本の魂web

中学生のための読書通信。おもしろい本を紹介中。

『盲導犬クイールの一生』  作者 石黒謙吾  写真 秋元良平   発行 文芸春秋   価格1500円

2005-06-30 21:12:45 | Weblog
 1998年、12歳で亡くなった、ラブラドール・レトリーバーの盲導犬クイール。
 一昨年にはNHKでドラマに、昨年は映画が公開されたので、名前をきいたことがあるかもしれません。そのクイールの一生を、優しいモノクロ写真と暖かい文で綴った写真集のような本です。
 目の不自由な方が安全に生活するための手助けをする犬・盲導犬。この盲導犬には3人の親がいます。「生ませの親」「育ての親(パピーウォーカー)」「しつけの親(訓練士)」。その大切な役割を担った人々が、一匹の子犬クイールにいかに愛情を注ぎ、しつけ、教え育てていったか。その過程が写真と共に紹介されています。そして、クイールは人に道を教えるだけではなく、使用者の心も支える素晴らしいパートナーになっていきます。
 「盲導犬は、ただ道を教えてくれるだけと思っていましたが、でも違いました。いっしょにいるだけで気持ちを明るくしてくれる。友だちなんですね。」という使用者の方の言葉でクイールの存在の大きさがよくわかります。
 使用者の方が病気で亡くなった後、クイールはデモンストレーション犬となります。クイールは育ての親の仁井さん夫妻の元に引き取られます。この仁井さん夫妻とのふれあいにも心うたれます。
 ペットの役割が現代人にとってますます重要度を増している昨今、盲導犬だけでなく介助犬やセラピードッグなど、人間に役に立つという目的をもって生きる犬たちはたくさんいます。その裏には犬たちを助けるボランティアの人々が多数存在しています。この本でそんな人々の寡黙な努力についても知ってほしいと思います。

★読書記録をつけよう★

2005-06-29 13:52:04 | Weblog
 先日、朝読書で読んだ本を記録するカードを配付しました。朝読書は全校で実施していて記録カードも学校全体に配られました。さて、皆さんは読んだ本をシートに記録していますか。読んだ本はきちんと記録しておいた方がいいと思います。
 私は「読書手帳」というものをずっとつけています。つけはじめたのは1982年なのでもう23年になります。読みおわった日、タイトル、著者、出版社、価格、ページ数を記録しています。以前は感想なども書こうと思ったこともあったのですが、面倒くさくて手帳を書くことをやめたくなったので感想を書くのはやめました。
 読んだ本をすべて手元に置いておくことができれば手帳をつける必要もあまりないのですが、図書館で借りたり、読んだあと古本屋に売ったりした本の場合は、後で調べ物をしたり、読み直したくなったときに何という本か正確に分からないと再び手にすることができません。そのために必要なことを記録してあるのです。
 また、読書そのものの励みにもなります。今年は何冊本を読もうとか、先月はあまり読めなかったとか、目標を立てたり、反省をしたりすることができます。また、あとで見返して、本の内容を思い出したりするのも楽しいものです。皆さんも本の題名だけでも記録しておくことをお勧めします。

