毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと



 日教組発言などで辞任した「中山国交相」。地元は宮崎。
 不出馬宣言をしたので、宮崎県の東国原知事が後継かと騒がれた。
 本人も、気がないわけではなさそう。当然、批判も噴出。

 中山氏が、一転、再出馬表明しかけたが自民党からも蹴られて「お騒がせしてすみませんでした」と弁明。

 宮崎県の東国原知事は、「『意思が二転三転され、県民の不信感や不満感を増長させた。困惑させる発言、言動は慎んでもらいたい』と中山氏を厳しく批判。自身の国政転身についてはあらためて否定した。」

●中山国交相辞任 自負と慢心、袋小路
●東国原知事、衆院選出馬に含み「可能性、ゼロでない」
●中山前国交相引退へ 地元・宮崎、東国原知事擁立論も
●「東国原知事が出ないと困る」 中山前国交相が“出馬要請” 宮崎1区 知事は不快感 
●中山氏 再び「不出馬」 次期衆院選 宮崎1区 地元反発受け断念

●「お騒がせしてすみませんでした。 10月17日 衆議院議員 中山成彬」
●中山氏また「不出馬宣言」 「山こもる」▼▼東国原氏「ゴルフ? 」 二転三転四面楚歌 「意味分からない」宮崎県連

 東国原知事は、ガードが甘い感じ。後援会と寄附行為や業者との関係について、ときどきくすぶる。
 今回も、
●東国原知事のパーティ券、建設業者ら購入 416万円分

 知事に就任したときの最初の県職員への弁は「裏金はありませんか」。
 その後、実際に出てきた宮崎県庁の裏金。

 今回発覚した、国の補助金などの自治体での不正経理。
 12道県を調査して全部から出たというのだから、全国調査が進めば、宮崎も危ないだろう。

 今回の「12道県」、8つの自治体はすぐに公表したが、岐阜県は昨日朝の新聞でも「未公表」。
 昨日夜、やっと公表したらしい。
 約3000万円だとか。
 一昨年の岐阜県庁裏金事件のときもすり抜けていたとは「ことは重大」だ。

 もう少しいろんなデータが出てきたら、まとめよう。 

人気ブログランキング→→←←ワン・クリック10点
ここのところ6位、7位あたり

中山 東国原 それぞれのWebページ (中段から下に拡大版)
  

●中山国交相辞任 自負と慢心、袋小路  産経 2008年9月29日(月)08:15
 「ゴネ得」発言後も強弁を繰り返してきた中山成彬国土交通相が28日、ついに閣僚辞任に追い込まれた。文教族として長く日教組と戦ってきた自負があるだけに忸怩(じくじ)たる思いもあるようだが、乱暴な発言を続けた背景には、最大派閥・町村派を後ろ盾に「何を言っても罷免されない」というおごりがあったのかもしれない。(加納宏幸)

 中山氏は28日、麻生太郎首相に辞表提出後、国交省で記者会見。25日の就任インタビューでの失言に続き、27日に「日教組を解体する。ぶっ壊す」と強弁した理由について「確信的にあえて言った。ゆがんだ教育が行われていることに国民の関心を引きたかった。まだまだ言いたいことはある」と辞任覚悟の発言だったことを打ち明けた。

 文教族・文科相として教育基本法改正、歴史教科書の正常化、ゆとり教育見直しに取り組んできた中山氏にとって日教組は不倶戴天(ふぐたいてん)の敵。辞任会見でも「子供たちを駄目にし、日本を駄目にしようという闘争方針で授業より政治活動に力を入れている」など日教組批判を繰り広げ、閣僚辞任後も日教組と戦っていく決意を強調した。

 だが、自民党内では中山氏の「おごり」を指摘する声も少なくない。組閣では、麻生首相から行革担当相を打診され、「私も妻も役人出身だから無理」とゴネて国交相に就任。町村派が推す議員が閣僚になれないことが確実だったため、首相指名選挙の際に、官房長官就任予定の河村建夫氏に「町村派が小沢一郎(民主党代表)と書いてもいいのか」とすごんでみせた。町村派事務総長という気負いもあったようだが、首相を支えるべき閣僚の立場をわきまえないようでは「保守派の論客」でならした政治経歴もかすんでしまう。

