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てらまち・ねっと



 親族に脳の機能障害の例が幾つもあるので「 リハビリ 」は身近なカテゴリー。
 ちょうど一年前の昨年2月にNHKが放送した「闘うリハビリ」は、多くの人に衝撃を与えた。
 国の政策の過ちも伝わった。

 その第二段の番組が先日8日に放送された。
 実は、前日まで、放送があることを知らなかった。

 前回とは違ったタッチ。でも、厳しい現実が伝わる。
 その中のナレーションで、「国が方向を変える」ような表現の部分があった。
 ともかく良いことだと見ていた。

 ところが、昨年の「闘うリハビリ」関係の投稿の中で紹介した医師のブログを見たら、決してそうではないと分かった。
 先は、長いのだなぁ・・と感じた今・・・

 再放送が2月15日(日)の夕方にあるという。
 「リハビリ」を身近に思う人は見てほしい。

 このブログでは、昨年、紹介した2人の医師のブログの今回の感想、そしてインターネットに出ていた当事者のブログの一つにリンク。

 最後は、先日、一部新聞のトップにもなっていた、「ネットでの薬販売『禁止』」のこと。
 「厚生労働省は6日、改正薬事法を6月に施行することに伴い、市販薬(一般用医薬品)については一部を除き、インターネットなどによる通信販売を禁止する省令を公布。一方でネット通販業界や障害者から反対の声があるとして、規制の是非を再検討する検討会を今月中旬にも設置する方針」
 とはいうものの「インターネットによる販売に加え、伝統薬業者の電話注文による販売も規制されることになった」(朝日新聞・熊本版)ということはあまり伝わっていない。
 「ネット通販の楽天」は熱心、ネット署名は「2月8日現在 約33万4千件」と出ている・・・・

 ところで、昨日のこのブログ、gooブログの報告によれば、「アクセスIP=訪問者数 1393 IP」、「閲覧数 4766 件」と報告してきた。いろんな投稿に満遍なくアクセスがあったようだ。

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 2008年2月13日のブログ
    ⇒  ◆NHK/闘うリハビリ/あなたはここまで再生できる~脳がもつ可能性/早期リハビリ 常識への挑戦

 2008年2月18日
    ⇒  ◆闘うリハビリ 関連 ブログから/リハビリ科専門医・打ち切り撤廃運動/相澤病院/CI療法

 第2弾 2009年2月8日 (日) 午後9時00分~9時59分
総合テレビ 「 闘うリハビリII 寄せられた声をたずねて 」
再放送 2009年2月15日 (日) 午後5時00分~5時59分
 「リハビリ(=全人間的復権)に取り組む人々は全国に200万人。2008年2月に放送したNHKスペシャル「闘うリハビリ」では、私たちの脳に秘められた限りない再生力を解き明かし、超早期リハビリという医療の常識をくつがえすリハビリの可能性を伝え、番組には多数の手紙やメールが寄せられた。

 人々の声から浮かびあがってきたのは、彼らが直面している現実の厳しさ。『もうこれ以上やってもよくなりませんよ、とリハビリを打ち切られ、絶望している』『いったんリハビリを中断したら体の状態が極端に悪化してしまった』。退院後、リハビリを続けたいと願いながら、制度や介護施設が見つからないなどの事情で、リハビリを続けられていない人々がいる。

 番組では、2008年春、脳出血に倒れて以降リハビリを続ける藤田太寅キャスター(元NHK解説委員)が現場へと出向き、回復の途上に立ちふさがる「壁」とは何か、それを乗り越えるにはどうすればいいのか、何が必要なのか、当事者の目線に立って伝えていく。」


●ある医師のブログ
  【CRASEED】リハビリ科専門医&NPO代表の日記

   ★ 闘うリハビリII ~感想~1

  闘うリハビリII ~感想その2~  成果主義の弊害
  闘うリハビリII ~感想その3~  慢性期のリコンディショニング入院
  闘うリハビリII ~感想その3~ 方針が揺れた?


●ある医師のブログ
   リハ医の独白
   リハ医の独白

 ★ 2009-02-08 NHKスペシャル|闘うリハビリII 寄せられた声をたずねて
 リハビリテーションを続ける願いがかなわずに特養入所を続ける元建築士の男性。いったん獲得した歩行機能が転倒後に低下した工場経営者の男性。片麻痺になった後プロカメラマンとしての自分は死んだと年賀状に書いた男性。そして、前回放映されたNHKスペシャル|闘うリハビリ 第1回 あなたはここまで再生できる ~脳がもつ可能性~でキャスターをつとめたる藤田太寅氏(元NHK解説委員)。

 今回は、慢性期脳卒中に対するリハビリテーションの重要性が、実例をとおしてつづられた。藤田太寅氏の涙に、同じ病気と闘う者たちへの同志愛を感じた。

 度重なるリハビリテーションに関係する診療報酬改定のため、不本意にもリハビリテーションを打ち切られた方からの便りが多数紹介された。疾患別リハビリテーション料算定日数上限問題に対する署名運動や、回復期リハビリテーション病棟に対する質の評価導入(在宅復帰率6割の壁)の問題も示された。

 慢性期リハビリテーションに積極的に取組む医療機関自体が少ないことも問題である。霞ヶ関南病院*1の斉藤正身先生のところで行っている短期集中入院は興味深い。脳卒中慢性期でも回復の可能性があることを実証してみせた。桜新町クリニックの長谷川幹先生*2は、在宅生活の中で本人の生き甲斐を見つけていく援助を実践していた。

