てんてんのタイムスクープ!

~アジアの伝統文化に触れて~

中国茶~緑茶の季節~

2016-05-14 | 中医学(漢方・薬膳)/中国茶
さわやかな緑茶を味わう季節です。

今日習った中国茶を記録しておきます。

【龍井茶(緑茶)】

中国緑茶を代表する銘茶で清代には皇帝に献上されました。爽やかな味と香りは誰にでも好まれます。
浙江省の西湖の辺りが有名な産地でしたが、近年の空気汚染により産地がどんどん移動しているらしいです。

【舒城小蘭花(緑茶)】

産地は安徽省の舒城県で、北方のお茶に比べてあっさりした味です。一芯二葉~三葉で、くるんと細長くよってあります。

【安吉白茶(緑茶)】

浙江省安吉県のお茶です。
白毫の多い新芽を春に摘んで製茶します。味は甘くて爽やか。日本の緑茶に近い気がします。


【六安瓜片(緑茶)】

安徽省六安のお茶です。
出回っているものは3流品がほとんどらしいけど、今日はちゃんとしたルートの上質なものをいただくことができました。葉がやわらかいので、香りも色もはっきり出てとっても美味しかったです。
明代には皇帝に献上されていただけあります。

【黄金桂(青茶)】

安渓の黄金桂は、特に好きなお茶です。別名「透天香」と言われるほどの華やかな香りと金色の水色は唯一覚えているお茶かも。聞香杯で楽しみました