●東国原知事、衆院選出馬に含み「可能性、ゼロでない」  朝日 2008年9月30日0時0分
 宮崎県の東国原英夫知事は29日、次の総選挙への立候補の可能性について「ゼロではない」と述べ、含みを持たせた。宮崎市内で記者団の問いに答えた。8月初めには趣味のマラソンを引き合いに「リタイアしたことはない」と知事の任期をまっとうする考えを示していた。知事は県内では圧倒的な支持を集めているだけに、この日の発言は波紋を広げそうだ。

 東国原知事はこの日記者団に対し、中山成彬前国交相(衆院宮崎1区)が在任5日で大臣を辞任したことに触れ、「宮崎は非常事態」と表現した。その上で、総選挙への立候補について「私は能動的に行動することはないが、県民の要望や要求があれば、私は県民党なので、県民の意向に沿う行動は政治家としてしなきゃいけない」と語った。

 記者団から「まったく出ないというわけではないのか」と再度尋ねられると、「そうですね。可能性としてゼロではないということです」と答えた。また、「政治は生き物。行政も人々の暮らしも生き物。スピード感をもった対応をしなきゃいけないのが我々の責任」と強調した。

●中山前国交相引退へ 地元・宮崎、東国原知事擁立論も  産経 2008年10月4日(土)08:05
 成田空港反対派住民を「ゴネ得」と批判するなど失言を続け、国土交通相を5日間で辞任した自民党の中山成彬前国交相(65)=宮崎1区、町村派=が3日、次期衆院選に立候補せず今期限りで引退する意向を森喜朗元首相らに伝えた。複数の町村派関係者が明らかにした。4日午後、地元・宮崎市内で記者会見し、正式に引退表明する見通し。

 麻生太郎首相は3日夜、中山氏の引退について「辞めることは聞いていた。国会議員が出馬するかしないかを決めるのは本人の判断だ」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 自民党筋によると、中山氏の失言をめぐり、自民党宮崎県連など地元関係者が強く反発し、「このままでは衆院選を戦うことができない」との声が相次いでいたという。中山氏もこうした事態を憂慮し、自らが引退することで衆院選への悪影響を最小限にとどめようと判断したとみられる。

 これに伴い、中山氏が出馬予定だった衆院選宮崎1区の候補者として東国原英夫知事の擁立論が地元で浮上。東国原知事は3日、東京・羽田空港で記者団に「今のところは考えていないが、地方を変えるために国を変えないといけない。柔軟に対応しなきゃならない局面が出てくるかもしれない」と語った。

 中山氏は国交相就任翌日の9月25日、報道各社のインタビューで、成田空港反対派住民を「ゴネ得というか戦後教育が悪かったと思う」と批判。大分県教育委員会の汚職事件も「大分県教委の体たらくは日教組が原因だ」などと語った。
 中山氏は旧大蔵省を経て政界入りし、当選6回。文部科学相などを歴任し、最大派閥・町村派で事務総長を務めてきた。妻は参院議員の中山恭子首相補佐官(拉致問題担当)。

●「東国原知事が出ないと困る」 中山前国交相が“出馬要請” 宮崎1区 知事は不快感  2008/10/09付 西日本新聞
 次期衆院選で宮崎1区からの立候補を取りざたされている宮崎県の東国原英夫知事が8日、都内であった九州横断自動車道の建設促進大会に出席。来賓の中山成彬前国交相から「東国原知事にどうしても出てもらわないと困る。東国原劇場になるように心から訴える」と、“直談判”される場面があった。

 東国原知事は大会終了後、「唐突に公の場で依頼されたことに驚きと違和感を覚えた。いかがなものかと思う」と、中山発言に不快感を示したが、自身の出馬について「今は考えておりません」と、相変わらず含みを残す発言を繰り返した。