 私自身、入院中にリハビリテーション医として担当した患者が、自宅退院後に機能低下していることが多いことに気づき、愕然としたことがある。その後、必要な患者・利用者に対し、継続的なリハビリテーションを行うために様々な工夫を続けている。しかし、東北地方の状況をみても、全国の現状を聞いても、慢性期リハビリテーションサービス量は圧倒的に少なく、ニーズに応えきれていない。

 事実を淡々と積み重ねた抑制気味の映像を通じて、リハビリテーション医療が抱える問題点が浮き彫りにされた。NHKには、今後もリハビリテーション問題に関し、良質の番組を作り続けて欲しい。


●ある当事者のブログ
  ★  綾香リハビリ難民日記
日記の更新は終了しました。
閲覧のみ可能でコメントは出来ません。
今までありがとうございました。

06年の夏に脳動静脈奇形破裂による脳内出血で、急性期病院に1ヶ月、回復期リハビリ病院に
3ヶ月入院してました。
今もなんとかリハビリ継続中……だといいな(笑)

『闘病とは病そのものと闘うことではなく
 病に打ち砕かれそうになる自分自身と闘うことである』

 ★   2007.06.24 Sunday
回復期リハビリテーションの上位病院

これから『回復期の病院』(手術したすぐ後にリハビリ入院する病院)をお探しの方は、参考にどうぞ。
※外来リハビリがあるとは限りません。
※日数制限すぎてもやってくれるという病院のリストではありません。
・・・・

●ネットでの薬販売「禁止」…厚労省が省令公布 「議論不十分」と再検討へ  2009年2月6日 読売新聞
 厚生労働省は6日、改正薬事法を6月に施行することに伴い、市販薬(一般用医薬品)については一部を除き、インターネットなどによる通信販売を禁止する省令を公布した。

 一方で、ネット通販業界や障害者から反対の声があるとして、規制の是非を再検討する検討会を今月中旬にも設置する方針も示した。舛添厚労相は同日の閣議後記者会見で「(賛成、反対の)両方の意見の方が一つの場で議論を尽くすことがなかった」と議論の不十分さを認め、省令を今後、変更することもあり得ることを示唆した。

 舛添厚労相は会見で「拙速は避けたいが、精力的に議論し、省令に不備があることが合意されれば、変えればいい」とも語った。新たな検討会の委員は19人で、省令に反対しているネット販売業界や漢方薬業界の代表者など4人が参加する。通販による安全確保策や、離島住民や障害者など薬局・薬店での購入が困難な人々への対処策について、公開の場で議論するという。

 現在、市販薬の販売方法については明確な規制がなく、ネットも含め自由に購入できるのが実情。しかし、近年、効き目が強い市販薬も出てきたため、改正薬事法では、市販薬を危険度の高い順に1~3類に分類し、1、2類は薬の効能や副作用についての情報提供を義務または努力義務とし、3類は原則不要とした。

 今回の省令は、ネット販売などを3類に限定するもので、改正法施行前に公布したのは、都道府県が関連条例を改正する必要があるためだ。

 同省は昨年、販売体制について、薬剤師会など関係団体や学者らで作る検討会を8回開催。ただ、規制反対派は検討会の委員に入っておらず、意見聴取も1度だけだった。
 昨年9月、1、2類の通販を禁止する省令案を公表したところ、政府の規制改革会議からも反発の声が上がっていた。

●薬のネット販売禁止へ 伝統薬業打撃   朝日 2009年02月07日
  一般用医薬品(大衆薬)の通信販売の取り扱いを規制するよう厚生労働省の省令が6日改正され、インターネットによる販売に加え、伝統薬業者の電話注文による販売も規制されることになった。全国34社の伝統薬業者は全国伝統薬連絡協議会をつくり、昨年12月には舛添厚労相に伝統薬の存続を求める要望書を出すなど救済措置を求めてきた。

  「いよいよきましたか」。熊本市で約170年前から5種類の生薬を配合した丸薬「諸毒消丸(しょ・どく・けし・がん)」の製造販売を続ける吉田松花堂の7代目経営者、吉田順碩(じゅん・せき)さん(62)は険しい口調だ。

  代を重ねるごとに顧客が各地に広がり、販売方法の7割を電話販売に頼る。注文を受ける際は症状や過去の病歴、アレルギーの有無などを詳しく尋ねる。「自分で作った薬を顧客と電話でじかにやりとりして売っている。対面販売と同じように安全性は担保できるのに」と話す。

  吉田さんは「電話販売への親身な検討が全くなく、良識を疑う。このままだと店をたたむほどの打撃になるのは確実。電話販売を続けられる方法を探りたい」と話した。

  同協議会が12月に出した要望書は、今回の省令改正には反映されなかった。協議会長を務める東京・浅草の漢方薬メーカー「八ツ目製薬」の加次井商太郎社長(77)は「承服しかねる。我々に非があるならまだしも、問題なくやってきたことを一方的に変えるのはおかしい。このままでは全国のお客様に迷惑がかかる」と訴える。

  一方、ネット販売の全面規制を求めてきた全国薬害被害者団体連絡協議会の間宮清・副代表世話人は「ネット事業者などの声に押され、省令改正が遅くなりすぎた。コンビニエンスストアなどでの対面販売を認めるのにも5年の議論を重ねた。もし(厚労省が今後の検討で)ネット販売を認めるなら、消費者保護の観点から、取り締まり態勢など販売のルールをきちんと決めるべきだ」と注文をつけた。

● 楽天の場合は 営業の関連も深いのだろうけど・・・
2/6 通販禁止の省令を受けての共同声明~省令再改正を求めます!
2月8日現在 約33万4千件



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