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寺小屋ブログ

学習塾・音楽教室「寺小屋」
田舎の中学生、高校生達のモチベーションのアップに少しでも役立ちたいと開設した塾のつぶやき

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ミュージカル「有間皇子物語」

2016年09月17日 | アート・文化
 先日、塾長がせっかく落とした体重を
貫禄をつけるためにがんばって戻そうとしていた理由をお教えしましょう。
(「戻した」と書いたら、「戻ってないから。まだ細いから」と訂正が入りました。失礼しました)

 ある時はお坊さん、ある時は高校の英語の先生、そしてまたある時は「寺小屋」塾長&英語講師
そしてそしてまたある時はラジオパーソナリティ、そしてそしてそして(以下略)・・・
 全部あげるとキリがないのでこの辺にして中略させていただきますが、
ある時はミュージカル役者でもあるのです。

 以下、もう終わってしまった公演ですがちらしも添えておきます。

 なかなか凛々しいでしょ?




 塾長は孝徳天皇役で出演。

 途中で死んでしまう役なので、
後半は2役とわからないようにこっそり出演してお手伝いをしていたそうです。
 こんな感じ
 ↓





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人生は一幕の芝居

2007年06月05日 | アート・文化

 1日の続きです。

人生は一幕の芝居。だから人の命はその人のものですが、その人だけのためのものではありません。

自分の命、自分の人生だから、どんな風に扱おうと、どんな風に生きようと勝手

というわけではないと考えます。

 少し余談ですが、私は子供たちに「他人に迷惑をかけないようにしよう」と教えるのは間違っていると考えています。人はおぎゃあと生まれたときから、母親をはじめ多くの人に面倒や迷惑をかけながら大きくなります。誰の世話にもならず大きくなれる人など、誰一人としていないのです。

 それは大人になってからも同じ。人生が一幕の芝居である以上、人の生き方はその観客である周りの人たちの人生に、良きにつけ悪しきにつけ、必ず何らかの影響を与えます。だから私は「他人に迷惑をかけていることが感じられない人間にならないようにしよう」と教えるべきだと思うのです。

 自分の人生をどう生きるか。それは自由ですが、どんな人も他人との関わりなしでは生きられない。自分ひとりの独りよがりな芝居では、誰も感動させられないことを忘れてはいけない。

 自分勝手な理想や自分の都合だけで職業を選ぶ人がいます。、そして、「自分の思っていたイメージと違う」「自分のやりたいことがさせてもらえない」などの理由ですぐに仕事をやめてしまう若者がたくさんいるでしょう。

 ただ、私に言わせれば「他人に給料を出してもらいながら自分の好きなことが出来る」と考えること自体、大きな勘違いだと思います。

 自分の理想を持つのは良い。でもその理想を「ただの独りよがり」ではなく、「社会に認めてもらえる意味のあるもの」にするためには、当たり前の話として、自分自身に力をつけるための不断の努力と、自分の力でそれをやり遂げるという精神力が必要です。そして、自分が給料をもらっている組織の下でその理想を達成できないのなら、自分に力をつけてその組織を離れて独立するか、もしくはその組織に対してせめて給料分の恩返しをする方法を考えるべきです。

 自分の働きに応じた正当な報酬を受け取るのは当然の権利ですが、でもその権利だけを主張する前に、「他人との関わりの中で自分にどんな役割が果たせているのか」を謙虚に反省する態度、「他人に迷惑をかけなければ生きていけない自分の姿」を素直に認める態度を育まなければ、とても真っ当な教育とはいえないと考えます。

 あくまで私見ですが、自分の勝手な理想だけを掲げて周りの迷惑を考えない新入社員や、自分たちの仲間の不始末の後始末も出来ないようなどっかの役所の公務員に、最低レベル以上の給与を払う必要があるのでしょうか?またそんな「社会の甘さ」を、これから社会に出て行く子どもたちに、見せていいのでしょうか・・・? 


わが思うおのれの美しさ・・・その3

2007年06月01日 | アート・文化

 少し気障な言い方ですが、私は、人の人生はその人を主人公にした一幕の芝居だと思っています。

 どんな舞台でもそうですが、舞台というのは誰のためのものでしょうか?それは主人公がいかに歌が上手で、ダンスがうまいかというのを見せびらかし、自慢するための場でしょうか?  

 違いますよね。一番大切なことは、その舞台を見てくださるお客さんに喜んでもらい、感動を与えることです。たとえ華やかでなくても、しっとりと観客の心にしみ込む何かを伝えることです。

 自分の一生という名の芝居を誰に見てほしいのか。それは個々人が自分で考えることでしょう。場合によるとそれは自分の家族、子どもたち、自分の最も愛する人かもしれません。あるいは、人によっては、そこに神とか仏様といった存在を想定するかもしれません。もしかすると、もう一人の自分かもしれない。

 いずれにせよ、「自分の好きなように生きる」「自分らしく生きる」ということは、「なりふり構わず、好き勝手に振舞う」ということではありません。自分を主人公にした芝居を見てくれる観客の人たちにとって、自分がどのように見えるかを常に意識しつつ、自分で決めたそのお客様に対して恥ずかしくないよう、「自分」という役を演じきることだと思います。

 ただ自分が頭がいいことを自慢したいだけの理由で医者になった人職業的に安定していることだけを理由に公務員の道を選んだ人。そんな人を主人公にした芝居で、観客を感動させることが出来るでしょうか。そんな人たちの生き方が「美しい」といえるでしょうか。

 特に今世情を騒がしている社会保険の問題は、自分の仕事に「美しさ」「誇り」を求めることを忘れた連中のしでかしてきたことのつけ だと思っています。

 私たちは今一度「わが思うおのれの美しさ」について考えてみるべきではないでしょうか。


寺小屋PV (2019年度卒業生制作)

「寺小屋」PV