 失言問題で同選挙区から不出馬を表明した中山氏はこの日の来賓あいさつで、「(民主党が高速道路を)無料化するということは東九州自動車道も延岡線もできないということ。私は自民党が勝つため、延岡線をどうしても造りたい思いで(国交相を)辞任した」と強調。知事に「全国を回って、自民党でなければ高速道路はできないと訴えてもらいたい」と訴えた。

●中山前国交相が不出馬撤回=衆院選、県連は反発  時事 2008年10月16日(木)22:30
 自民党の中山成彬前国土交通相(衆院宮崎1区)が次期衆院選への不出馬を撤回し、立候補する意向を所属する町村派や宮崎県連の幹部に伝えたことが16日、分かった。同氏は17日、古賀誠選対委員長に出馬の意向を伝えるとともに、記者会見して表明する予定だ。

 同派幹部によると、中山氏は地元支持者から「せっかく6回も当選を重ねたのだから辞めないでほしい」との声が寄せられたことを理由に挙げているという。

 中山氏は、成田空港反対闘争などに関する一連の問題発言の責任を取り、在任わずか5日間で国交相を辞任。今月4日に次の衆院選に出馬しない考えを表明した。

 これを受け、宮崎県連は後継候補を公募。既に応募は締め切られ、18日にも決定する段取りになっている。このため、県連側は中山氏の対応に強く反発、幹部は16日、「混乱するので出馬はやめてほしい」と同氏に伝えた。 

●中山氏 再び「不出馬」 次期衆院選 宮崎1区 地元反発受け断念   2008/10/18付 西日本新聞朝刊
 次期衆院選をめぐり、不出馬表明の撤回を検討していた自民党の中山成彬前国土交通相(65)=宮崎1区=は17日、地元の宮崎市で記者会見し「不出馬の考えに変わりはない。(次期衆院選は)出ません」と述べ、あらためて立候補しないことを明言した。後継候補を公募で選考中の同党宮崎県連は、18日に選考委員会を開き決定する。

 中山氏は一連の失言で国交相を引責辞任、4日に次期衆院選の不出馬を表明した。だが県連による公募の受け付け中、同県の東国原英夫知事(51)を後継候補に指名。16日には出馬見送りを撤回する意向を示すなど「迷走」を続けていた。

 中山氏は「県民を惑わせたことは本当に申し訳ない」と陳謝した。後援会から出馬要請があり、17日に党本部で「再出馬表明」する意向だったが、県連の反発などから断念したとみられる。

 東国原知事は「意思が二転三転され、県民の不信感や不満感を増長させた。困惑させる発言、言動は慎んでもらいたい」と中山氏を厳しく批判。自身の国政転身についてはあらためて否定した。

 宮崎1区には共産新人の党県書記長馬場洋光氏(39)、無所属新人の川村秀三郎氏(59)が立候補を表明している。

 
中山 成彬 なかやま なりあき WEBサイト


私が次の総選挙に出馬するというニュースが流れています。一小選挙区の候補が全国的に放映されることに戸惑いを感じています。誤解のないようにコメントを出させていただきます。

1.私は昨日、古賀選対委員長と地元の情勢、特に今自民党県連で行っている公募制の進捗状況等について説明しました。又、地元自民党支部、後援会は強い出馬要請の気持ちを持っていることを伝えました。

2.古賀委員長からは、出馬表明の記者会見を明日10時に党本部でセットしてあるとの話がありましたが、4日の不出馬表明以来、まだ2週間も経っていない事、公募の手続きも進んでいる事もあり、今のところ不出馬の考えに変わりはない事、今後の事については関係者と慎重に相談してまいりたいと答えました。その結果、10時の記者会見は取りやめにすることになりました。

3.今後共、日本のため宮崎のためにこれから何が出来るかを真剣に考えていきたいと思っています。
お騒がせしてすみませんでした。
           平成20年10月17日 衆議院議員  中山 成彬