★本をたくさん読むひけつ★

2005-06-28 09:34:28 | Weblog
 私は本をたくさん読んでいます。この10年間、平均して1日1冊の本を読んでいます。というと本を読むスピードが速いのだろうと思う人がいるかもしれませんが、1冊読み終わるのに2時間程度の時間はかかります。1冊を15分で読むという速読術をマスターしてはいません。
 私が本をたくさん読めているのは、2つの秘訣があるのです。
 1つ目は、「本を必ず持ち歩く」ということです。通勤バッグには必ず2冊の本を入れています。出かけるときにも読みかけの本を必ず持っていきます。日常生活の中では、いろいろな待ち時間や電車に乗っている時間があります。一回一回は短い時間ですが、まとまるとかなりの時間になります。その間にけっこうたくさんのページが読めてしまいます。先日は踏切での待ち時間中に50ページも本が読めてしまいました。出掛けている間に1冊読み切ることもあるので、2冊持ち歩くようにしています。
 2つ目は、「テレビを見ない」ということです。私は、平日には朝晩のニュースの他にはほとんどテレビを見ません。毎週決まって見ている番組は日曜日の「義経」だけです。別にテレビが嫌いなわけではありません。見ると面白い番組もたくさんあるでしょう。しかし、テレビというものはつけっぱなしにしているとダラダラと長時間見てしまいがちです。時間のムダです。そこで、どうしても見たい番組だけ選んで見ているようにしていました。そうしたら、平日にみる番組が自然になくなってしまったのです。 
 今では一家がテレビをほとんど見なくなってしまいました。夕食の後は、皆で本を読んだり、音楽を聴いたりしています。子どもは8時過ぎには寝てしまいます。その後も、私は読書をして過ごして、11時頃には寝ています。テレビを見ないと時間的に余裕ができます。誰にとっても時間は1日に24時間しかありません。テレビをダラダラみているのは、その貴重な時間をムダ遣いしていることになります。時間を有効につかいましょう。

★学級で人気があった本(第1期)★ 

2005-06-27 08:05:17 | Weblog
4月当初から学級に本を置いてあります。その中のどういった種類の本が人気があるのかを調べるために、先日読んだ本のアンケートを取りました。今回はその結果を発表したいと思います。
 下の表がその結果です。表の人数がクラスで読んだ人の数です。
 1番は『ヒロシです。』と『トリビアの泉』でした。その次は『最驚ガッツ伝説』になりました。昨年のアンケートでも同様でしたが、テレビで人気がある人や番組の本はよく読まれています。また、これらの本は字が大きく1ページの文字数が少なくて短時間でさっと読めるのも共通していましす。
 そして、驚いたのは『@ベイビーメール』『8.1』『Aコース』『リアル鬼ごっこ』など山田悠介さんの本が軒並み上位に入っていることです。クラスの3分の1ほどの人がもう読んでいますし、まだまだ読み続けられているようです。
 『リアル鬼ごっこ』も『@ベイビーメール』もテレビや映画になっているわけではありませんし、挿絵もほとんど無い小さな字の本です。内容の面白さでこれほど人気があるのがすごいと思います。
 私は読書通で本については詳しいと思っていたのですが、山田悠介さんについてはぜんぜん知りませんでした。前回の読書のリクエストで『8.1』を書いてもらって初めて知りました。学級の本の第1期の最大の収穫だと思っています。山田悠介さんの本は『パズル』『あそこの席』『親指さがし』の3冊を新たに追加しました。中でも『親指さがし』は怨霊の出てくる正統派のホラー小説でけっこう怖い話です。
 他にはディズニーのファンの人と星新一さんのファンの人がけっこういることもわかりました。こちらの人たちにも第2期新しい本を多数入れましたので読んでみて下さい。
★本の人気ランキング★
人数 タイトル
⑯ ヒロシです。
⑯ トリビアの泉1・6・7
⑭ 最驚ガッツ伝説1・2
⑫ ディズニートリビア
⑪ @ベイビーメール
⑩ コミック版プロジェクトX東京タワー
⑩ 8.1
⑩ Aコース
⑨ リアル鬼ごっこ
8 おはなしちびまる子ちゃん1・2
7 いま、会いに行きます
⑦ へんないきもの
⑥ コミック版プロジェクトXホンダ・マン島
⑥ コミック版プロジェクトX YS11
⑥ 悪魔のいる天国
⑥ 着信アリ1・2
6 アンビリバボー・恐怖体験1・2
⑥ クリームシチューのあなたはどっち
⑤ ボッコちゃん
⑤ ネガティブハッピーチェンソーエッジ
5 ホーンテッドマンション
⑤ 下弦の月
⑤ 特命リサーチ200X
4 ワンピース・ねじまき島の冒険
4 デルトラクエスト1~8
4 金田一少年の事件簿謎ときファイル1・2
④ グッドラック
4 3年B組金八先生第7シリーズ
4 あのころ(さくらももこ)
3 日本の歴史1~20+別巻2
3 こちら葛飾区亀有公園前派出所1・2
③ 池袋ウエストゲートパーク1~5
3 どうぶつ奇想天外
3 そういうふうにできている
3 伝説の打線
2 ワンピース
2 鋼の錬金術師1・2
② 十二国記・月の影影の海上下
② 十二国記・風の海迷宮の岸上下
② 十二国記・東の海神西の蒼海
② ようこそ地球さん
② 怪盗クイーンはサーカスがお好き
2 怪盗クイーンと魔窟王の対決
2 シャーロックホームズブナ林
② 殺意の時間割
② 女のシゴト道
① 魔法使いハウルと火の悪魔
◎ 学校を出よう1~6
 丸がついている本は私(たかさん)が読んでいる本です。よく本箱の本は全部読んでいるのかと聞かれますが、そんなことはありません。

