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てらまち・ねっと



 統一地方選、今日は最終日。午後8時まで拡声器が使え、0時になるまでは選挙運動が出来る。
 私たちは、4月15日の市議選の開始以来18日までに、愛知・京都・福井・長野・愛知・三重と、各候補者のところを回った。
 4年前はずいぶん大勢のところを回ったけれど、今回は昨年からの講座の人などに絞った。政策やスタンス(姿勢)を有権者に伝えることが基本だ。
     2007.1.15 ◆4月は統一地方選。直前の選挙講座。2回シリーズ
     2006.9.9 ◆第4回目の選挙講座。無党派・市民派
 
 ともかく、4日間の車の走行メーターは1400キロ。その中から紹介。

● うちの特製の選挙カーは、原則として新人に優先して貸すことにしている。今回、それを使うある新人は、想いは強い。出発の時の人の集まりも大勢。
 前の職業柄、話すことには慣れている。けど、やっぱり新人は新人。マイクの間の取り方、握手のタイミングや仕方など細かく、実地で説明。
 演説が出来るから、他のことの覚えや身につき具合も早い。だから、すぐに、演説も力強くなった。良循環。ま、大丈夫だろうと思えた。
 何をとっても優秀だった前任者の「欠」を補って余りあるようになって欲しい。

● 前回無投票だったので実質初めての選挙となる車椅子の女性は、初日、演説を15回やったという。あまりに少なすぎる。スタッフの選挙ムードも暗い。
 告示2日目の午前、2時間ほど後ろについて、話し方から中身まで、1回ずつ、少しずつ注文をつける。昼前に次に向かうために分かれるとき、「なんか、演説が楽しくなってきました!」って笑顔で言ってくれたので、甲斐があった。たぶん、1日70から80回の演説はできるペースになった。しかも、すばらしく力強い。
 朝のペースでは、どうなったことだろう。

● 2期目の候補。通勤ラッシュの駅前の歩道橋の隅で、ハンドマイクでコチョコチョやっている。メチャ人通りが多いのにもったいない。場所を変えて、マイク&本人とスピーカーの向きも変えたら、広ーいロータリー一杯に声が届くようになった。小型の選挙カー並みの響き。
 選挙カーの演説も、この人も初日15回だけだったという。それも歩きながらハンドマイクでやっただけ、という。話し方とペースを変えて、選挙カーで1時間に6から7回ペースにタイミングをとれるように誘導。政治に対する思いは強い人だから、話す中身は、自然にいろいろと出てくるだろうと安心して次に行った。

● 次の候補。初日、ちょっと短めで94回の演説をしたという。2日目のその日、演説のあと、「応援してますよ!」って声を掛けてくれる有権者のみなさん。さすが、新聞やテレビによく出て、知名度がある。何の組織も集まりもないけれど、絶対、票を伸ばすと見ているピカイチの候補。

● 次は、前回無投票だった候補。演説に自身がないこと、ありあり。告示前日の夜12時まで、折りしもの雪の山中で演説とマイクの練習をしたという。2時間うしろに着いて、別れ際、「これなら演説でいけます」と言ってくれた。
 3日目の昼前、ケータイに「選管がこんなこと言ってる」と候補者から電話があった。候補者が貴重な選挙カーの運転を止めるのはもったいない、こちらが話しておくからと、話を受け取る。選管に間違いを指摘、県選管にでも聞くようにと伝えた。後刻、謝罪がきた。「候補者の選挙カーを30分も止めたんだから選挙妨害だ」と通告。
 夜、選挙事務所に選管職員が謝罪に来たという。分散しかけたスタッフの気持ちも、一気にまとまったようだ。

● 告示の半月前に、選挙のときに、音楽を流して名前の連呼だけがいいのか、演説がいいのかとマジメに聞いてきた新人。答えは決まっている。演説に自信がなければ、原稿を作って読んでもいいし、リーフレットかハガキを手に持って、それ見てしゃべってもいいから、演説しなきゃ、と厳しく説いた。
 リーフレットは相当な数を配ったという。が、お金がないから選挙カーの上にも看板出さずに布切れを着けるだけにしたい、という。
 ちょうど、数年前に、ある国会議員が辞めるので、地元での街宣用の小さい看板と音響の全部をもらって、ということで回ってきていてた一式があったので、ルーフ・キャリー付きでそっくりあげた。
 そこにカッティング・シートを貼って、看板にしていた・・・とはいえ、講座に出たこともなく、これで何十万人の市の議員になれたら・・・それは、すごいぞ。

