FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

1200兆円が水泡化! 近未来予想について

2011-06-20 23:49:27 | 日記
今朝の上海は雷を伴う豪雨。 華中地域はお米の文化であり上海近郊でも田植えが始まりました。 世界第二位の経済大国にしては未だ人力でやっているのが何とも不思議な光景です。 何故か日本と違い蛙の合唱が聞こえない。

昨日、1200兆円が水泡とかされる内容について投稿させていただきました。 実際には起きてはならない内容ですが、最悪の事態を想定したシュミレーション作りは必要ではないか。

アメリカの債務不履行宣言の有無に関係なく、もはや行き詰った財政の立て直しは不可能に近い状態であることは明白であり、どのような政策が打ち出されるかがポイントとなります。 22日のFOMCの会議においても債務不履行回避に向けた具体策は発表されないような気がしてまいりました。 具体策も無く曖昧な状態で8月2日を向かえることになるのではないか? 

フランスのシンクタンクは秋前に世界経済の連鎖的破綻の可能性について記載していますが、8月には予兆が起こるのではないかと思うしだいです。

仮に1200兆円が水泡とかされた場合、為替はどのように推移するのか筆者なりに考えてみました。

第1ステージ
>ドル・円    65.00
>ユーロ・円   95.00
>ポンド・円  110.00

世界が同時に市場介入しても支えきれる状態ではありません。 各国が協調して現実的な具体策が見いだせなければ、第二ステージに突入する可能性が高いと言わざるを得ません。 前回のリーマンショックの際は中国を含めBRICSの下支えがありましたが、今回は中国が最大の被害国となり世界の足を大きく引っ張る可能性を秘めています。

第二次ステージについては現段階では不透明過ぎ、全く予想がつきません。

政府関係者は既に起こりえる内容については熟知していると思われます。 発表すれば心理面が先行し暴落を早める結果になるとは思いますが、国民には何のシグナルも出さずいきなり地獄に突き落とす気でしょうか?

筆者は声を高くして言いたい、全世界の政治家・役人たちが自分たちの利欲のために作り上げた不良債権が行き詰り、今度はそのしわ寄せを全世界の国民に持って来る気かと。。。!!

最後警告!! この秋1200兆円が水泡に帰する!!

2011-06-20 10:53:00 | 日記
Special Summer 2011 is available ! Global systemic crisis– Last warning before the Autumn 2011 shock, when $15 trillion of financial assets go up in smoke.

In this issue, we discuss the two most dangerous aspects of the Autumn 2011 shock, namely:
> the detonating mechanism of European government debt
> the explosion process of the US bomb in terms of government debts

上記内容は私の従兄から提供していただいた、フランスのシンクタンク<6月16日付>の最新情報から抜粋したものです。 内容は長々と経済危機を向かえる過程と要因が列記されていました。

連日ブログで連載させていただいている内容とほぼ合致しています。 最後警告として、この秋前に世界にショックが走り、1200兆円が水泡に帰すると言う内容です。 秋前に起こるとありますが夏にも可能性があると判断しているようです。 1200兆円のペーパーマネーが消滅、と言うことは欧米日の債券市場が破壊する。 最も信頼されるべき国債の信頼が世界同時期に失墜する時です。

フランスのシンクタンクは最も信頼がおける機関であり、サブプライム・リーマン問題を早くから取り上げていた機関です。 そして第二次金融ショックについては一昨年前から言い続けており、ついに終焉を向かえる状態に陥ってきました。 また上記にも書かれていますが、第二次金融ショックには2つの名前まで付けられています。

1200兆円と言う規模は日本の個人資産の合計には及ばないものの、それに匹敵するものが無くなってしまう訳ですから、いかに大きな規模のものが水泡化されるのかが想像出来るのではないでしょうか。

ギリシャ問題・イタリアの格下げと言ったレベルでは無く、世界同一未曾有の悲劇が襲ってくると言わざるを得ません。 

FX投資家の皆様には慎重には慎重を期して対応していただきたいと思うしだいです。