『リロアンドスティッチ』  作者 キキ・ソープ    発行 偕成社   価格 700円

2005-06-25 06:08:18 | Weblog
 最近、青くて口と耳が大きい謎の生き物付きのシャーペンやペンケースを持っている人がいます。ディズニー映画のキャラクターのスティッチだそうです。見たところそんなにかわいくないのに、人気があるのが不思議です。先日『リロアンドスティッチ』がWOWOWで放送されたので観てみました。
 あの青い生き物スティッチは、宇宙人の科学者が遺伝子実験でつくられたものでした。銀河連邦から追放されるところを逃げだし、地球のハワイに不時着しました。そしてリロという女の子のペットとしていっしょに住むことになります。
 あらすじはまあどうでもいいとして、このスティッチという奴はディズニーの主人公としては極め付きの悪い奴です。破壊本能しかプログラムされていないという最強の兵器なのです。ですから、いろいろな物を壊してまわります。
 そんなスティッチにやさしい気持ちが芽生えてきたのは、リロの優しさからでした。リロはスティッチを家族として接します。ハワイ語で家族を「オハナ」といいます。「オハナはずっとそばにいる」というリロの思いがスティッチを変えていきます。
 このアニメ映画のテーマはこの「オハナ=家族」の絆というものです。ディズニーというとミッキーやプーさんなどのキャラクターがメインのような気がしますが、本来は映画プロダクションであり、映画そのものもかなり感動的なものです。それはストーリーに核となるテーマがあるからです。
 さて、学級の本箱に今回、この『リロアンドスティッチ』の小説本を入れました。子ども向けの本ですが、元の映画を忠実に小説にしています。リロとスティッチがどんな話なのか知りたい人は読んでみて下さい。

★ブックカバーのおしゃれ★

2005-06-24 11:38:39 | Weblog
 一般の書店で本を買うと本に紙のカバーをかけてくれます。表紙の汚れや破損の防止、読んでいる本をないしょにするためのものです。
 書店にとってはブックカバーは貴重なPR場所です。本屋の顔といってもいいくらいです。ですから、それぞれの書店ごとにデザインを工夫しています。ラインを組み合わせたシンプルなものが多いですが、本にまつわる物や字を組み合わせたシックでおしゃれなものやカラフルなカバーをしてくれる書店もあります。
 私は一部から「秋葉系」とか言われていますが、中身はともかくファッションはダサダサの「秋葉系」といっしょにしてもらいたくはありません。おしゃれに敏感なナイスミドルなのです。
 おしゃれな私としては、常日頃に持ち歩いている本もばっちり決めたいものです。ですから本のブックカバーには気を使っています。本屋さんの紙のブックカバーをつけていることもありますが、別なカバーに付け替えて読んでいることがほとんどです。
 大きなサイズの本は茶色の革製のブックカバーの1種類しか持っていません。しかし、文庫本サイズと新書本サイズのものは十数枚持っていてその日の気分や本の内容他TPOに合わせて変えています。今、気に入っているのは、和服の柄になっている和風柄の文庫のブックカバーです。ここ数年、和服が趣味で休みのお出かけのときに着ていて、和風の柄がけっこう好きになったからです。
 さて、最後に書いておきますが、いずれ皆さんとはお別れしなければなりません。私が転勤しなくても再来年の春に皆さんは中学校を卒業するからです。そのときに私にお別れの寄せ書きなどをしてくれるのならば、ぜひブックカバーにみんなの寄せ書きをして下さい。私が好きな本に、好きな皆さんからのメーセージをつけて読みたいと思います。読書の伝道者としてがんばってきた記念の楯として大事にしたいと思います。

