いつの間にか、街中にキンモクセイの香りが漂う季節になってきました。
今日はとても爽やかな天気で、テニーも朝の散歩チャリ引きで快調に走りました。
さてCLCC第3回目の大会も2週間後に迫りました。
爽やかな秋の気候の下で、犬も人もタップリ楽しみたいものですね。
ここで、愛する犬たちの足を保護するために、テーピングの大切さを
改めて説明しておきましょう。
■4本の足にきちんとテーピングして
Photo by ラテパパ
CLCCのレースは、ループ式による曲線レースを行い、直線巻き取り式のレースは基本的に行いません。
その場合、犬はストリングに沿って走っていくので、ストリングに足を接触させる危険が伴います。
ストリングは高速で引くために、かなり強いテンションをかけていますので、それに接触すると
場合によっては、足を怪我する可能性があります。特に短毛種のサイトハウンドはその危険が多くあります。
そこで、上の写真のように、全ての足にきちんとテーピングを施し、足を保護する必要があります。
注)但しCLCCは、犬たちの安全に十分注意して運営していますので
延べ7年間に亘る大会において、大きな怪我した犬は1頭も居ません。
では、テーピングのやり方を説明していきましょう。
■テープ(バンテージ)を入手するには
先ずテープですが、ウィペット以上の中型・大型犬は10cm幅の馬用のバンテージが使い易いです。
以下のサイトから購入できます。
ジャパンギャロップインポーター(有) → バンテージ
またイタグレなどの小型犬は、5cm幅のバンテージが使い易いです。
以下のサイトから購入できます。
TAKASE MED
尚、これらのテープは会の当日、会場受付で購入することも出来ます。
但し、会場での購入の場合は、送料・手数料などの関係から、上記オンラインショップ
での購入より、高くなることをご了承ください。
■前足、巻き始めは肘関節の下辺りから。
テーピングの要領は、足に包帯を巻くのと同じで、上から下へと巻いていきます。
巻き始めるときに、上の写真のように、テープを斜めに巻きます。
ひと巻きすると、端の部分が三角形に上にはみ出すので(上の写真の左端上部)、これを下側に折り、
この上にもうひと巻きします。
■はみ出した左端上部を下に折り、その上にもうひと巻きする。
ここは、シッカリと巻いてください。こうすることで、下にズリ落ちるのを防げます。
■あとは一気に手首まで巻きおろします。
■手首の部分は緩く巻く
手首の部分は緩く巻いてください。ここをきつく巻くと、指先抹消部分が「うっ血」し、酷い場合は紫色に
変色します。こうしたタイプのテープは粘着性を持っているので、巻き初めをシッカリと巻けば、
ズリ落ちてくることは有りません。
■前足の完成
テーピングはこれぐらいの長さを持って十分に巻いてください。
最後にテープを巻いた部分を、手のひらで包み込むように、軽く圧迫してやると、テープが良く粘着します。
■後ろ足。巻き始めは矢張り膝関節の下辺りから。
巻き始めの処理は、前足と同じ。
ここから下へ巻き下ろすのですが、後ろ足を巻くときは、緩く巻いてください。
ここの後部には腓骨という柔らかく細い骨があるので、強く締めると、犬が走れないばかりか
この腓骨を痛めてしまうことがあります。
■関節部分の処理
ここの部分を巻くときは、テープをひとひねりして、関節後部を露出するように巻き下ろします。
こうすることで、関節部分の動きを良くして、犬を走りやすくしてあげます。
■後ろ足の完成
後ろ足も、このように十分な長さをとって巻いてください。
■実際のレースは、こんな感じ
では、皆さん愛犬の安全を十分に配慮して 今シーズンも楽しみましょう。
今日はとても爽やかな天気で、テニーも朝の散歩チャリ引きで快調に走りました。
さてCLCC第3回目の大会も2週間後に迫りました。
爽やかな秋の気候の下で、犬も人もタップリ楽しみたいものですね。
ここで、愛する犬たちの足を保護するために、テーピングの大切さを
改めて説明しておきましょう。
■4本の足にきちんとテーピングして
Photo by ラテパパ
