に入れていた鳩山グループが小沢氏に距離を置く姿勢に転じたことで、同氏の出馬は困難との見方が強まっている。

 党内では反菅勢力を中心に、代表選後に想定される党役員・閣僚人事での処遇を念頭に「挙党態勢」構築を求める声がある。首相の再選を支持している鳩山氏も挙党態勢づくりを条件としており、こうした声に首相がどう対応するか注目される。

 首相は24日夜、首相官邸で記者団に対し、「近いうちに鳩山氏と話をしてみたい」と語った。挙党態勢づくりに関し、首相は、23日から始めた新人議員との意見交換会で「みんなが前向きにやっていける態勢を築かないといけない」と柔軟に対応する考えを示している。
 
 ただ、人事で「脱小沢」路線を大きく修正すれば、首相の再選支持を表明している前原誠司国土交通相や野田佳彦財務相の各グループなどの反発を招くのは必至で、首相は難しい判断を迫られそうだ。

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05:54 from web
昨日のブログをツイッターに載せるのを忘れた⇒◆小沢一郎氏と代表選/側近「代表選で負ければ党を80人も出れば民主党は野党」/大臣は訴追を免れる ⇒http://bit.ly/a6PGzt
12:41 from web
賛成するかしないかはともかく、地方自治の一つの実験とみるしかない⇒◆阿久根市/知事は面会拒否・専決副市長には係長以下で対応・名刺も渡さない⇒http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/e/cbbe14d891f2e8f2d19b2e09d61da747
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