昨日の天候は残念でした。
昨日テストしようと思っていた、コーシング用のモーターの改造点
まろパパさんの報告を元に、紹介します。
改造のポイントは、従来より課題であった、冷却系の全面的な見直しです。
もともとはロノパパさんが、素敵な水冷の仕組みを作ってくれて、
これが去年の各レースでは、大きな威力を発揮してくれましたが
コースを複雑にすると、それでもオーバーヒート状態になっていました。
そこで、ボートのモーターのメンテナンスを専門に行っている、
まろパパさんの友人の方に、全面的な見直しを依頼し、以下のような結果となりました。
■全体の概観
主要な改造点は以下のとおりです。
① 冷却水用のパイプを今までのビニールから、熱伝導効率の良い銅管にした。
同時に冷却水用ポンプも、12V電源で稼動するものを手当てした。
② 銅管とモーター本体の間に、ヒートシンクを入れ、冷却効率を向上した。
③ モーター本体末端に、冷却用の穴を開け、空気の通りを良くした。
※これは、モーター本体末端を覆っていたカバーをはずしたら空いていたとの事
そのまま冷却用の空気穴として利用することにした。
④ 電源周りの配線の取り廻しを見直した。
※これは冷却パイプを銅管にしたため、電源系のショートを防ぐための処置
⑤ 冷却用ファン(扇風機)の取り付け
■新たに設けられた、冷却口
換気が良くなり、冷却効率が上がりそう。
但し、このままではごみを吸い込むので、網を張る必要があるだろう。
■冷却用のファン(扇風機)
「むむっ!」という感じ。
ECOの時代。あるものを流用しています。
これで、14日の試運転で廻してみて、問題が無ければもう一台にも
同じ仕掛けをしたいと思います。
試運転が楽しみです。