『池袋ウエストゲートパーク』

2005-06-23 08:11:19 | Weblog
 『池袋ウエストゲートパーク』略してIWGPは、池袋を舞台にした小説です。数年前に長瀬智也主演でドラマ化されました。このタイトルは池袋西口公園、あの東京芸術劇場の前の丸い噴水のある公園のことです。
 主人公の真島マコトは普段、池袋西一番街にある果物屋の店番をしています。しかし、自分のチームの女の子が殺害された事件で池袋連続絞殺魔ストラングラーを捕まえたことがきっかけで、池袋の街のトラブルシューターをしています。そして、「組長の娘誘拐事件」「ドラッグの売人摘発」「サンシャイン通り内戦」などの事件を解決していきます。基本的には探偵小説です。
 この小説の魅力はまず、主人公のマコトです。マコトは池袋の街をブラブラしている少年ですが、とてもクールでタフで自分のスタイルを持っている少年です。こういうキャラクターをハードボイルドといいますが、このIWGPはまぎれもないハードボイルド小説です。
 また、脇役も光っています。マコトの中学校の同級生でヤクザのサル、同じく同級生で引きこもりの和範、電波マニアのラジオ、池袋のチームを束ねるタカシなどみな一癖も二癖もあるヤツぞろい。彼らが作品ごとにマコトを助けて大活躍します。
 そして、この作品の特色として言っておきたいことは、その舞台が池袋だということです。同じ東京の繁華街でも新宿や渋谷が舞台の小説はこれまでたくさんあります。しかし、池袋が舞台になっている作品はほとんどありませんでした。この作品には池袋の他にも要町、千川、江古田などとても身近な場所が出てきます。特に第2巻の「水のなかの目」では、千早が出てきます。それどころか千早にある中学校が重要なシーンの舞台になっています。ぜひ読んでみて下さい。

★本の魂のホームページ★

2005-06-22 08:10:55 | Weblog
 今年も4月から読書通信「本の道」を発行しています。面白い本の紹介や読書について私が思っていることなどを書いています。
 この通信を書くにあたっては、紹介する本の探索と読書を含めるとかなりの時間と手間がかかっています。それなのにこの通信を配付しているのは四十数枚しかありません。
 せっかく書いたものなので多くの人に見てもらいたいという気持ちも出てきました。
 そこで、読書通信のWeb版として「本の魂のホームページ」というものを作り、インターネットで公開することにしました。
 メインとなるコンテンツはこの「本の道」です。みなさんはすでに読んでいるものですが、これを掲示します。また、まだ掲示していませんが、昨年度発行していた
読書通信「本の魂」(これがHPタイトルの元になっています。)もUPする予定です。
 また、本の掲示板も作りましたので、皆さんからの本についての書き込みも大歓迎です。読んで面白かった本についてどんどん書いてください。書き込むときは仮名=ハンドルネームで構いません。
 この他には、ゲームデザイナーとして以前つくっていたホームページも合体させています。私がつくったゲームや書いた雑誌の記事なども読むことができます。
 また、全然関心がないとは思いますが、私の日記と私の奥さんのコーナーもあります。
 気が向いたら見にきて下さい。
本の魂HP=http://members.goo.ne.jp/home/tensinrousi

