煩悩の人

結局、昨夜23：10の猛烈な食欲の結果がどうなったのかというと
ラーメン屋さんと焼肉屋さんは、顔を背けるようにして早足で通り過ぎ
コンビニになだれ込んで、お弁当コーナーへ向かうと
土曜日の深夜のせいか、お弁当の数が品薄で
特に食べたかった、「塩かルビ弁当」は売り切れで
申し訳なさそうに、ひとつだけ残っていた「焼きカルビ弁当」は
明らかにお肉がショボくて、残念なくらい残り物感満載。
そこで、それまでぎらぎらと燃えていた私の食欲は急激に冷めたのでした。

でも、食欲と「あれが食べたい」という思いは別らしく
昨日から、塩かルビが食べたくて仕方がありません。
仕事先の近くに、ランチメニューのある焼肉屋さんがあるので
明日から、あっち側の通りは鬼門です。
いや、独りで屋肉食べたって良いんだけどさ。
この情熱をなんとかしないと、ランチの量じゃ収まらなくて
単品追加オーダーとかしちゃいそうだもの。
で、焼肉を食べたら、次はアイスでしょ。

いかん、煩悩が止まらない。

困ったぞー

今日は、ミロンガの前に小腹を埋める時間の余裕がなくて
空腹のままレッスンとミロンガに参加してしまったので
23:10現在、物凄くお腹が空いています。

ラーメンと半炒飯か、焼き肉に茶碗ライス付きが食べられそうな勢いです。
コンビニの塩かルビ弁当とプリンでもいい。

このまま駅に着いたら、大変なことになりそうです。

ああ、お腹空いたー。

隙間

さっちゃんは、毎週金曜日はピアノのレッスンに通っています。
いつもはヘルパーさんに付き添いをお願いしているのですが
今日はたまたま、私が付き添いをしました。

さっちゃんが、「Hearttさん」の送迎車で、待ち合わせの場所に送られてくるのは16:45
でも、レッスンは18:30からと、時間にかなり余裕があるので
ピアノの先生のおうちから歩いて15分ほどの場所にあるケンタッキーで
私たちは、優雅にジャスミンティーなんぞを飲みながら、お茶休憩をしました。

お店を出る前に、テーブルやトイレに忘れ物がないかを確認して
私たちは、18:20に先生のおうちに到着しました。

そして、18:30にレッスンをしようとしたら...。

......えっ？

なんと、楽譜が無いっ！！！

さっちゃんのバッグの中を、何度も確認したのですが、やはり、楽譜はありません。

先ほど立ち寄ったケンタッキーは、お店を出る前に、忘れ物が無いか確認したので
多分、楽譜が見つかる可能性は低いだろうと思いながらも
一応、念のために電話をして探してらいましたが
やっはり、楽譜は見付かりません。

「Heartさん」に忘れた可能性もあるので、「Heartさん」にも電話をして
楽譜を探してくれるようにお願いをしました。

さっちゃんは落ち込むし、レッスンは出来ないし
困ったことになったぞと、先生と私が話していたら
さっちゃんが、ふいにレッスンのお部屋を出て、廊下の方へ歩いていきました。
楽譜を探す様な動きを見せたので、先生が何気なく、本当に何気なく
廊下に面したトイレのドアを開けると...。

先生は、一瞬驚いた顔になり、その直後に爆笑しました。

そこに、あったのです。
楽譜が。
トイレの床のマットの上に、まるで当たり前のように置いてある楽譜。

さっちゃんが隠したことは、明らかです。

うまく隠したのはいいけれど、先生と私がなかなか見付けられずにいるものだから
私たちの反応（驚く表情）を見たかったさっちゃんは、業を煮やしたのでしょう。
おそらく、「この辺にありますよ」と、ヒントを与えるつもりで廊下に出たのだと思います。

でも、その間、落ち込んで困っている演技も手を抜きません。

なんだかもう、あっぱれ！と、言うしかありません。

けれど、さっちゃんは、いつの間に、トイレの中に楽譜を隠したのでしょうか。
さっちゃんは、先生のおうちに到着してから、１度もトイレに入っていません。
一体どうやって...と、思ったら
、先生が
「もしかして、あそこから？」
と、トイレのドアの下の方を指差しました。

そこには、僅か２㎝くらいの隙間がありました。
さっちゃんの楽譜が通り抜けるには、充分な隙間です。

その隙間は、先生の自宅でありながら、先生が普段全く気にしていなかった
先生の家を訪れる生徒さんたちは、気付きもしないような隙間です。

「してやられた！」

まさに、そんな気分です。

こうして、無事にピアノのレッスンを終えたさっちゃんと私は
一緒にケンタッキーに行って、無事に楽譜が見付かったことを報告し
お手数をお掛けしてしまってすみませんと、「ごめんなさい」をしてきたのでした。

食べてばっかりだ

ガパオライス。

タイ風鶏そぼろご飯ですね。
本来は、結構スパイシーなソースやら鷹の爪やらを使うのですが
こちらは、日本人の口に合わせた、控え目な味付けになっていました。

横にあるどびんは、ホタテ出汁のスープが入っていまして
スープ無しで食べるもよし、スープをかけてお茶漬け風に食べるもよし。だ、そうです。

私は、半分はスープなしで、残り半分はスープをかけていただきました。
どちらも、それぞれに美味しかったです。

とびきり美味しい訳ではありませんが、たまに食べたくなりそうな...
そう、それこそ、お茶漬けのようなご飯でした。

次に食べるメニューも決めてきた

仕事先の近くにある小さなビルの地下に
いつの間にかオープンしていた、ランチのお店。

気になってはいたのですが、なんとなく行きそびれていて
でも、いつまでも行きそびれていても埒が明かないので
今日、思い切って、入ってみました。

店内は、さほど広くなく、４人掛けのテーブル席がふたつと
２人掛けのテーブル席がふたつ。
そして、カウンターに４席ほど。

壁際には手作り雑貨のコーナーが置いてあったりして
どちらかというと、女性向けのお店という雰囲気。
実際、テーブル席は全て女性で埋まっていました。

私は、カウンターの一番端の席に腰をおろすと、メニューを手に取りました。
メニューには、日替わりプレートや、ドリアや焼きカレー、また焼きナポリタンなどの
美味しそうなメニューが写真付きで載っています。

そして本日、私がオーダーしたのは、日替わりプレート￥680

チーズチキンカツ（ヘルシーなむね肉を使っていました）
塩昆布と枝豆入りポテトサラダ（マヨネーズ感があまりなくて、おからみたいでした）
大根の柚子香味漬け
大根のひき肉あんかけ
塩麹豆腐
黒豆
チキンと春雨のサラダ（こちらもむね肉使用）
お味噌汁のワカメは、乾燥ワカメや塩ワカメなどではなく
生のワカメを茹でたものを使っていたので
香りと食感がすごく良かったです。

味は全体的に薄味で、私には丁度良かったです。

折角なので、食後のデザート（￥200）も追加オーダー。

若干小さめですが、日替わりプレートを平らげたあとには、程よい大きさです。

お店の人も、無駄に話しかけず、かといって愛想が悪いわけでもなく
なかなか居心地のよい、素敵なお店でした。