浪漫亭随想録「SPレコードの60年」

主に20世紀前半に活躍した演奏家の名演等を掘り起こし、現代に伝える

スポルディングとドホナーニによるブラームス

2008年01月31日 | 提琴弾き
久しぶりに自宅の仕事場に戻って、原稿を書く傍ら音楽を聴いてゐる。いや、本当は音楽を聴き、ブログを書く傍ら仕事をしてゐるふりをしてゐる。今宵は、スポルディングのブラームスの奏鳴曲を取り上げた。興味はスポルディングに半分、4分の3はドホナーニの洋琴、残りの5分の4は人権屋の面々に向けられた。

スポルディングの提琴とドホナーニの洋琴によるブラームスの奏鳴曲第3番の演奏は、かなりのきわものかも知れない。しかしこの二人は、ロマンティシズムを前面に押し出した濃厚な感情的表現と対位法の隠れた動きを際立たせて聴かせたりする。

スポルディングは60歳を超えてもなお勢力溢れる演奏を聴かせてくれる。技術的には衰えが見えるものの、あちらの方はかなりのもので、月とすっぽんの中間くらいだ。

ところで、話は170度変わるが、感情任せにものを言ふ輩は人権屋に多い。昨日もそのやうな人々と会ったが、人権でおまん○を食ってゐる人は、どうしてこうも熱っぽく自慢話ができるのだらう。他人の話は聴こうとしない。世の中に、これほどおめでたい人々は居ない。それなのに当人たちは全く気付いてゐない。それに比べ僕などは立派なものだ。人権屋よりも自慢すること甚だしく、しかもそのことを自覚してゐるから立派なものだ。

スポルディングも自己主張が強い。なんの悪気もなくブラームスをデフォルメする。けれども僕は、この演奏は嫌いではない。むしろこの2人でなければ聴けない貴重な演奏の記録だと思って大切にしてゐる。

盤は、国内WingによるSP復刻CD WCD32。

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