浪漫亭随想録「SPレコードの60年」

主に20世紀前半に活躍した演奏家の名演等を掘り起こし、現代に伝える

マルツィの弾くバッハ 

2008年01月21日 | 提琴弾き
大寒の今日は、一日曇天が続き、僕の心も曇ってゐる。このやうな日には、感情を動かす音楽は危険を伴うので、宗教的な曲かバッハを聴くのがいい。バッハの提琴演奏を探してゐると、手は自然とマルツィの方に向かふ。

マルツィのバッハはEMI盤で一度聴いたが、Coup d'Archet盤で聴くと、また違ったマルツィが聴こえてくる。

ソナタの第1番とパルティータの第3番が入ったCD盤だ。ソナタとパルティータでは残響の長さが随分と異なり、聴き手を戸惑わせる。できることなら、同じ会場で同じ条件で録音してもらいたかったものである。

パルティータの演奏は、残響があり音はよく伸びるのだが、なにかピシッとこないのは何故だらう。高価な割りにはいまひとつのCDジャケットを眺めながら、明日、締切りの原稿を書くイメージづくりをしてゐる。タイトルが「マルツィのバッハに関する考察」だったら7分で出来上がるのだが。

音楽之○社から出てゐる某月刊誌の今月号に載せた文章を読んだ。『またもやくだらない駄文を書いてしまった』と反省してゐる。反省はするが、やはり締切りが明日に迫ってきても書けない。何故だらう。

盤は、英國Coup d'Archetがバイエルン放送協会提供の音源をCD化したCD COUP CD007。

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