『@ベイビーメール』  作者 山田悠介   発行 文芸社   価格 1000円 

2005-06-21 07:35:04 | Weblog
 今、私の周りはちょっとした山田悠介さんブームです。先週、読書通信で紹介した本の『8.1』と『リアル鬼ごっこ』が大評判で、順番待ちの状態になっています。
 さて、今回は人気の山田悠介さんの別の本『@ベイビーメール』を紹介します。

 差し出し人不明のメールが携帯電話に届く。題名は「ベイビーメール」。
それには「私は幸せな人間が許せない。私は幸せな家庭が許せない。子供を欲しいと思っている人間は……もっと許せない。だから私はこう決めた。そんなに子供が欲しいのなら私の子供を育てさせてあげる。私の赤ちゃん早く外に出たいみたい。」と書いてあった。
さらに、携帯電話からは赤ん坊の泣き声が聞こえ、液晶画面が割れてしまう。
 この「ベイビーメール」が届いた女は突然妊娠し、4週間後に死んでしまうのだ。
 このメールを受け取ってしまった愛する人を救うため、雅斗は親友の慎也と共にこのメールの謎を探っていく。その先には一人の女がいた。

 という話です。はっきりいって怖いです。私はこの本を夜遅くに読んでいて悪寒が走りました。横に奥さんがいたから読み切ることができましたが、一人だったら途中で読むのをやめてしまったことでしょう。ですから怖がりの方には勧めません。
 死のメールがテーマのホラーはいくつもあります。メールというものは身近でたいへん便利なものです。しかし、知らない所から突然送られてくるメールには何かえたいの知れない不気味さがあります。そのような身近で不気味なものだからこそ、この小説は一層怖いのかもしれません。
 この夏、『8・1』と『@ベイビーメール』『あそこの席』が映画化されるそうです。

★本を読んでいてよかったこと★

2005-06-20 13:36:11 | Weblog
 私の一番の趣味は読書です。とにかくたくさんの本を読んでいます。毎年365冊以上の本を読みます。また、読んでいる本のジャンルはいろいろです。仕事上必要な理科の本や教育の本も読みます。その他に仕事とは直接関係がない本、たとえば小説、歴史の本、社会や経済の本など面白そうな本は手当たりしだいに読んでいます。
 若いころからそうやっていろいろなジャンルの本をたくさん読んできた結果、良かったことがいろいろありました。
 以前、私はゲームデザイナーとして歴史のゲームをいくつかつくりました。歴史のゲームを作るためには、ゲームの知識ももちろん必要ですが、大量の歴史の知識も必要です。
私は理科が専門なので、大学で歴史を習ったわけではありません。私の歴史の知識はこれまでに読んできたたくさんの歴史の本から得たものです。また、『歴史読本』という歴史の雑誌に記事を書いたこともありますが、その記事も過去の読書から得た知識が元になっています。
 本を読むと読んだ分だけいろいろな知識が得られます。その知識は、役に立たないように見えて、頭の中にたまっていくと将来に大きな力になるものです。特に何か新しいものを作り上げる、クリエイティブな仕事をしていくためには必要不可欠なものです。
 ゲームデザイナーも小説家も映画の監督も、若いころは本をたくさん読んでいたと言っている人が多いです。ゲームデザイナーになりたいならゲームをやるより本を読めという人もいるほどです。新しいゲームをつくるには今あるゲームをただ遊んでいるだけではダメなのです。それよりも、本をたくさん読んで頭の中に知識をたっぷり蓄え、その知識をいろいろと結び付けることで新しいゲームのアイディアを作りだすことができます。
 頭の中がからっぽでは、新しいものを作り出すことなどできません。若い時期に貪欲に本を読み、アイディアの元になるものをたくさん蓄えて下さい。