むかしユダヤの人々は、救い主のお生まれを何百年も待っていました。
東の国では3人の博士たちが不思議な星を見つけました。
3人は、その不思議な星の導かれ旅に出ました。
ある日、マリアさまのもとに天使が現れ、救い主のお母さんになってくださいと告げられました。
天使はヨゼフのもとにも現れ、マリアさまを助けるようにと命じられました。
そのころローマの皇帝は、自分の領土の人々に自分の生まれ故郷に戻り
登録をせよとの命令を出しました。
人々はそれぞれ自分の町に登録するために出かけていきました。
マリアさまとヨゼフさまも、故郷の町ベトレヘムに向かいました。
ところが、旅の途中、宿屋はどこも満員で泊るところがありません。
でも1軒の宿屋が馬小屋で良ければどうぞと泊めてくれました。
そこでマリアさまは元気な男の子を産みました。夜空に不思議な星が輝きました。
そのころ羊飼いたちが羊の番をしていました。
そこに天使が現れ、救い主の誕生を告げ知らせました。
羊飼いたちは喜んで救い主を拝みに出かけました。
不思議な星に導かれた3人の博士たちもイエスさまを拝みにやってきました。
こうしてイエスさまがお生まれになった馬小屋は喜びにあふれました。
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コロナ感染予防のため、今年の聖劇は今までと大きく変わりました。
ステージの上でみんなで歌うことをやめ
ナレーターのお友だちがホールでマスクをつけたまま歌ったり
ステージ裏にいるときはマスクを着け、ステージに出るときだけマスクを外したり。
ステージの裏は結構あわただしくしていました。
でも、お客様にはそのあわただしさを見せることなく、落ち着いて演技をすることができていました。
1家族1人しか来ていただくことは出来ませんでしたが、たくさんの応援や拍手をありがとうございました。
早くコロナが収まり、安心して過ごせる日が来ますように。