天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

今年最後の定例法座

2010-12-21 17:22:28 | 天真寺
毎月二十日はお寺の日。
午前11:00~写経教室。そして、午後1:30より天真寺定例法座が無事につとまりました。
一年を締めくくる法座の講師は天真寺法中です。

まずは、一人目は静香。


二人目は坊守。


三人目は龍哉。
そして、最後は住職です。


終了後には、一年間を通して法座に皆勤・精勤をされた方々の表彰式。


今年は、毎年秋の彼岸会法要にいらっしゃってくださっていた映画監督・松林宗恵先生の生涯を描かれた「まことしやかにさりげなく」(仏教伝道教会出版)の書籍を贈呈致しました。

そして、最後は忘年会です。
楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。


下の写真は「干し柿」です。
Kさんが天真寺になっていた渋柿を、自宅にて40日間干して、熟した干し柿を持ってきて下さいました。


俳句に、渋柿の 渋がそのまま 甘みかな とあります。
美味しい干し柿ができるには、渋の強い柿の皮をむき、涼しい風の通るところに下げておくと、太陽の光に照らされると。その渋が徐々に徐々に甘みに転じていく。「渋柿の渋がそのまま甘みかな」です。
親鸞聖人の「転」の世界を表しています。。

みんなでおいしく頂きました。

(龍)