● 最後に寄ったのは、選挙期間中のすべて、選挙カーを後ろに伴って、夫婦2人で自転車で市内をくまなく回る、時々演説するという超ユニークな選挙をしている友人のところ。4年前は、その場面に合流させてもらったので、今回は自宅の農家倉庫の事務所へ行った。毎回、選挙ポスターがユニークなことでも地元でも有名。選挙が終わったら紹介しよう。

● ところで、昨日のブログで紹介した、今回の地方選の後半でもっとも注目されている町長選挙は高知県東洋町の町長選挙。
 その情報が流れてきたので紹介。
 新聞は、「これまでは身内、友人、仕事関係の“三本柱”をしっかり回れば票は取れたが」「反核ステッカーが家々の軒先に多く張られているため、表面上は反対派の“包囲網”が目立っている」「要所で張り番を続け、民家への人の出入りや車の動きをチェックしている」・・・とし、法定ビラについても触れている。
 東洋町の期日前投票は20%超だと、先ほどのニュースで流された。

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● 最終盤つばぜり合い 東洋町長選  4月20日 高知ニュース
 核廃決戦、最終盤へ―。核廃棄物最終処分施設をめぐる安芸郡東洋町の出直し町長選は、前職の田嶋裕起候補(64)と、新人で前室戸市議の沢山保太郎候補(63)が22日の投開票に向け、激しいつばぜり合いを展開。両陣営は昼に夜に、街頭や水面下で、最後の票固めに奔走している。

 田嶋陣営は、町外出身者の対立候補に対し、町長としての10年余りの実績をアピール。街頭演説などで窮迫する町財政の状況などを繰り返して説明し、交付金事業による町の浮揚を訴えている。
 支援者は「これまでは身内、友人、仕事関係の“三本柱”をしっかり回れば票は取れたが、今回は(そうした周辺の人の間で)意見が分かれている」としながらも地道な活動を展開。反核ステッカーが家々の軒先に多く張られているため、表面上は反対派の“包囲網”が目立っているが、陣営幹部らは「周囲の目を気にして張っている家がある」「同じ反対でも濃淡はある」と、「見かけ上の反対」の人らの意思確認などを進め、水面下での票掘り起こしに力を注ぐ。
 陣営は「文献調査後でも住民投票の結果によっては、手続きが止まる」とする一方、「町民のことを考えてやってきた本当にまじめな人」と候補の人柄をアピール。20日から本格的な電話作戦を展開し票固めを進める。

 一方、沢山陣営は知名度のアップも課題だったが、連日の町内回りで支援の輪を拡大。遊説中、候補本人が顔見知りになった支援者らに大きく手を挙げて応えるなどムードは高まっている。
 1月に施設反対の請願書を町議会に出した際に町内で集めた反対署名は約1400人分。陣営はこれを“基礎票”に声掛けの範囲を拡大し、これまでに「反対署名数を相当上回る後援会名簿が集まった」としている。
 町内での票争奪戦は厳しい空気を伴いながら展開されており、沢山陣営は連夜、相手陣営をけん制する「見回り」を白浜地区などで実施。町民有志が2―3人一組で街道を歩いたり、核廃施設反対の旗を立てて要所で張り番を続け、民家への人の出入りや車の動きをチェックしている。
 支援町議は「家族間で割れているところなどは無理はしない」。陣営幹部は「最終盤は賛否の明確な人ではなく、意見のはっきりしてない人への働き掛けに時間を割く」としている。

 法定ビラ2枚ずつ
 また、両陣営はこれまでそれぞれ2枚の法定候補者ビラを作成、町内で配布している。
 田嶋候補は顔写真に、公約や文献調査への理解を求める文章をつづったシンプルなデザイン。保育学校給食費の無料化▽白浜地区の橋の耐震化による避難道路確保▽深層水事業の誘致による雇用確保―などを公約に挙げて、「東洋町で生まれ育った田嶋にご支援を」を呼び掛けている。
 沢山候補は顔写真のほか似顔絵などのイラストを盛り込み、核廃棄物の導入阻止▽反核、民主的なまちづくり▽経費節減による福祉、失業対策―を列挙。放射性廃棄物のガラス固化体を注射器に見立て、「交付金は使い始めたらおしまい!」と“反核”を全面的に押し出している。


● インターネットで流れてきた沢山候補の法定ビラは 
    1号 表 PDF版 151KB   裏 PDF版 127KB 
    2号 表 PDF版 176KB   裏 PDF版 152KB 

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 先日、冷え込んだ夜、洗濯物を乾かすことを兼ねて、最後の薪でストーブを炊いて、今シーズンの使い納めにしました。
 
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大


 暇をみて、ストーブのまわりを片付けて、完全に終わり。

 こちら、昨日、自然薯の植え付けと支柱作りなどの作業をしました。
 おかげで、腰や節々が痛い。久しぶりの肉体労働だから・・

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