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無作為に選ばれた人の危険性は? (あか)
2009-08-04 04:28:43
かなり怖いと感じる事。
1 司法に関して全くのシロウトが無作為に選ばれて、いざ本番で被告人や被害者が内に秘めた真実を、完全中立を保ち適切な判断が出来る人は、はたして何人いるのか。

2 運良く逮捕歴の無い暴力団構成員(企業舎弟や総会屋関係も含む)や元暴力団構成員だった者と、違法薬物(麻薬関係)の所持もしくは乱用歴はあるが、警察にマークされた事や密売人以外には所持や乱用を知っている者がいない者や、今でも日によっては尿検査に引っ掛からない頻度で使用している薬物依存者を、知らずに裁判に参加させてしまった時の危険性。

3 被告人が反社会性人格症害と判定される者に対して、性格異常ではなく精神異常であると決めつけ、犯した罪に対しては身心喪失状態にあったと独自に判断し、再犯の可能性が非常に高い者を外に出して被害者を増やす結果を生む脅威。

4 死刑反対論者(例→被告とは無関係の家に押し入り、躊躇なく子供を含む一家族全員を惨殺し、金品を強奪した情状酌量の余地が分子すら無く、量刑は極刑の死刑以外に選択肢の無い極めて悪質且つ自己中心的で、反省の色を全く見せない強盗殺人犯に対し、更正のチャンスを与えるべきで無期懲役が妥当であると言い張る不平等な者)
他にも沢山あるけど、他人の人生を左右する立場になるには、超難解な司法試験に合格し更に自分を常に中立である状態を保ち平等に判断する義務感を負う事が出来る司法のプロに対して、シロウトの一般人が陪審員となって裁判ごっこをさせるのは、不平等な結果を頻繁に出してしまい加害者は喜び被害者が泣き寝入りなんて判例がでたり、誰もが納得するであろう適切な判断が出来た場合でも『自分達が判断した被告人の量刑が重すぎたのでは無いのか?』とか、無意味に自分で自分を責め立ててしまい、心を病んでしまう事が頻出する事態が身近にある脅威は非常に怖く危険過ぎです。
 
 
 
諸点あり (●てらまち)
2009-08-04 19:05:32
★あかさん、こんにちは。

>完全中立を保ち適切な判断が出来る人は、はたして何人いるのか。

⇒行政訴訟を本人訴訟で45件ほどやってきて、いろんな裁判官を見てきました。
 裁判員問題は、刑事事件であるにしろ
わしは、裁判官だって、「完全中立を保ち適切な判断」ということに疑問を感じます。

 とはいえ、だからといって、裁判員制度が良いというつもりはありません。

 その他、諸点、ご指摘ありがとうございます。
 
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