福建師範大学倉山キャンパスの正門を入ったあたりには、朝といい夕方といい、多くの市民がなにがしかの過ごし方をしている光景が日常的に見られる。縄跳びをしている小学校低学年の姿。しばらく見ている。髪型がおかっぱなのは、昔の日本の女の子を思い出す。キャンパスの奥まったところに、第二運動場がある。ここは、学生が多い。芝生の上で談笑するグループ、ジョキングする学生----。
学生寮が立ち並ぶエリアの中心に食堂がある。食堂付近には、いろいろな店がある。寮は新しいものもあれば、古い建物もある。寮の近くには、すぐに「長安山公園」とよばれる小高い丘の山がある。ここも大学の敷地内にある山なのだが、登って行くと あまり整備がされていない森山だった。一番高い所に「展望台のような休息所のような建物」があったが、キャンプテントが張られていた。だれかがここに住んでいるようだ。
芸術地区に続く小道に向かう。歩いていると石畳の小道がある。
芸術地区は、旧音楽学部と旧美術学部があった建物群だ。両学部ともに、現在は旗山新キャンパスに移転しているので、建物群は 現在使用されていない。「家庭教育基地」という建物があり、家庭教育に関する研究所が地区内にある。ここからも、「長安山公園」の小高い山が見える。
ここは、現在ほとんど授業としては使用されていない建物が多いが、観光客やカメラマン、そして結婚写真の撮影スポットとして有名な場所のようだ。いつ行っても、大きなカメラを持った人や結婚写真が撮影されている。
2組の結婚カップルの写真撮影がこの時行われていたが、仰向けに寝ころんでキスをしているシーンなどは、あまり日本の記念撮影アルバムでは見たことがないなあ。カジュマルの木の根の張り方がなんともいえない光景だ。
教会をイメージさせる教室建物もある。なにかほっとさせてくれる大学の敷地地区である。
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