ロードとクロスとメンテとブルベ。。。とスノボ

自転車のメンテナンスや改造に特化してみました。あとスノボも。

ブルベでの緊急事態 2

2014-06-15 06:48:52 | ブルベ

ここからはメカトラブルを中心に書いてみます。

ディレイラーハンガーが曲がっている場合。
ロー方向に1段づつ入れてスポークにディレイラーが当たらない場合は異音がしようがうまく変速しなかろうが絶対に元に戻そうとしないほうがいいです。
ディレイラーハンガーが折れればもはや変速は不可能だから。
もちろんスペアのハンガーを持っているならば折れるのは覚悟で修正を試してみる価値はあります。

ディレイラーハンガー折損。
スペアハンガーがあるなら交換すればいいだけですが無い場合、チェーンを切ってディレイラーをハンガーから外し、チェーンラインがニュートラルなフロントがインナーでローから4~5速ギヤで固定直結にすればピストよろしく走行することができます。

何れにせよ携帯工具にチェーン切りが無いと対応不可ですね。
チェーンのメンテナンスをシッカリと行っていても落車事故は誰にでも起こり得るのですからチェーン切りは携帯必須工具でしょう。
それとミッシングリンクやアンプルピンもですね。


スポーク破損
スポーク数が少なくテンションが高い完組みホイールのスポークは1本折れるとリムが強烈に歪みます。
振れが大きくリムブレーキに干渉するため走行不能に陥ります。
クイックを緩めて走ろうにも折れたスポークのテンションが残りのスポークにかかるため、また装備重量の関係もありバリバリと残りのスポークも折りかねません。
大抵は右倒れの落車でディレイラーがスポークを引っ掛け破損するパターンが多く、またフリー側のスポークは反フリー側のスポークに比べてテンションが高いので折れるとタチが悪いのです。
完組みホイールといえども補修用のスポークは存在します。
折れたらその場で交換してしまいましょう。
そのほうが失う時間も少なくて済みます。
ホイールバランスを取った時にウエイト代わりにスペアスポークをセロハンテープでスポークに貼り付けとけば良いです。

ここで意外な落とし穴がありまして比較的安価で使用率の高いシマノWH-6800、アルテグラホイールのスポークはチューブレス対応ということもありスポーク自体にエアシール部品が組み込まれています。
リム構造もタイヤ脱着自体にコツがありしにくいのでブルベでは避けたほうが良いかもしれませんね。
このホイールにチューブ入れて使うのならば使うシーン無関係で最初っから選ぶべきホイールでは無いと思いますよ。


インナーケーブル破断
定期的に交換していれば長距離イベント中に切れる事は無いでしょう。
特にブレーキケーブル破断は言語道断と言うべきものです。危険極まりない。
ただし、ケーブルとタイコの接続が不良で新品交換後に抜ける可能性はあり得ます。
シフト&ブレーキケーブルがハンドルに沿ってバーテープと一緒に巻いてあるタイプが主流になってますから通常ではバーテープを外さないと交換できません。
STIとアウターケーブルの接続部分をインナーケーブルが素直に通るか否かにかかってます。
破断箇所の場所と状態で方法が違いますから一概にこうだとは言えませんがコツは「1度ディレイラー側からケーブルを突っ込む」事で突破口が開けます。
ここはおいおい当ブログで紹介していきます。




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