彦四郎の中国生活

中国滞在記

福建師範大学旗山校区(キャンパス)―大学運動会に行く①―

2015-11-07 06:29:21 | 滞在記

 11月5日(木)から3日間、福建師範大学の大学運動会があり、大学の授業は休講となった。5日(木)の8時半から開会式があるというので、会場がある「旗山校区キャンパス」に行った。このキャンパスは、つい最近まで赴任していた閩江大学にもほど近い「大学城」という文教地区にある。2000年頃にできた新キャンパスだ。このキャンパスは広大で、日本で一番広い「北海道大学」(札幌)くらはあるだろうかと思う。
 私が授業を行っている外国語学部があるのは、「倉山校区キャンパス」。1907年(清時代の末期)の大学創立以来の場所なので、歴史的な建築群も多い。この「倉山キャンパス」からバスで40分ほどの所に、「旗山キャンパス」がある。開会式の前日、3回生の学生から、「先生、43番バスは、朝から運動会に行く学生が多いですから、7時前のバスで行った方がいいです。」と、メールがあった。朝6時50分にバスに乗った。
 7時半に「旗山キャンパス」に着いた。開会式の開始まで1時間あまりあるので、キャンパス内を散策してみた。東門を入ると、「行政楼」という巨大な建物や図書館・文化ホールの建物がある。大学の中心的な建物群だ。イギリスのケンブリッジ大学風の「知名楼」という建物が美しい。

 「星雨湖」という名の池があった。水連の花が咲いていた。池の向こうに「文科楼群」が見える。池のほとりで、語学の発音練習をする学生の姿も。池の中に中国風の橋があった。風情を感じる。

 到広楼群という建物を見ながら、中国風の橋を渡る。橋から、いろいろな建物が見渡せる。中国風の建物があった。

 音楽楼の建物があった。そして、先ほど見た「知名楼」の建物の前の広場には、胸像が20体あまり---。100年あまりの大学の歴史の中で、著名な教授(老師)たちだろうか。

 大学構内を運行する、小さな緑の車がたくさん行きかっていた。構内を流れる小さな小川もあった。しばらく歩くと「理工楼群」の建物があった。1時間あまり散策したが、大学構内の3分の1くらいを見ることができた。運動会の会場となる第一運動場に着いた。

 第一運動場(スタジアム)に隣接しているサッカー場。芝生が美しい。スタジアム前の広場には、学生達がたくさん集まっていた。開会式前の練習をしているグループもある。それを見ている学生たちの間から、「ウオー!」というどよめきがあがる。外国語学部の学生が集まるテントがあった。「外国語学院大本営」と書かれている。「大本営」とは、日本人の感覚からいえば戦時中を連想するが、「本部」というくらいの意味なのだろうか。







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