畑の土手に、今年もひっそりとどくだみの花が咲きました。
毒を溜める、抑制する意で名づけられたといわれる植物ですが、
漢方では解毒剤として用いられます。
ご近所に住んでいた遠藤さんのお姉さんが毎年、
土用の頃に摘んだどくだみが一番、身体に効くのよ、
って、届けてくださっていました。
確かに、土用のころには白い花が咲きますし、
高血圧、動脈硬化の予防には必ず花のあるものを選んで採りましょうね、
って、書いてある民間療法の本もありますものね。
「蝦夷梅雨」という言葉が定着しつつあるくらい、
北海道の夏は変化しています。
身体を健康に保つ為には、サプリメントよりも、
こういった昔からの「智慧」が一番なのでしょうね。