今週の為替予想レンジ（８月５日～８月１０日）

今週の為替予想レンジ

＞ドル・円　　　　　９７．２０～９９．８０　
＞ユーロ・円　　　１２９．００～１３２．８０

＜今週のテーマ・指標＞3つ星
５日　ユーロ・６月小売売上高 　米・７月ＩＳM非製造業景況指数
６日　豪・６月貿易収支　ＲＢAキャッシュターゲット　米・６月貿易収支
７日　独・６月鉱工業生産
８日　日・日銀金融政策決定会合　豪・７月新規雇用者数／失業率　米・８／３までの週の新規失業保険申請件数
９日　特に無し

＜今週の予想＞
２日序盤のニューヨーク外為市場ではドルが対円やユーロで下落しました。　朝方発表された７月の米雇用統計が強弱入り混じる内容となったことで、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が早ければ９月に債券買い入れを縮小するとの観測が後退したことに起因したようです。

７月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比１６万２０００人増と、市場予想の１８万４０００人増に届きませんでした。　一方、失業率は７．４％に低下し、２００８年１２月以来の低水準となっています。

先週１週間は予想を上回る経済指標の発表が続き、景気に対する楽観的な見方が強まっていたこともあり、さえない雇用統計を受けて米景気回復に対する逆風があらためて意識される結果となってしまいました。

今週は雇用統計の翌週となり、小粒な指標が多くなっています。　今週は大きなトレンドを作るようには思えず、若干下値を模索しながらの狭いレンジ相場が予想されそうです。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。