浪漫亭随想録「SPレコードの60年」

主に20世紀前半に活躍した演奏家の名演等を掘り起こし、現代に伝える

シャルル・ミュンシュ指揮チェコフィルハーモニーのオネゲル2番

2006年08月30日 | 指揮者
1942年、ナチの占領下にあったフランス、オネゲルはその苦悩をこの交響曲に描いたという。もの悲しいヴィオラのシンプルなメロディーが繰り返し奏されると、不協和音の連続と激しい第1主題によって怒りの表情に変わる。今の僕は、この曲を受け入れるに十分すぎるくらい陰鬱な気分だ。 . . . 本文を読む