吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

なんだかんだと、やっぱり食べる

2013-03-22 23:21:10 | インポート
さっちゃんがお世話になっている介護事業所が
来月から、生活介護事業所を開設することになりました。
そこは、現在さっちゃんが通っている施設よりも
さっちゃんが、もう少し、ゆったりと過ごせるような場所なので
私は、現在通所している施設をへ通うのをやめさせて
新しい施設へ通わせるつもりでいました。

今の施設は、知的な障がいが軽い子も重い子もいる多機能型の施設で
でも、一部の職員さんが、どうして知的に重い子に対しての理解が薄く
(と、いうよりも、知的障がいへの理解が低い、又は、関心が無い)
例えば、利用者の子供が人を叩いたり、つねったりする他害行動や
髪毟りやあご打ちなどの自傷行為を起こしても
その行動の原因を探ろうとしたり、どのように対応をしようかと考えるのではなく
連絡ノートに『こういうことをして困ります』と書いて親を落ち込ませたり
その子の行動を否定したり、叱ったりと、逆効果なことばかりするものだから
子供は一向に安定しないという場面に、何度も出くわしてしまったので
流石の私も、精神的にかなり弱ってしまったことがありました。

折角きちんとした支援をしようとする職員さんがいても
他の職員さんとの考えがまとまらず、反発し合うようでは
子供が混乱するのは当たり前です。

なので、さっちゃんを当たらし生活介護事業所へ移そうと
つい最近まで、本気で思っていたのですが
私がマークしていた職員さんが、去年の秋に異動になり
もう1人が、先々月の末に突然辞めてしまい
その後に入った女性の職員さんが、とても良い方なものだから
さっちゃんがすっかりなついてしまい
他害行動や自傷行為は劇的に減り、表情も一時の様な険しいものではなくなり
毎日笑顔満開で、口数も増え、おしゃべりちゃんになりました。
つまり、施設を辞めなければならない理由が、無くなってしまったのです。

そこで、私は考えました。

春は、どの施設も、新しい子が入ることでざわついた感じになり
さっちゃんもそうですが、子供たちも落ち着かなくなることが多いし
何しろ、なんだかんだと、6年も過ごしてきた施設なので
親の勝手な思いで、さっちゃんから今の生活を変えてしまうのは
もしかしたら、間違っているのではないだろうか。

そして、私が出した結論は
今の施設と、新しい生活介護事業を、かけもちさせるということでした。
そうすると、今までの生活のリズムが、ほんの少し変わってしまうので
もし、そのことで、さっちゃんが崩れるようなことがあれば
その時に、またどうするべきか考えれば良い。

そして私は、今週の水曜日に、さっちゃんが現在通っている施設へ行って
サービス管理責任者兼調理担当のAさんに、その考えを伝え
新しい生活介護事業所の職員さんたちとも、今後の話をしようという「建前」で
社長のSちゃん、ヘルパーのEさん、事業所のサービス管理責任者のMさん
そしてさっちゃん、旦那さま、私の6人で、クリリン店長さんのお店に集まり
みんなでご飯を食べることにしました。

昨夜も、がっつき気味に食べてしまったため、画像はほとんどありませんが
(多分)大根の皮のきんぴらと、大根と胡瓜の蕎麦味噌和え
クリリン店長さんが、私の熱い要望に応えて作って下さった、胡麻豆腐
お造りは、大トロとカンパチとイカ、その他(忘れました)
白菜とほうれん草のお浸し(お出汁の利いたタレが美味しい!)
そして、胡麻豆腐の天ぷらのあんかけ
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お鍋は、これも私のリクエストによる、とうじ鍋
きのこと鶏肉がたっぷりと入った鍋をはふはふと頂き
〆に、蕎麦を投じていただく。
とうじ鍋は、お蕎麦をお鍋に茹がかなければならないので
うかうかしていると、直ぐにのびたり切れたりしてしまうため
よそ見が許されない、慌しいお鍋なのですが、楽しくて美味しいのです。

お料理の全てを完食し、あちこちで「お腹いっぱい!」という声がしていましたが
私のお腹には、まだ少し余裕があったので、もりそばを頼もうとしたら
なんと、さっちゃん以外の他の参加者たちが、私の後に続いて
同じく、「もりそば」を注文し、更に、蕎麦屋のまかない飯まで注文したので
私たちのお腹は、ますます大変なことになってしまったのでした。

あ、大事なお話は、勿論きちんと進めましたよ。