●中山氏また「不出馬宣言」 「山こもる」▼▼東国原氏「ゴルフ? 」 二転三転四面楚歌 「意味分からない」宮崎県連  2008/10/18付 西日本新聞
 次期衆院選への対応について、自民党の中山成彬前国土交通相(65)=宮崎1区=が17日、あらためて不出馬を表明した。失言を重ねて大臣辞任に追い込まれ、さらに自身の選挙をめぐり態度を二転三転させた中山氏。混乱を招いたことに党宮崎県連は猛反発、後継候補として期待していたという東国原英夫知事は半ばあきれ顔。四面楚歌(そか)の状況に中山氏は「山にこもって座禅でも組んでくるよ」と言い残して姿を消した。

 この日、中山氏は東京から宮崎市にとんぼ返り、地元事務所でマスコミの取材に応じた。16日、同県連の緒嶋雅晃会長などに不出馬を撤回する意向を示して騒動となったことについて「地元から強い(出馬)要望が出たことを東京(党本部)に伝えに行っただけ」と懸命に釈明。「何でこんなに『人騒がせマン』になっちゃったのか」と漏らし、「自分を見つめ直したい」と座禅を組むため事務所を後にした。

 中山氏の意中の後継候補だった東国原知事は「大臣経験者で、政治の中枢におられた方がこう混迷、迷走されると、県民も違和感を持つのではないか」と苦言。座禅に行ったと聞くと、「座禅? どこですか、18番ホールですか。(中山氏は)以前、『山にこもる』と言ってゴルフ場だったらしいから」とやゆした。

 中山氏に代わる候補選びを進めてきた同県連は17日、緊急役員会を開催。「18日に公認申請候補決定」という既定方針を再確認した。

 中山氏の不出馬表明撤回が報じられた朝から県連事務局には、中山氏への批判電話が殺到。役員会の最中には党本部から中山氏の出馬断念のファクスが届いたという。

 ある県連幹部は「独り相撲。県連をどうしてくれる気だ」と怒りを爆発させた。緒嶋会長は「一連の行動の意味が分からない。不出馬を決めたら意思を貫くべきだ。政治家としての品格が問われる」と批判した。

●候補予定者に上杉元自治相 中山氏の「政敵」 宮崎1区  朝日 2008年10月18日(土)23:14
 自民党宮崎県連は18日、衆院宮崎1区の候補者選考委員会を開き、候補者の公募に応じた9人の中から元自治相の上杉光弘前参院議員(66)を選出した。宮崎1区は、前国土交通相の中山成彬衆院議員(65)の衆院選不出馬で空席となっていた。県連による候補者公募は初めての試みで、今後、上杉氏を公認候補とするよう党本部に推薦する。

 公募には県内外から計21人が応じたが、この日の選考委には辞退者などを除く9人が出席した。書類審査と5分間スピーチの1次審査を通過した3人に、2次審査として面接が行われた。地域支部長ら43人の選考委員が最優秀者を投票し、上杉氏が30票を獲得した。

東国原英夫後援会


●東国原知事のパーティ券、建設業者ら購入 416万円分  朝日 2008年9月30日16時58分
 宮崎県の東国原英夫知事の後援会が07年に開いた政治資金パーティーで、建設業者らが少なくとも416万円分のパーティー券を購入していたことが、30日付で公開された政治資金収支報告書でわかった。知事は官製談合事件に伴う出直し知事選で「脱しがらみ」を掲げて初当選。一般競争入札の拡大などを進めてきた。「業界にも入札改革の姿勢をある程度、理解してもらって支援してくれていることに驚いた」と話している。

 収支報告書などによると、知事後援会は昨年、県内で5回のパーティーを開催。パーティー券の売上総額は計2853万円だった。このうち建設業界の関係者による購入は、建設会社40万円、県建設業協会を母体とする政治団体が50万円、建設会社の経営者2人が合わせて326万円の計416万円だった。
 県建設業協会幹部は「パーティー券購入は知事の後援会から頼まれた。内部では入札改革に厳しい意見もあるが、陳情など県と協調しないといけない場面もある」と話す。

 また、知事の似顔絵などのイラストを使っている食品販売業者も50万円分のパーティー券を購入していた。知事は肖像権を主張せず、無償での使用を黙認している。「券購入はイラスト使用への事実上の見返りではないか」と報道陣に問われ、知事は「その解釈は成立しない」と述べた。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )