WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

四季の郷クラフトフェア

2013年04月15日 | 手づくり市

4月13、14日、和歌山市の郊外、山東(さんどう)の「四季の郷公園」であった「四季の郷クラフトフェア」に出店してきました。昨年に続き2回目。

このあたりはタケノコの産地で、毎年春に開催されるタケノコ祭のイベントの一つとしてクラフトフェアが行われるようになり、今年で4回目。

搬入日を含めて3日間。経費節減のため社中泊したのですが、搬入後1泊目の明け方がとても冷え込んで凍え死ぬかと思いました
明け方5時半過ぎ、突然車が大きく揺れ、誰かがイタズラしているのかと思いましたが地震でした!震源地は淡路島南部で和歌山の震度は4だったらしい。
後日のTV解説で日本全国の活断層分布地図が示されていましたが、なんと近畿地方にはかなりの活断層が集中しているんですね!

出店数は約100店余といったところ。やはり地元や阪神、奈良からの出店者が多いようで、京都の市でご一緒したことのある方はほとんど見かけませんでした。

メイン会場周辺の様子。すり鉢状の真ん中はステージでジャズやフォークのバンド演奏、ダンスなどいろいろな出し物が1日5組ほど。結構みんな上手でした。

右の写真は、公園内の木でさえずっていたホオジロ。よく知られた“聞きなし”は「一筆啓上仕り候」ですが、少し“和歌山なまり”なのか「一筆啓上仕るる~」と聞こえました

公園入り口に地元農産物直売所があり、期間中500円以上の買物をするとタケノコをサービスでもらえます。私は、左端の700円のを1本買って右3本!をオマケでもらいました。オマケの方が多い!?

マイブース。両隣は京都からの手描き友禅屋さんと泉佐野からの陶器屋さんでした。
売り上げは2日間で2万円ちょっと。交通、食事などの経費が1万円ほどかかってるので純益は1万円ほど。社中泊しなければ確実に赤字でしたね。

出店者どうしの話でも話題になるのは景気の悪さ。この道ウン10年の大先輩からは、「20年くらい前は「市」の商売だけで十分飯が食えたのに今は...。」「アベノミクスといったって我々に回ってくるのはいつのことやら。」「どうせ株かなんかやってる金持ちにしか金は回ってこないよ。」といった嘆きがよく聞かれました。

確かに、売るほうも買う方も、こうした市の活気の度合いは実体経済の一つの指標でもあるように思います。お客さんの懐が暖かくなり、コツコツとモノづくりに励んでいるクラフト作家さんたちが潤ってこその景気回復だという思いを強くしました。

そんな思いの中で印象に残った出店者さんや作品。

テントから商品、出店者さんの衣装までピンク一色のメルヘンの世界を作り出していました。

本物をよく研究されて作られたウェスタンサドルのミニチュア。あまりの出来栄えに値段を聞いたら、「これは売るつもりはない」とのこと。でも「そんなに気に入ってくれたんなら〇万円なら売ってもいいよ」と。〇万円でも欲しかったけど今回の売り上げではムリ。残念。

空き時間に、「タマ駅長」で有名になった貴志川線貴志駅に「タマ駅長」に会いに行ってきましたが長期休暇中とのことでした。残念。

猫型駅舎にタマ駅長の写真に囲まれた時刻表。
“タマ駅長の由来”の由来についてはこちら。

地方行商の楽しみの一つが観光。近くに穴場的な温泉がないかと探したら、隣の紀ノ川市にありました!
「龍門山温泉」。 
私の古い安モンのナビでは検索しても出てきません。人づてに聞きながらなんとかたどり着きました。

経営不振で一時は閉鎖に追い込まれたものの、根強いファンの要望で土日のみ再開しているのだとか。平日でなくてよかった。運よく入浴することができました。泉質は塩泉で確かにしょっぱかったです。特にどうという特徴はないのですが、平日はやってないし、ま、穴場といえば穴場。
ただし、予約すれば平日でも5万円で一日「貸切」できるそうです(人数制限なし、カラオケ付、飲食持込可)。


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