CLCCのレースは、ループ式による曲線レースを行い、直線巻き取り式のレースは基本的に行いません。
その場合、犬はストリングに沿って走っていくので、ストリングに足を接触させる危険が伴います。
ストリングは高速で引くために、かなり強いテンションをかけていますので、それに接触すると
場合によっては、足を怪我する可能性があります。特に短毛種のサイトハウンドはその危険が多くあります。
そこで、上の写真のように、全ての足にきちんとテーピングを施し、足を保護する必要があります。
注)但しCLCCは、犬たちの安全に十分注意して運営していますので
延べ7年間に亘る大会において、大きな怪我した犬は1頭も居ません。
では、テーピングのやり方を説明していきましょう。
■テープ(バンテージ)を入手するには
先ずテープですが、ウィペット以上の中型・大型犬は10cm幅の馬用のバンテージが使い易いです。
以下のサイトから購入できます。
ジャパンギャロップインポーター(有) → バンテージ
またイタグレなどの小型犬は、5cm幅のバンテージが使い易いです。
以下のサイトから購入できます。
TAKASE MED
尚、これらのテープは会の当日、会場受付で購入することも出来ます。
但し、会場での購入の場合は、送料・手数料などの関係から、上記オンラインショップ
での購入より、高くなることをご了承ください。
■前足、巻き始めは肘関節の下辺りから。
テーピングの要領は、足に包帯を巻くのと同じで、上から下へと巻いていきます。
巻き始めるときに、上の写真のように、テープを斜めに巻きます。
ひと巻きすると、端の部分が三角形に上にはみ出すので(上の写真の左端上部)、これを下側に折り、
この上にもうひと巻きします。
■はみ出した左端上部を下に折り、その上にもうひと巻きする。
ここは、シッカリと巻いてください。こうすることで、下にズリ落ちるのを防げます。
■あとは一気に手首まで巻きおろします。
■手首の部分は緩く巻く
手首の部分は緩く巻いてください。ここをきつく巻くと、指先抹消部分が「うっ血」し、酷い場合は紫色に
変色します。こうしたタイプのテープは粘着性を持っているので、巻き初めをシッカリと巻けば、
ズリ落ちてくることは有りません。
■前足の完成
テーピングはこれぐらいの長さを持って十分に巻いてください。
最後にテープを巻いた部分を、手のひらで包み込むように、軽く圧迫してやると、テープが良く粘着します。
■後ろ足。巻き始めは矢張り膝関節の下辺りから。
巻き始めの処理は、前足と同じ。
ここから下へ巻き下ろすのですが、後ろ足を巻くときは、緩く巻いてください。
ここの後部には腓骨という柔らかく細い骨があるので、強く締めると、犬が走れないばかりか
この腓骨を痛めてしまうことがあります。
■関節部分の処理
ここの部分を巻くときは、テープをひとひねりして、関節後部を露出するように巻き下ろします。
こうすることで、関節部分の動きを良くして、犬を走りやすくしてあげます。
■後ろ足の完成
後ろ足も、このように十分な長さをとって巻いてください。
■実際のレースは、こんな感じ
では、皆さん愛犬の安全を十分に配慮して 今シーズンも楽しみましょう。
ロッキーは テーピングすると さも怪我をしたような気分になるらしく 一切受け付けませんでした(´;ω;`)ブワッ
ところで テーピングですが
巻き始めは 下から上に行くほうがいいと思うんですが・・
病院で ヴェトラップを巻くときは 下から巻き始めてました。
確か馬のテーピングも 下から巻いて行ってたような。。。。
間違っていたら ゴメンナサイ┏○ ペコーリ
今年最後のコーシング 無事終わりますように・・
貴重なアドバイスありがとうございます。
私、中学~高校の6年間、保険委員というのをやっており
そのなかで包帯の巻き方も教わったのですが、下から
上に巻くと、外側が常に上に来るのでズリ落ちやすい、
だから上から下に巻き下ろすのだと記憶していたのですが。
念のためネットで検索してみると、確かに下から上に
巻き上げると出ていました。
私の記憶違いかも知れないので、確認してみます。