港の岸壁や砂地の堤防なら、チョイ投げのおっちゃんにあいさつすればすぐ始められます。堤防に座ってのんびりできるし、根掛りはないし、アタリが分かって楽しいし、うちではせがれがチビなので柔らかいイカの方が喜ばれるし・・・「ビュッ、ビュッ」ができない負け惜しみではあり・・・ま・・・す。(^^;
なにはともあれ、今年もまたエギングのシーズン。メッキもやりますが、ちょっとだけおいしい獲物に浮気してしまいますね。(^^)
メッキフィッシングは、ポイントロードによって多くのポイントを「ラン&ガン」して行くのが結果を出すための有効手段であり、また醍醐味でもあります。その日の状況を整理して、「どんなポイントを意識してどのように攻めるか」の事前戦略を立てることが重要になります。当然、狙い通りになることの方が少なく、現場に行ってから軌道修正することになるのですが、その時もベースになる基本戦略があってこそ軌道修正がしやすくなると考えます。
そこで、釣果情報もなく地図頼りで初めてロードすることを想定した「事前戦略作りのイメトレ会議」をやってみたいと思います。(^^) 正解などありません。しかし、誰でも「自分ならこう狙う」と言う考え方は持っているはずですし、また他人の組み立て方などなかなか聞く機会がありません。是非ギブ&テイクのつもりで参加してみてください。(^^;
イメトレNo.1
<ハイシーズン編>
①メッキのハイシーズンとも言える10月中旬の釣行です。
②釣行日は満月の大潮です。
③釣行日は土曜日、釣行時間は07:00~17:00
④釣行日の前週は快晴続きで海も穏やかだった。当日も天候は崩れそうにない。
⑤直近の釣果情報はないが、エリア情報としては「例年並」
⑥半島の外海側に小さな漁港が連続するエリアをロード。(西伊豆をイメージしてください)
こんな条件で初めてのエリアに出かけることを想定して、どんな点を意識してどんなポイントを狙っていくか?をご意見いただきたいと思います。条件設定にないことは、勝手にイメージを膨らませて良いことにしましょう。(^^;
前回は、組み合わせやローテーション用のトゥイッチパターンから脱線してしまいましたので、少々軌道修正します。(^^;
⑧トゥイッチ&ポーズ
メッキはルアーの早い動きに良く反応しますが、早い動きばかりを続けているとあっと言う間にスレてしまいます。なんとなくイメージしていることですが、「スローで釣れるものならスローに釣った方がポイントを潰さない」ように思えます。
このトゥイッチパターンは、メッキの群れが濃くて、後から後からメッキが沸いてくるような時に有効だと考えています。(そんなことはめったにありませんが・・・)1秒間に1回くらいのリズムで、ラインスラッグを出しながら「パチン、ポーズ、パチン、ポーズ・・・」と繰り返します。パチンとトゥイッチを入れるたびに、メッキがあたふたと動いてだんだん活性が上がっていく訳ですが、一度に群れ全ての活性を上げてしまわずに、ほんの数匹だけをバイトに足りる活性に上げてやろうと言う企画です。(^^; 活性が上がらなかった連中は、次回のキャストにとっておくと言うわけです。(^^;
本当にそんなに上手く行っているのかどうか分りませんが、私はスローで釣ればポイントの長持ち効果があると信じています。過去に、立ち位置を変えないで、一つの群れから27匹釣ったことがありますが、(どんな群れだったんだ?・・・と言う別の問題もありますが・・・(^^;)その時も、トゥイッチ&ポーズを多用して意識してスローな釣りをした記憶があります。
このトゥイッチそのものは何も難しくはありませんが、これをやる時はジャストサスペンドのミノーをおすすめします。フローティングのミノーを使うと、浮き上がる動きに反応して群れの活性が上がってしまうような気がします。ジャストサスペンドのルアーでピタッと止めて、わざとメッキにルアーを見せてしまうイメージです。群れの中の1匹だけがバイトしてくれればいいのですから。(^^)
*これをやるために、タックルケースの中に必ずジャストサスペンドのルアーを入れてあります。フレッシュウォーターでセッティングしている「サスペンド」は、ソルトウォーターでは浮き上がってしまいます。このトゥイッチのためだけなら多少アクションを犠牲にしてフックサイズを上げても大丈夫です。
・・・また次回。(^^)
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通常組み合わせやローテーションに使うトゥイッチの種類としては、そろそろネタが尽きてきましたが、もう少しがんばってみます。(^^;
⑦メタルジグの「逆水切りリトリーブ」
これは、トゥイッチのパターンとは言えませんが、カテゴリー:メッキとの出会い>ジグ名人の中に出てくる名人技を再現するために自分で工夫してみたものです。(^^; 10g前後のメタルジグを付けて、パターン④のブルブルトゥイッチをしながらパターン②のノースラッグトゥイッチをスローでやります。メタルジグのウエイトや浮力に合わせてスピード調節が必要となりますが、スピードとタイミングさえ合えば、メタルジグが約50cm刻みに水面に頭だけを出しながら(まるで小石の水切りを裏返したように)水面直下を走ってきます。本来、名人はトゥイッチの力加減とタイミングだけでこれをやってたようですが、とても私にはマネができないため、多少トゥイッチに力が入ってもメタルジグが水面から飛び出さないようにブルブルを入れてルアースピードをセーブしていることになります。比較的上手くできるのはファントムⅡ等の浮力のあるメタルジグだと思います。こんなバカなことを考えている割には未だにマスターしておりませんが、このメタルジグの逆水切りアクションがメッキに恐ろしく効くことは間違えありません。興味のある方は是非トライアルしてみてください。(^^)
ちょとずれましたが、次回は軌道修正します。(^^;
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やっぱり、言葉では上手く伝わっていないみたいですが、やりかけた事なので最後まで続けます。(^^;
⑥食ってくれ~トゥイッチ(その場トゥイッチ)
数日前に野地さんのHPでも話題になりましたが、野地さんのチョコマカトゥイッチと同じです。メッキは足元まで激しくチェイスしてくることがありますが、目がいいからか、8の字なんかをやるとアングラーの動きを見てあっという間に逃げて行ってしまいます。でも、最後まで追ってきたヤツはやっぱり取りたい。・・・そこで、この「食ってくれ~トゥイッチ」が効果を発揮するわけです。(^^)
これは、ルアーにほんの少しの負荷をかけて、ルアーを泳がさずに反対側を向かせるテクです。ほとんどルアーが進まないまま右左右左・・・とアクションさせることになります。これならラインの残りが少なくなっても、足元でメッキの気を引くアクションを続ける事ができます。(^^)
ルアーにほんの少しの負荷をかけるには、ラインスラッグを利用します。ラインスラッグが取れる直前にロッドを戻してやると、ラインの自重分くらいの負荷がルアーにかかる事になります。メッキに使用する5cmほどのルアーなら、ちょうど向きを変えるくらいの負荷になります。その場で首を振るイメージですね。(^^) また伝わりにくいことをしますと、「ト・ト・ト・ト・ト・・・・」トが小さいイメージです。(^^;
ただし、このトゥイッチをやるには「リズム感」が必要です。正確に同じリズムで同じ力でトゥイッチできて初めて「食ってくれ~」となるはずです。
・・・実は、私はこれが苦手です。リズム感が乏しくてマスターできません。(^^;
・・・また次回。(^^)
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